営業経験者が副業でキャリアアップするための考え方とは？～転職エージェントが解説～

みなさん、こんにちは。転職イロハ運営のタカです。

営業経験者のキャリア面談の中で「キャリアアップに繋がる副業ってどのようなもの？」「営業職の副業に強いサイト教えてほしい」「営業職で副業をするメリットやデメリットがあれば教えてほしい」と相談される機会が多くなってきました。

背景は、在宅ワーク推進、副業解禁によりキャリアに繋がる副業をして仕事人生をさらに充実させたいと考える方が増えてきているようです。

そんなお悩みを解決すべく「営業経験者が副業でキャリアアップするための考え方や求人サイト」をご紹介させて頂きます。

結論は、「営業代行、営業企画などの副業を選び知見やスキルを増やしていく事」で営業職としてのキャリアアップに繋がっていきます。

当記事では、おすすめの副業サイト、営業職で副業する際のメリット・デメリットについても書いておりますので、副業を検討しているけどまだ始めていない方は最後まで読んでみてください。

1.営業経験者はどのような副業をするとキャリアアップに繋がるのか？

本業のキャリアアップに繋げる副業の考え方としては「本業で不足している知識、スキルを補う」事にあります。

例えば本業では有形商材（住宅、家電等）の営業経験しかない方が副業で無形商材（WEBサービス等）の営業代行を行う事で新たな知識を取得し、本業の営業経験に活かす事もできます。

1.1営業代行の副業は何があるのか？

①商談代行

商談代行は売上が報酬の〇％と高額の副業が多くございます。

現職では扱わない商材をお勧めいたしますが、悩まれた方はWEBサービス（Saas系の月額課金モデル）の商談経験を持つことでサービス理解も深まり、営業職としての市場価値向上に繋がります。

②テレアポ代行

商談代行と比較すると難易度が低く 、報酬も「荷電数×〇円」または「時給＋アポ獲得インセンティブ」である事が多いです。

アポイント獲得は全ての企業活動において重要な機能ですが最近は外部委託業者への依頼が進んでいます。

そのような中でアポイント獲得スキルが高いと本業における営業マンとして重宝されるようになります。

1.2営業企画職の副業は何があるのか？

①営業計画立案

営業経験者の方は「1件の契約獲得のために、5件の商談、100件の電話」など営業計画を見た事のある方が多いかと思います。

基本的には「売上計画÷平均単価＝必要契約件数」から契約件数獲得に必要なKPI（行動計画）を年間、月間、週間、日次に落とし込んでシステムやExcelなどで管理されています。

営業経験のある方で計画立案の経験が無い方は副業で計画立案に携わる事で本業でも自信を持ってチャレンジする事ができるようになります。

副業で営業計画立案の依頼をする会社は比較的小規模な会社が多いので、営業職経験者であればある程度イメージがつく事が多くございます。

②営業トレーニング

少し上級者向けになりますが、テレアポ、商談などのトレーニング代行の副業もあります。

テレアポ未経験者向けのマニュアル作成や導入研修実施などの内容です。営業としての実績が必要であるため、誰でもできる仕事ではありませんが、起業に繋がりやすい副業であると言えます。

2.営業代行、営業企画系に強い副業サイトとは？

現在、副業求人サイトは100サイト以上ありますが、営業職に特化した副業サイトをご紹介致します。登録自体は1分ほどで完了しますので、まずは登録して求人内容を確認してみましょう。

2.1 カクトク

公式サイト

営業フリーランス・副業の案件に強みのある副業求人サイトです。

平均報酬月額 約35万円と質の高い求人が揃っています。

営業職の副業初心者にはおすすめのサイトです。

2.2 サイドビズ

公式サイト

営業代行の副業、代理店募集情報、フルコミ案件に強みを持つ求人サイトです。

自由な働き方ができる求人が多いため、報酬面、時間調整の面で少しでも不安のある方にはおすすめです。

2.3 ウルマップ

公式サイト

約1700社の登録がある営業系の副業求人サイトです。

会員限定の福利厚生サービスとして「法人携帯の付与」「フィットネスジム利用応援」「オーダースーツの割引購入」など営業活動の支援を受けられます。

2.4 プロの副業

公式サイト

副業求人サイトであり、エージェントによるマッチング支援もありますので、「どのように本業のキャリアに繋げていくのか」といった視点でアドバイスを受ける事も可能です。

交渉はプロに任せて副業を用いたキャリアアップに集中したい方にはおすすめです。

2.5 lotsful

公式サイト

営業企画系の副業求人が豊富にあります。

キャリアアップしたい個人とベンチャー企業を専任のタレントプランナーがスキルプロデュースしながら繋いでくれますので安心して案件獲得する事ができます。

3.営業職の副業で知っておくべきメリット、デメリットとは？

3.1 営業職副業のメリット

①転職せずに新たなスキルを得られる

営業職経験者の方で「別の商材に携わりたい」「同じ営業でも違う会社の営業を経験してみたい」といった方は今までは転職をするしかありませんでした。

転職をしてしまうと現職で培ってきた実績や評価がリセットになり、人間関係も一から構築しなければならず、リスクの高い選択肢になってしまいます。

副業であればリスクゼロで営業としての経験の幅を広げる事が可能です。

②収入減が増えて、自己投資に繋げられる

キャリアアップを目的にする副業でも報酬は支払われます。時給換算すると2,000～5,000円である事が多いため、得た報酬を書籍購入など本業で不足している知見を補う投資にあてる事ができます。

本業以外で副収入を得られると気持ち的にも投資しやすくなる方が多いようです。

3.2営業職副業のデメリット

①本業との時間調整が難しい

仮にフレックス制度で在宅勤務の方だとしても本業の仕事以外の時間帯で副業を開始される際には時間調整で苦労されているケースが多いです。

週2日で朝9時～11時など固定して、小さく始めていく事をおすすめいたします。

②結果が出るまでに時間がかかる

「未経験」の商材、営業手法を行う事が多いため、副業としての結果が出るまで1カ月ほどかかります。成功報酬が含まれている場合は、焦りやもどかしさを感じる方もいるかもしれませんが、継続する中で結果はついてきますので諦めず続けていきましょう。

副業に関する法制度として厚生労働省では平成30年1月に副業・兼業に関するガイドラインを作成しました。

労働者の遵守事項の「許可なく他の会社等の業務に従事しないこと。」という規定を削除し、副業・兼業を促進する内容に更新されており、日本企業の中でも副業推進企業は益々増えてくるでしょう。

副業人口が増えてくると案件獲得も大変になりますので、副業をする時間がある方は積極的に取り組み、本業のキャリアアップにも繋げていきましょう。

参照リンク：https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000192188.html

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