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みなさんこんにちは。転職イロハ運営のタカです。
エンジニアを中心に様々な職種でフリーランス、副業の活発化が進んできましたね。
人事職の副業については増えているの? と聞かれることが増えてきたので人事職のフリーランス、副業について解説していきたいと思います。
本記事では「人事系のフリー&副業サイト」「実際のフリー&副業事例」「フリー&副業に適合しやすい人事業務」の3点について触れております。
結論から申し上げますと、正社員⇒フリーランスの事例は事例としては少なく、副業のスモールスタートから開始して本業+副業で報酬アップ、スキルアップに繋げている方が多いです。
実績を出すことで副業としての継続依頼内容が増えている方もいらっしゃいますのでまずは副業から開始する事をおすすめ致します。
本記事を最後までお読み頂く事で「人事系の副業への理解」を深め、気軽に開始して頂けると考えております。
それでは本題に入っていきましょう。
転職サイトと同じように副業サイトも数多くあります。特に2018年頃からエンジニアの副業を扱う求人サイトが増え、2019年頃から人事系に特化した求人サイトも増えてきました。2021年6月時点でおすすめできる人事系副業サイトをご紹介致します。
公式サイト
「プロ・リクルーター」を略してプロリクとした事がサービス名の由来です。
個の力をもっと自由にしたい、という想いの元で2018年から人事業務に特化した副業プラットフォームを運営しています。
採用上流設計からダイレクトリクルーティングの運用、採用広報、リファラル採用設計、ミートアップ開催支援といった、主体的・能動的な採用活動業務を主とした外部人事案件が豊富に揃っています。
公式サイト
人事・採用領域のパラレルワーカーが多数登録しているフリーランス、副業サイトです。
週1日~、1日30分~で採用・面接、採用広報などのお仕事が揃っています。
公式サイト
「女性」「人事」に強みを持つフリーランス、副業プラットフォームです。
登録者の9割は女性で、女性役員の転職エージェント運営も行っているため、女性特有のお悩みを解決してくれます。
公式サイト
エンジニア向け副業サービスで実績のある「ITプロパートナーズ」が運営する人事向け副業サービス。
ITプロパートナーズで既に実績を出している3,000社から出てくる人事系副業案件を含め高い精度でマッチングが期待できます。
公式サイト
人事業務10年以上の経験を持つ女性が立ち上げた、人事経験者に特化した副業プラットフォームです。「人事で組織を元気にする」をミッションにサービス開始しています。
チャットでの相談も出来るので気軽に相談したい方にはおすすめです。
公式サイト
人事を中心とした副業全般のエージェントです。
未経験でも試すところから人事系の副業を開始して、人事へ転職したケースもあるようです。エージェントですので副業に関する相談をしたい方にはおすすめです。
正社員で人事職に携わっている方が実際にフリーランスや、副業を開始した事例をご紹介致します。50名以上へのヒアリングで分かったポイントは「役割の明確化」「価格設定」「スケジュール管理」の3点に重きを置いて開始している事でした。
では、具体的事例を見て行きましょう。
【Aさんの事例】33歳、男性、売上50億円企業の採用責任者(人事歴5年)、副業経験1年
① 副業を始めた背景は?
名前を聞くと知っている方が多いベンチャー企業の採用責任者をされております。
人事職の前は営業職に携わっており、営業職と採用業務に親和性を感じて現職へ転職されました。
現職では採用責任者として大きな不満は無いのですが、「報酬を上げたい」との願望があり、副業を開始致しました。
② 求人サイトの使い方は?
CORNERを中心に5社へ登録されました。
副業求人は競争相手も多く、最初の頃はマッチングがうまくいかなかったようです。
サイトによっては応募時にメッセージ送信できるものがあるので「求人記載の求める要件」にフォーカスしたメッセージを送るようにしたところサイト登録から2週間でマッチング成立されました。
③ どんな役割?金額設定は?
採用業務のオペレーション支援になります。
具体的には週8時間(曜日指定無し)、指定の転職サイト、指定の送信対象に対してスカウト業務を行う事です。金額は月額16万円(週8時間稼働×4週間)ですので時給5,000円ほどの業務内容になります。
ご本人としては「時給換算で考えると現職よりも高く継続していける金額設定」との事です。
④ 本業とのスケジュール管理は?
本業がフレックスタイム制(11:00-16:00がコアタイム)のため週に2日 17時頃から4時間ずつ業務対応をされているようです。
週次で業務報告の義務はないようですが、Aさんは「副業でもコミュニケーションは大切なので都度業務報告をして、気付いた点や改善点を共有している」との事でした。
【Bさんの事例】38歳、女性、3社で採用、研修、人事企画業務経験(人事歴12年)、フリーランス経験1年
① フリー転身の背景は?
子育て(お子様4歳)をライフワークの中心に置き、10:00-15:00の時間帯のみビジネスと関わりたかった事が背景のようです。前職ではBさんに合う時短制度、在宅制度が無く、正社員としての継続ではなくフリーランス転身を決意されたようです。
② 求人サイトの使い方は?
5社以上の副業サイトと人事専門の転職サイトに登録し、フリーランス又は副業案件を探されました。副業案件を2社掛け持ちで開始され、業務要件の交渉が可能な1社に絞ってフリーランス転身されたとの事です。
③ どんな役割?金額設定は?
人事業務全般のサポートとして、採用~研修~人事企画まで携わっています。業務上の発言権や責任範囲は正社員の方と同等の状況でお仕事をされております。
金額設定は週5日×5時間=25時間(月100時間)で約40万円です。正社員と違って賞与などはないですが、ご本人としては満足した働き方、報酬との事です。
人事業務と言っても大きく分類すると「採用業務」「研修業務」「企画業務」「労務業務」がありますが、フリー転身、副業開始と相性の良い業務あるのでしょうか。
まず副業との相性では「採用業務」が最も相性が良いです。事例Aさんのように「〇〇時間で▲▲をやってね」と発注企業からしても役割を明確化しやすいからです。
人事業務を広く経験されている方は「採用業務」にフォーカスして副業探しされる事をおすすめします。
そして、フリーランスとの相性では「採用業務」「研修業務」「企画業務」の相性が良いです。「採用業務」については採用担当者を採用するよりもフリーランスの方へ発注した方が稼働までの時間軸が短くて済む事、「研修業務」「企画業務」については研修コンサル会社や人事系コンサルファームへ既に外部発注しているケースも多く、発注先を変更する事でマッチングが成立するためです。法人への発注では融通が利かない割にコストが高くなるケースも多く、細かく連携できるフリーランスの方が重宝されるケースも多くございます。
下記記事では人事職専門の転職サイト、エージェントや人事系を含めたコンサルファームについての解説もしておりますので是非お読みください。
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