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「難易度高い」と評判のキャップジェミニの年収とは?~転職すべき人を専門家が解説~

筆者プロフィール
こがたかし(転職エージェント代表)
33歳で8社目(7回転職)の「プロ転職家」です。
東証一部上場の人材紹介会社で経営企画、事業企画、現場責任者と転職支援事業を幅広く経験しています。
延べ700名以上の転職支援、総面談回数2500回以上を経験し、あらゆる業界&職種の転職支援に携わっています。
MBA(ビジネススクール)にて「採用選考プロセスと離職の関係」をテーマに定量研究を行っており「ミスマッチの無い転職」のアドバイスに定評があります。
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みなさん、こんにちは。転職イロハ運営のタカです。

 

「難易度が高い」と噂されているコンサルティングファームであるキャップジェミニ株式会社について、

「サービス領域は?」

「タイトル別の年収レンジはどれくらい?」

「実際の働き方は激務か?」

「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い?それとも悪い?」

「募集要件には学歴が必須になっている?」

といったご相談を頂くことがあります。

当記事をお読み頂く事で

・キャップジェミニの会社概要

・キャップジェミニの仕事イメージ

・キャップジェミニの募集要件、選考内容

・キャップジェミニの年収

・キャップジェミニの評判

・キャップジェミニの学歴基準

 についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。

 

特に、欧州№1コンサルファームのナレッジを活用しながら日本オフィスの成長フェーズを経験したい方にとっては相性の良い企業です。

また、同社は外資系を中心とした金融業界、製造業界に対するDXの仕掛け人として強い存在感を誇っています。

コンサル希望者の方は合わせて下記記事も読んでみてください。





それではキャップジェミニの合格方法を解説していきます。

※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。

 

1.キャップジェミニってどんな会社?

■会社特徴

キャップジェミニは1967年に設立され、従業員数20万人以上、50ヵ国近くにビジネスを展開する、世界有数のコンサルティング、テクノロジー&アウトソーシングサービス提供企業です。

日本法人では、製造、金融業を中心として様々な業界に向けて、コンサルティング・Tソリューション・ITサポートサービスを行っています。

クライアントの業績向上、競争力強化支援とともにグローバル人材育成に関するトレーニング環境も充実しています。


1.1 キャップジェミニ概要

 <企業名>

キャップジェミニ株式会社

 

<代表者>

殿村 真一氏

※東京大学経済学部卒業。スタンフォード大学経営大学院修了(MBA)。

ヘッドストロングジャパンの代表取締役社長を経てキャップジェミニへ参画。

 

<事業開始日>

2012年※日本法人(グローバル:1967年設立)

 

<所在地>

・虎ノ門オフィス

〒105-6322

東京都港区虎ノ門1丁目23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー 22階

 

・御成門オフィス

〒105-0004

東京都港区新橋6丁目1-11 DAIWA御成門ビル 3階

 

<従業員数>

・グローバル 約270,000人(2020年)

・日本オフィス 約400人 (2020年)

 

<事業内容>

経営・ITコンサルティングサービス、

アプリケーションサービス、

テクノロジーとエンジニアリングサービス

およびその他マネージドサービス

<対象業種>

・金融

銀行・証券

保険

その他

・製造・サービス

自動車

医療機器

ハイテク/産業機器

消費財

その他

 

2.キャップジェミニの組織はどうなっている?

コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。

2.1 総合系or専門系?

総合系ファームとして全ての業界に対して全てのサービスを提供しています。

ただ、主要領域として「金融業界」「製造、サービス業界」へのコンサルティングに力を入れています。

サービス領域としても「テクノロジー」に力を入れた経営支援を行っております。

 

<主なサービス事例>

・グローバル展開計画策定支援

・グローバル企業デジタルトランスフォーメーション支援

・グローバル企業デジタルアーキテクチャー策定

・SAP導入支援 、S/4 HANA導入評価サービス

 

2.2 業界×サービスの組織区分は?

業界軸、サービス軸の2軸で組織が分かれています。

 

<組織区分>

・金融業界組織(業界軸)

・製造業界組織(業界軸)

・デジタルサービス(サービス軸)

3.キャップジェミニの年収はどれくらい?

キャップジェミニの年収は大手ファームと同等の水準と考えておくと良さそうです。

 

3.1 タイトル別年収イメージ

コンサルタント・・・600~900万円

シニアコンサルタント・・・800~1100万円

マネージャー・・・1000~1400万円

シニアマネージャー・・・1500~1900万円

ディレクター・・・2000万円~

4.キャップジェミニと他ファームとの違いは?

面接では「なぜキャップジェミニに興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。

特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。

 

主な特徴としては、

①欧州№1グローバルコンサルファームのリソースを活用できる

②日本オフィスは拡大成長フェーズであり経験を積むチャンスが多い

③実力主義で大手ファームよりも短期間で昇格、昇給ができる

等があります。

5.キャップジェミニの募集要項は?

コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。

 

5.1 募集要項詳細

 大手ファームと比較すると採用要件は緩い印象です。

コンサル経験が1年以上あれば基本的に合格ライン、コンサル未経験でも事業会社における企画業務経験やSierなどのコンサルに準ずる経験などがあれば合格ラインとなります。

 

具体的な募集要項として、

・コンサル経験者採用の場合は、

同業他社での職務経験または準ずる経験のある方

 

・未経験者の場合は、

事業会社にて企画系の業務経験をお持ちの方。(但し35歳までは企画経験無しでも可)

親和性が高い経験は「製造業における生産管理、購買管理、物流経験」「経営企画・新規事業経験」「Sier、事業会社IT部門のシステム開発、PM経験」などのようです。

 また、業界経験では「金融」「製造」領域、サービス経験では「SAPを始めとしたIT、デジタル」領域の経験があると優遇されます。

5.2 学歴基準詳細

採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。

学歴には自信が無いけどコンサルファームの立上げ経験を積みたい方にとってはチャンスと言えます。

但し、20代前半などの若い方についてはMARCH以上の合格者数が多いです。

※欧州グローバル№1のコンサルティングファームグループのため「英語力」は求められます。


6.キャップジェミニの選考プロセスはどうなっている?

対面、WEBにて実施されています。

 

6.1 適性検査、ケース有無

基本的に、適性検査、ケース面接はありません。

ただ、面接官によっては口頭でのディスカッション(ケース面接に近い問答)を行う事もありますので

基本的なケース面接対策する事をおすすめします。

※英語での自己紹介を実施するケースがあります。

 

6.2 選考プロセス

通常は書類選考後→面接2回を目安に選考が行われます。

一次:現場(マネジャークラス+人事)、最終:ディレクタークラス のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。

 

7.キャップジェミニの面接で聞かれることは?

 キャップジェミニで聞かれる質問について押さえておきましょう。

特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。

 

①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介

②各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)

③コンサルファームへの志望動機

④キャップジェミニへの志望動機(間接的にキャップジェミニへの理解を確認されます)

⑤5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。

⑥キャップジェミニの強み、弱みは何だと理解されているか。

8.キャップジェミニへの志望動機の伝え方は?

コンサルファームの中でもどうしてキャップジェミニなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。

※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。

 

改めてキャップジェミニの特徴を表現すると

「欧州№1コンサルファームの日本オフィスである」

「外資系を中心とした金融業界、製造業界に強い」

「実力主義で短期間で昇格、昇給が実現できる事」

「日本法人は拡大成長フェーズでチャンスが多い」

などになります。

 

志望動機を参考になるように表現すると、

①金融、製造業界に対してデジタル変革支援に取り組みたい

② 戦略企画・立案のみではなく実行フェーズまで関わり顧客の課題解決をしたい

③拡大成長フェーズの日本法人にて組織づくりに関わりたい 

などの内容であればキャップジェミニが求めている人材像にも合ってくるでしょう。

9.キャップジェミニは激務なのか?

働き方は各個人の考え方を優先しているようです。

ただ、多くの社員が遅くとも20時を目安には業務終了していますのでコンサルファームの中では働きやすい環境と言えます。

所属組織によっても異なりますので、気になる方は面接時に確認する事をおすすめします。

 

10.キャップジェミニの評判は?

キャップジェミニは「年収」「経験」「労働時間」のバランスが良く評判の良い会社です。

特に

「外資カルチャー企業でスキルを磨きたい」

「金融、製造業界のコンサルスキルを深堀りしたい」

「未経験のコンサル領域経験を積みたい」

などの志向性を持つ方には特に評判が良いです。

11.キャップジェミニは人気のある会社なのか?

大手ファーム比較で知名度は高く有りませんが人気があります。

特に、

「グローバルでポジショニングを持ってビジネスをしていきたい」

「外資カルチャーにて語学力を活かしながらスキルを磨きたい」

と考えている方にとっては相性が良いです。

 

12.キャップジェミニからの転職先は?

キャップジェミニはグローバルに強いコンサルファームですので

①大手コンサルティングファーム

②大手グローバル企業企画職

へのポジション転職が多くなっています。

ベンチャー企業よりかは大手企業に対して、大手企業の中でキャリア構築されています。

 

<参考リンク>

キャップジェミニ 公式HP

https://www.capgemini.com/jp-jp/

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