コンサル業界でキャリアハイを目指したいとお考えではありませんか?
ネット記事でも取り上げられる事が多いですが、コンサルティング業界は日本に存在する全業界の中でも年収水準が最も高く、経営知識、ハイレベルの業務スキルが身につく事から転職希望者の多い業界です。
具体的には、40歳の全業界平均年収600万円に対して、コンサルティング業界は1316万円になります。
コンサルティング業界の選考プロセスは他業界と異なり「ケース面接」によって「論理的思考力」「コミュニケーション力」を見られます。
そのため、コンサルティング業界への転職を成功させるには、適切な転職活動パートナーと出会い、面接対策を入念に行う事が成功のカギになります。
「転職活動は検討はしているけどまだ本気ではない」といった方にもご安心いただきたいのは転職サイトの登録や転職エージェントの面談の際には「転職の本格稼働時期は1年以上先だけど転職マーケットの情報を知るために登録をして面談しておきたい」といった内容でも問題ありません。
転職エージェントの経験上はよくありますし情報は早く多く取得される方の方が公開なく転職活動を終えられている方が多いのも事実です。
ただ、ご注意いただいたいのは「転職エージェントに登録だけしても面談していない人には非公開求人を教えてもらえない」事です。
転職エージェントとの面談自体は30分~60分程度、電話またはウェブ面談にて行われますので、現時点の思考整理をするための場として活用するで良いと思います。
それでは「コンサル業界に強い転職エージェント」「コンサル業界の転職活動における前提知識」「後悔しないための活動方法」について解説を進めてまいります。
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アクシスコンサルティングはBIG4(デロイト、PwC、KPMG、EY)やアクセンチュアなど総合系コンサルティングファームの転職に強いエージェントです。
(大手ファームにおけるシニアコンサルタント以上の転職支援数第1位)
業界の実績が多いことからBIG4やアクセンチュアの独自求人も多数保有しています。
中長期的な支援をポリシーとしており、1社毎の面接対策なども実施してくれます。
コンサル業界が未経験でも安心をして支援依頼する事が可能ですので登録は必須です!
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コンサルティング業界向けの転職支援を約20年以上行っており、業界トップクラスの実績とポジショニングを持っております。
特にコンサル未経験の方をコンサル業界に転職する事の支援に長けており、20年間のナレッジに裏付けられた転職サービスを受ける事が可能です。
一人ひとり丁寧に対応をしてくれるのでコンサル業界志望の方は登録必須です。
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エンワールドは、外資系コンサルティングファームに強いエージェントです。
APAC地域において多国籍企業と国際的な視点を持つグローバルな人材をつなぐ、日本でトップクラスの人材紹介会社です。
上場企業であるエン・ジャパン株式会社のグループで「入社後活躍」を理念に掲げてサービス支援しています。
コンサルタントが親身になって転職希望者の相談に乗ってくれますが、無理に転職先を薦めることはありません。
さらに、担当者は単独ではなくコンサル領域チームで取り組み、転職希望者の希望や求人情報を共有することで、より適した仕事を探すためのチャンスを広げてくれます。
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ビズリーチは、コンサルティング人材がよく利用する転職サイトです。
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登録する事で非公開求人情報など会員限定の情報を閲覧できますので登録は必須です。
コンサル業界の採用は一つの募集求人(ポジション)に対して数十名単位の募集枠を持つ事がよくあります。
年間の採用枠だけ見ても数百名単位で採用を行っており、コンサル未経験者もトレーニングする事を前提に積極採用をしています。
他の業界であれば、一つの募集求人に対して一名~数名単位の募集枠である事を考えると、コンサル業界は他業界と比較しても「人材採用を重要な経営活動の一つ」と考えていると言えます。
そのため、どうして人材採用が経営活動において重要なのかを前提知識として知っておくとよいでしょう。
結論から申し上げると、
コンサルファームの売上はコンサルタントの人数と、稼働率(プロジェクトに入っている割合)で決まるからです。
売上=コンサルタント人数×平均要員単価×稼働率
※コンサルタント人数・・・在籍しているコンサルタント人数
※要員単価・・・プロジェクトにアサインされる際の単価(役職が上がるほど単価は高い)
※稼働率・・・在籍しているコンサルタントのうちプロジェクトにアサインされている割合(プロジェクト参加者/コンサルタント人数)
つまり、一人でも多くのコンサルタントを抱えて、一人でも多くの人数をプロジェクトにアサインしていくことが売上を上げる事につながります。
グローバルまたは日本において上場している企業ほど、株主に対して売上等を公開しなければならないため、採用活動やプロジェクト獲得は必死に行っています。
コンサルティング業界の大手企業はビッグ4を筆頭に外資系企業が多くあります。
そのためキャリアステップの考え方も外資系文化の影響を受けており、
年収やタイトル(役職)を上げる手段として転職活動を積極的に行うコンサルタントが多く存在します。
例えば、競合企業から「今の会社よりも年収やタイトルを高く提示するのでうちに来ないか?」と誘われて転職する事例は数多く存在します。
筆者もコンサルファーム在籍者の職務経歴書を見る機会は多くありますが、1社経験のみでスピード出世しているコンサルタントを見る事はあまりありません。
そのような背景から、A社に入ったけど同じプロジェクトのメンバーは元B社が多い、といった事は日常茶飯事ですので、面接に出てくる面接官の経歴などを聞くと会社や組織に対する理解が深まると思います。
また、転職エージェントとの関係性も生涯キャリア設計の視点で長期的に付き合える相手を探すことをおすすめします。
今回の転職のみではなく、次回の転職もお世話になれる相手に転職活動の支援を任せた方が
結果的に深い信頼関係を築きながら安心してキャリア構築を進めていく事ができます。
コンサル業界を志望する方は「コンサル業界の選考内容の特徴」も押さえておきましょう。
コンサルファームの選考の特徴は主に2点です。
①ケース面接がある
フェルミ推定、ロジックツリー、選択問題などの理系、文系の自頭力を問われる選考プロセスが1回以上は発生すると想定しておくと良いです。
ケース面接では「論理的思考力」「コミュニケーション力」を短時間で測る手法として用いられており、対策をしないと9割以上の人は落ちてしまいますので転職エージェントとWEB面談などでケース面接対策を行う事をおすすめします。
②他社ファームとの違いを正しく理解する必要がある
どこのファームの面接でも「どうして弊社なのか?」「弊社で何がしたいのか?」は必ず聞かれます。
ビジネスモデルや組織図は競合ファームと似通っていますので、競合他社との違いは必ず押さえておきましょう。
コンサル業界に強い転職エージェントは、それ以外のエージェントと何が違うのかを知っておきましょう。
①選考プロセスの内容、面接官情報を熟知している
面接では過去に聞かれた質問内容の蓄積データから今回聞かれる質問内容を推察する事ができます。
コンサル業界に強い転職エージェントでは同じ企業、求人の面接を受けた方からのフィードバック情報が社内にストックされており、質問内容やケース面接のテーマを中心に面接対策を行う事ができます。
また、面接官の経歴や人柄を知っておく事で安心して面接にのぞむこともできます。
②コンサルファーム内のキーパーソンと繋がっている
コンサル業界の在籍者は流動性が高く、業界内で転職を繰り返してキャリアアップしている人が多くいます。
そのため、「10年前は30歳で○○社のマネジャーでしたが、今は△△社でパートナー(執行役員クラス)になりました」といった事は良くあります。
パートナーとなると管掌領域の採用における現場責任者でもあるので、「どのような人材なら書類、面接でOKを出すか」を直接確認して、優位的に選考をすすめることができます。
③交渉するタイミング、交渉内容のコツを押さえている
コンサルファームとの取引数、実績数が多いことで、交渉においても優位的に進めることができます。
具体的には選考過程において「AさんはB社で1000万でオファーが出るでしょうから、御社では1100万円でオファーを出す社内調整を進めてください」といった具合に転職者にとって優位になるように交渉を進めてくれます。
転職エージェント選びを間違えると転職活動はうまくいきません。
ポイントは
・専門性の高い転職エージェント(例:アクシスコンサルティング、KOTORA etc)を2社以上
・網羅性の高い転職エージェント(例:リクルート、JAC etc)を2社以上 と並行して付き合ってくことです。
並行して付き合う事で転職エージェント同士が競争しながら採用支援をしてくれますし、一社しか内定が出ていないような状況でも足元を見られる事はありません。
また、網羅性の高いエージェントも登録しておく事で、コンサルファーム以外の可能性も視野にいれながら、最大の機会の中で転職活動を行う事ができます。
転職エージェント側のメリットを理解して進める事で面談等を断られることなく支援してもらう事が可能です。転職エージェントも商売であり、企業経営の継続のためには売上を上げる必要があります。
転職エージェントの売上は転職支援をして入社をしてくれた「人数」と「単価」(年収×手数料率)の掛け算によって決まります。
そのため、
「転職する気はないですが情報収集だけ行いたい」と転職意向が低い旨を伝えるよりかは、
「3カ月以内の転職を検討していて、コンサルファームを志向している」
と具体的な時期、業界を明記する事をおすすめします。
もちろん、実際の転職活動は時期が延びることもあれば、途中で気が変わる事もありますので、リップサービスに近いと理解いただいて問題ありません。
転職活動は情報戦ですので「求人の量と質」を確保できている状態を保つ事をおすすめします。
「質」・・・転職エージェントで確保する事が可能です。
「量」・・・転職サイトを登録しておく事をおすすめします。
転職サイトも転職エージェントも一度登録(面談)しておく事で、定期的に求人メールが届きますので気が向いたときにメールを開けば大丈夫です。
使い分けとして、転職サイトで見つけた求人について転職エージェントの担当者に質問したり、エージェント経由で進めることも可能です。
転職活動で最も重要な事は「経験に合った求人サイトやエージェントを利用する事」にあります。
今回ご紹介した求人サイト、エージェントに登録し適切なパートナー探しから始めていきましょう。
https://www2.deloitte.com/jp/ja/pages/about-deloitte/articles/dtc/dtc.html
世界最大規模の会計事務所であるデロイト・トウシュ・トーマツの主要メンバー企業でり、世界150ヵ国、25万人以上のコンサルタントが様々な業界に対して、経営戦略・M&A・IT・組織など多岐にわたる専門サービスを提供するグローバル経営コンサルティング集団です。
https://www.pwc.com/jp/ja/about-us/member/consulting.html
ロンドンを本拠地とし、世界157カ国742拠点に約276,000人(日本:9,000名程度)のスタッフを擁する世界最大級のプロフェッショナルサービスファームです。
https://home.kpmg/jp/ja/home/about/kc.html
KPMGコンサルティングは「事業変革」「テクノロジートランスフォーメーション」「リスク&コンプライアンス」の3分野に豊富な経験とスキルを有するコンサルティングが在籍しています。
他社ファームと比較すると、監査法人と連携した「リスク&コンプライアンス」に強みを持っている事が特徴です。
https://www.ey.com/ja_jp/people/ey-strategy-and-consulting
世界140カ国以上の国々に17万人以上のメンバーを持つグローバルネットワークを保有しており、グローバルで培われた様々な知見を活かしながら、海外展開を考える日本企業や日本市場に参入する海外企業のプロジェクトなどのクロスボーダー案件にも多数対応しています。
↓コンサル業界について理解を深めたい方は下記記事もご参照ください。
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