【コンサル業界希望者向け】コンサル業界で知っておくべき３つの事

こんにちは、転職イロハ運営のタカです。

私はこれまでに東証一部の人材紹介会社に所属し、20代～50代の方の転職支援に10年以上携わってきました。

コンサル業界向けの転職支援も行っておりましたので【コンサル業界で知っておくべき３つの事】を紹介させて頂きます。

＜記事を届けたい人＞

• コンサル業界について知りたい人
• コンサルティング業界へ転職したい人
• 将来的に「経営人材になりたい」と考えている方

コンサルティング業界への転職は未経験者・経験者を含め非常に人気の高い業界です。

「ビジネスマンとしての高いスキルが身に付く」「年収アップに繋がる」「将来的に経営層に近いキャリアを積める」と考えてキャリア選択をさせる方が多くいらっしゃいます。

「コンサルティング業界」を正しく理解したうえで面接にのぞんで参りましょう。

１．コンサルティングファームの組織図について知る

・コンサルティングファームを知る上で、組織構成についての理解は必須になります。

基本的には、

①業界軸ーコンサルティングサービスを提供する業界

②サービス軸ーコンサルティングサービスの種類

のマトリックスによって組織構成がされております。

■参照図

そのため、コンサルティング業界におけるキャリアは、

業界軸（例：自動車業界専任コンサル）またはサービス軸（例：ITコンサル専任コンサル）を選択しながらキャリアステップを行います。

また、業界軸は比較的ミドル～シニア人材で構成されており、サービス軸の方が若手人材で構成される傾向にあります。

２．コンサルティングファームの主要プレイヤーについて知る

コンサルティングファームは、主に「総合系ファーム」と「専門系ファーム」に大別されます。

①総合系ファーム

組織構成における「業界」×「サービス」の組織を全て保有するファームになります。

例としては、デロイトトーマツコンサルティング社、PwCコンサルティング社、アクセンチュア社などです。

②専門系ファーム

組織構成における「業界」×「サービス」の組織の一部を保有するファームになります。

例としては、

▶戦略ファーム・・・ボストンコンサルティング、A.Tカーニー、マッキンゼー

▶人事系ファーム・・・コーン・フェリー、マーサージャパン

▶IT系ファーム・・・ヒューチャーアーキテクト、シンプレクス

等です。

強いこだわりがない限り、未経験でコンサルティング業界に入るようでしたら総合系ファームからキャリアを積む事でコンサルティング業界における汎用的なキャリア構築を進めていく事ができます。

下記に参照図を添付致します。

参照リンク：https://www.consul.global/post4035/

３．コンサルティングファームのタイトル、年収イメージについて知る

ファームによってタイトルの名称は異なるのですが、下記５つを抑えて置く事で各ファームのタイトル理解はしやすくなります。

1.プリンシパル・・・執行役員待遇（年収2,000～5,000万円）

2.シニアマネージャー・・・8年程度の業界経験（年収1,400～1,800万円）

3.マネージャー・・・5年程度の業界経験（年収1,000～1,500万円）

4.シニアコンサルタント・・・3年前後の業界経験（年収700～1,000万円）

5.コンサルタント・・・業界未経験者（年収500～700万円）

※戦略系専門ファームの場合、上記＋200～500万程度が目安です。

どこのファームで、どのタイトルで、どの領域（業界×サービス）で何年の経験があるかが、コンサルティングファームにおけるキャリア価値に繋がりますので、コンサルティング業界を希望される方は理解しておきましょう。

下記記事ではコンサル業界に強い求人サイト、人材エージェントも紹介しておりますのでご参照ください。

 【コンサル業界希望者向け】コンサル業界に強い求人サイト３選、人材エージェント４選