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金融業界で専門性を磨き、年収アップを目指したいとお考えではありませんか?
金融業界で転職する事の難易度は高いですが非常に人気が高いです。
人気のある理由として、
・全業界の中でも金融業界は年収水準が高い
・財務知識を中心に企業経営に必要な知識が増える
・会社経営者とのパイプが増える
などがあります。
年収のみで言えば、35歳頃には年収1000万円を超えてくる方が非常に多いような業界です。
また、金融業界の選考プロセスは「業界への理解度」「論理的思考力」「コミュニケーション力」を見られます。
そのため、金融業界への転職を成功させるには、適切な転職活動パートナーと出会い、面接対策を入念に行う事が成功のカギになります。
「転職活動は検討はしているけどまだ本気ではない」といった方にもご安心いただきたいのは転職サイトの登録や転職エージェントの面談の際には「転職の本格稼働時期は1年以上先だけど転職マーケットの情報を知るために登録をして面談しておきたい」といった内容でも問題ありません。転職エージェントの経験上はよくありますし情報は早く多く取得される方の方が公開なく転職活動を終えられている方が多いのも事実です。
ただ、ご注意いただいたいのは「転職エージェントに登録だけしても面談していない人には非公開求人を教えてもらえない」事です。
転職エージェントとの面談自体は30分~60分程度、電話またはウェブ面談にて行われますので、現時点の思考整理をするための場として活用するで良いと思います。
それでは金融業界の転職活動における前提知識、金融業界に強い転職エージェント、失敗しないための転職活動方法について解説を進めてまいります。
「金融」とある通り「お金」を様々な方法で「融通する」業界が金融業界です。
金融業界と聞くと、銀行や保険会社のイメージを持たれる方が多いようです。
他にも様々な業態がありますのでまずは全体を理解していきましょう。
■銀行
預金の受入れ、資金の貸出し(融資)、為替取引などを行う会社です。
他に投資信託、債券の募集・委託や債務保証なども行うため、専門職種が幅広く存在します。
■証券会社
株式、債券を中心とした有価証券の売買仲介を行う会社です。
「銀証分離」の制作があるため、銀行業とは明確な線引きをして事業運営されております。
金融業界の中でも年収帯の高い会社が多いです。
■保険会社(生命保険、損害保険)
生命保険、損害保険の組成、販売を行う会社です。
国内保険市場はネット系企業が台頭してきているものの、業界全体では縮小傾向になり
アジアを中心とした海外展開を進めています。
■信託銀行
銀行業務と合わせて信託業務を行う会社です。
信託業務では信託された金銭や有価証券、不動産の運用をしており、相続対策等で利用される事の多い会社でもあります。
■リース
機械設備などをリース会社が購入し、機械設備を必要とする企業に対してその物件を比較的長期にわたり賃貸する会社です。
利用企業からすると支出を限定的にする事ができるため、キャッシュフローの保全や節税を目的に利用されます。
■クレジットカード
決済の仲介を行う会社です。
現金を後日引き落とす形で決済が出来るため、大きな買い物をする際などに利用される事が多いです。
クレジットカード会社の収益は「手数料」「年会費」「金利」の3つがあります。
■投資銀行
主に大口の個人や法人顧客に代わって金融取引を行う会社です。
コンサルティング業務をベースとして金融サービスの提供に繋げていきます。
金融業界の中では花形と言われる会社(部署)です。
■ベンチャーキャピタル
主に高い成長率を有する未上場企業に対して出資を行う会社です。
出資後は、経営コンサルティングなどを提供し、投資先企業の価値向上を図ります。
最終的にはIPOまたは売却によって出資金額の回収に繋げていきます。
金融機関の採用は旧来の新卒一括採用にて人材獲得するケースが多くありました。
今も大きな流れは変わってはいないのですが下記理由を背景として中途採用の採用枠は広がってきております。
・ビジネスモデルの変化により外部から採用せざるを得ない
・転職のハードルが下がって来た事で退職者の穴埋めが必要
・他業界の専門性を取り入れて活躍するケースも増えてきた
以前は年功序列型の人事制度だった会社が人事制度を実力主義型に変更して若手の事業責任者を抜擢したケース等も業界では有名な話になっています。
また「契約書」等の紙媒体を中心に契約プロセスを進める会社が「タブレット端末」などのIT媒体に切り替える事で、求められるスキルも変わって来ているようです。
クライアントや顧客とのコミュニケーションについてもリモートワーク、WEB商談等が進んできた事から、店舗縮小の流れが出てきたりもしています。
金融業界を志望する方は「金融業界の選考内容の特徴」も押さえておきましょう。
金融業界の選考の特徴は主に2点です。
①競合他社との違いを正しく理解する必要がある
どこの金融機関の面接でも「どうして弊社なのか?」「弊社で何がしたいのか?」は必ず聞かれます。
基本的に同じ業態であればビジネスモデルの違いはありませんので会社ホームページをしっかりと見て「強み」「弱み」を理解するようにしましょう。
特に新卒者向けの採用ページには会社の特色が書かれている事が多く、金融機関であれば新卒採用ページを設けている会社がほとんどですので参考にするようにして下さい。
②業務に関する質問が多い
面接時に業務理解を問われる事が多いです。
金融機関の採用の場合、採用枠が少ない事が多いので、より厳選して採用する事になります。
そのため「●●業務はどんなイメージですか?」「現職の業務にて活かせるポイントはありますか?」など即戦力性に繋がる業務理解を確認されます。
求人票のみでは理解しきれない事もありますので、転職エージェントに確認したり、インターネットで調べたりして業務理解を深めた上で面接にのぞみましょう。
金融業界に強い転職エージェントは、それ以外のエージェントと何が違うのかを知っておきましょう。
①選考プロセスの内容、面接官情報を熟知している
面接では過去に聞かれた質問内容の蓄積データから今回聞かれる質問内容を推察する事ができます。
金融業界に強い転職エージェントでは同じ企業、求人の面接を受けた方からのフィードバック情報が社内にストックされており、質問内容やケース面接のテーマを中心に面接対策を行う事ができます。
また、面接官の経歴や人柄を知っておく事で安心して面接にのぞむこともできます。
②金融機関各社の統廃合の歴史や競合との強み、弱みを理解している
長い歴史の中で金融機関は統廃合を積極的に行って来ました。
統合する企業同士の力関係によっては社内に派閥が出来ている会社もあります。
そのような企業の実態を知る事で「合いそう、合わなそう」との判断も可能になります。
銀行や証券会社、保険会社をはじめ各企業には強み、弱みがあります。
しかし会社ホームページを読み込んでも理解に至らないことも多いようです。
金融機関に強い転職エージェントには「A社とB社を比較するとどのような強み、弱みがあるか」など具体的な情報が社内に蓄積されています。
③交渉するタイミング、交渉内容のコツを押さえている
金融機関の取引数、実績数が多いことで、交渉においても優位的に進めることができます。
具体的には選考過程において「AさんはB社で1000万でオファーが出るでしょうから、御社では1100万円でオファーを出す社内調整を進めてください」といった具合に転職者にとって優位になるように交渉を進めてくれます。
金融機関では登録資格がないと携われない業務がありますので資格を持っている事が有利になります。
例えば、銀行・証券会社などで投資信託の募集や、株式販売を扱うには「証券外務員2種」の資格が無いと行えません。
他の業界ではイメージがし難いかもしれませんが、特定の業務を行うには特定の資格が必要となるケースが多く発生します。
そのうえで、金融機関で転職をするうえで有利になる資格は、
・簿記3級(難易度 低)
・簿記2級(難易度 中)
・証券外務員2種(難易度 中)
・証券外務員1種(難易度 中)
・ファイナンシャルプランナー (難易度 高)
・証券アナリスト(難易度 高)
・米国公認会計士(難易度 高)
・国際会計検定(難易度 高)
になります。
どれも難易度は高い資格になりますが、保有する事でキャリアの武器になる事は間違いありません。
金融業界で転職するメリット、デメリットを理解したうえで「金融業界への転職活動を進めていく」のか「金融業界以外も並行して転職活動を進めていく」のかを検討しましょう。
金融業界が働くメリットは、
・年収が高く、福利厚生も手厚い
・お金に関する知識が身につく
・経営者、富裕層との繋がりが出来る
になります。
基本的に年収の高い業界(35歳、年収1000万が目安)であり、家賃負担や年金などの福利厚生が手厚いです。
資産運用の知識なども身につくので、よほどの浪費家で無い限りお金に困る事は無いでしょう。
また、会社経営者の方や富裕層の方との接点も多くなるため人脈が豊富になります。
将来的に起業を考えている方にとっては仕事をしながら経営を学ぶ事もできます。
金融業界で働くデメリットは、
・年功序列の制度が残っている
・50歳過ぎで役職定年がある
・情報管理に厳しい
になります。
緩和されて来ているものの、年功序列の文化は残っているため、
組織全体の方向性に合う行動をしながら、地道に実績を残し続ける事を求められます。
そして50歳を過ぎる頃には役職定年となり、関連会社へ出向したり、役職の無い立場で後継人材のサポートをする事になります。
50歳を過ぎても最前線でバリバリと働きたい方にとってはマイナスな制度と言えます。
また、情報管理に厳しく、退職後に顧客とコンタクトを取る事は禁止されています。
そのため、退職後も関係性を継続したい顧客には入念な根回しをしておく事が必要になります。
以上が金融業界で働くことのメリット、デメリットとなります。
ご自身の考え方がどのように合うか悩まれる方は転職エージェントと会話をしながら思考整理される事をおすすめいたします。
それでは、どのような転職エージェントと付き合う事で、生涯のキャリア設計や、合格率の上がる転職活動ができるのかを紹介していきます。
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特に金融未経験の方を金融業界に転職する事の支援に長けており、20年間のナレッジに裏付けられた転職サービスを受ける事が可能です。
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転職支援サービス選びを間違えると転職活動はうまくいきません。
特に金融業界は専門性の高い業界のため、対人で転職支援サービスを受けられる転職エージュエントの登録は必須になります。
書類の応募や面接情報取得におけるメインは転職エージェントを利用し、市場に出ている求人情報を漏れなく確認するためにサブとして転職サイトを利用する事をお勧めいたします。
転職成功のキーとなる転職エージェント選びのポイントは
・専門性の高い転職エージェント(例:KOTORA、エンワールド)を2社以上
・網羅性の高い転職エージェント(例:リクルート、JAC)を2社以上 と並行して付き合って行く事です。
並行して付き合う事で転職エージェント同士が競争しながら採用支援をしてくれますし、一社しか内定が出ていないような状況でも足元を見られる事はありません。
また、網羅性の高いエージェントも登録しておく事で、金融業界以外の可能性も視野にいれながら、最大の機会の中で転職活動を行う事ができます。
転職エージェント側のメリットを理解して進める事で面談等を断られることなく支援してもらう事が可能です。転職エージェントも商売であり、企業経営の継続のためには売上を上げる必要があります。
転職エージェントの売上は転職支援をして入社をしてくれた「人数」と「単価」(年収×手数料率)の掛け算によって決まります。
そのため、
「転職する気はないですが情報収集だけ行いたい」と転職意向が低い旨を伝えるよりかは、
「3カ月以内の転職を検討していて、金融業界を志向している」
と具体的な時期、業界を明記する事をおすすめします。
もちろん、実際の転職活動は時期が延びることもあれば、途中で気が変わる事もありますので、リップサービスに近いと理解いただいて問題ありません。
転職活動は情報戦ですので「求人の量と質」を確保できている状態を保つ事をおすすめします。
「質」・・・転職エージェントで確保する事が可能です。
「量」・・・転職サイトを登録しておく事をおすすめします。
転職サイトも転職エージェントも一度登録(面談)しておく事で、定期的に求人メールが届きますので気が向いたときにメールを開けば大丈夫です。
使い分けとして、転職サイトで見つけた求人について転職エージェントの担当者に質問したり、エージェント経由で進めることも可能です。
転職活動で最も重要な事は「経験に合った求人サイトやエージェントを利用する事」にあります。
今回ご紹介した求人サイト、エージェントに登録し適切なパートナー探しから始めていきましょう。
面接に自信の無い方は下記記事をご参考下さい。
【転職活動中の人向け】面接で合格する4つの準備