「激務」と噂のイグニションポイントに転職すべき人とは？「評判」「選考」を専門家が解説！

「激務」と噂されているコンサルティングファームであるイグニションポイント株式会社について、

「実際の働き方は激務か？」

「サービス領域は？」

「タイトル別の年収レンジはどれくらい？」

「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い？それとも悪い？」

「募集要件には学歴が必須になっている？」

といったご相談を頂くことがあります。

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当記事をお読み頂く事で

・イグニションポイントの会社概要

・イグニションポイントの仕事イメージ

・イグニションポイントの募集要件、選考内容

・イグニションポイントの年収

・イグニションポイントの評判

・イグニションポイントの学歴基準

についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。

特にコンサルティングワークと事業会社ビジネス（事業投資、新規事業創出）の両方の経験を積みたい方にとっては最適の環境です。

また、創業から6年で売上50倍に伸ばす勢いと、平均残業時間35時間以下というバランスの取れた会社です。

↓コンサル希望者で後悔をしたくない方は下記記事も読んでみてください。

【保存版】コンサル業界転職におすすめの転職エージェントを「中の人」が徹底解説！

それではイグニションポイントの合格方法を解説していきます。

※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。

1.イグニションポイントってどんな会社？

■会社特徴

イグニションポイントは拡大成長期にある経営コンサルティングファームです。

クライアント企業の事業・サービスの成長を加速させる戦略・企画から実行までを手がけています。

また同時に、AI・ビッグデータ・IoTをはじめとする先端テクノロジーを活用したリアル×ネット事業の展開を自社で行うスタートアップ企業でもあり「コンサル×事業会社」のハイブリッド型ファームになります。

1.1 イグニションポイント概要

＜企業名＞

イグニション・ポイント株式会社

＜代表者＞

代表取締役社長 兼CEO　青柳 和洋氏

取締役副社長 兼COO　末宗 喬文氏

執行役員パートナー 兼CSO 野上 隆徳氏

＜事業開始日＞

 2014年6月4日

＜所在地＞

〒150-0011

渋谷区東1丁目32-12

渋谷プロパティータワー8F

＜従業員数＞

 250名（2021年12月現在）

＜事業内容＞

・プロフェッショナルサービス事業

・デジタルイノベーション事業

・インベストメント＆グロース事業

具体的には下記領域における経営コンサルティングサービス、新規事業創出活動を行っています。

・戦略/新規事業コンサルティング

・デジタルテクノロジーコンサルティング

・新規事業／サービス開発・運営

2.イグニションポイントの組織はどうなっている？

コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。

2.1 総合系or専門系？

総合系ファームとして全ての業界に対して全てのサービスを提供しています。

大きく６つのサービス領域「①STRATEGY」「②DIGITAL」「③FINANCIAL ADVISORY」「④EXPERIENCE DESIGN」「⑤WORK DESIGN」「⑥TECHNOLOGY」を軸に組織編制を行っています。

＜主なサービス事例＞

・新規事業構想支援

・ビジネスモデル仮説策定支援

・PoC企画・実施支援

・新規事業計画策定支援

・デジタル/データ活用全体戦略構築

・資本戦略・政策立案

・ライフスタイルデザイン

 戦略、デジタル領域にとどまらず、クリエティブ領域、組織デザイン領域など多岐にわたるサービス提供を行っています。

2.2 業界×サービスの組織区分は？

サービス軸を中心に組織が分かれています。

＜組織区分＞

①STRATEGY領域

有望な事業領域の特定、アイデア創出からビジネスモデル策定、PoC、事業化までをワンストップでサポートします。

■主なサービス

新規事業構想支援

ビジネスモデル仮説策定支援

PoC企画・実施支援

新規事業計画策定支援

新規事業企画・開発組織設計・実装支援

マーケティング・プランニング支援

消費者インサイト抽出支援

カスタマージャーニー策定支援等 

②DIGITAL領域

戦略/データ/AI/ITを包括的に熟知したフルスタックメンバーが、顧客と社会に「データ/AI活用を基軸としたDX」を実現します。

■主なサービス

デジタル/データ活用全体戦略構築

DX推進企画/実行支援

AIモデル構築実装/データアナリティクス

DX組織開発/DX人財要件定義/DX人財育成

③FINANCIAL ADVISORY領域

M&Aアドバイザリー、各種トランザクションサービス、事業再生やバリューアップ、CVC運用などのサービスを提供します。 

■主なサービス

資本戦略・政策立案

各種トランザクションサービス

CVC運用支援・運用代行

企業/事業再生・バリューアップ支援

 ④EXPERIENCE DESIGN領域

クリエイティブと先端テクノロジーの組合せにより、感動を生む新しい体験をデザインし、発信します。 

■主なサービス

ライフスタイルデザイン

ホスピタリティデザイン

エンターテイメントデザイン

デジタルエクスペリエンス 

⑤WORK DESIGN領域

イノベーションが生まれる組織風土や人材の採用・育成などに関して、構想立案から制度設計、導入までをサポートします。

■主なサービス

働き方改革/働きがい創出支援

人事組織制度企画・設計・定着化イノベーション

人材採用・教育採用・人事アウトソーシング 

⑥TECHNOLOGY領域

企業の経営戦略に基づく、IT戦略の策定、大規模システムの導入開発を通して、顧客活動の最適化・高度化を実現します。

■主なサービス

ITコンサルティング

アライアンスパートナー

システムデベロップメント

プロダクトデベロップメント

3.イグニションポイントの年収はどれくらい？

イグニションポイントの年収はビッグ４水準と考えておくと良さそうです。

3.1 タイトル別年収イメージ

コンサルタント・・・550～700万円

シニアコンサルタント・・・650～950万円

マネジャー・・・1000～1350万円

シニアマネージャー・・・1300～1700万円

ディレクター・・・1700～2200万円

パートナー・・・2000万円～

4.イグニションポイントと他ファームとの違いは？

面接では「なぜイグニションポイントに興味を持ったのか？」と聞かれる事が多くあります。

特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。

主な特徴としては、

①平均残業時間35時間ほどでコンサル業界の中では働きやすい環境である

②コンサルキャリアの先に事業会社キャリア（投資策CXO等）を見据える事が可能

③設立間もないファームで実力主義のため大手ファームよりも短期間で昇格、昇給ができる

等があります。

5.イグニションポイントの募集要項は？

コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。

5.1 募集要項詳細

大手ファームと比較すると採用要件は緩い印象です。

コンサル経験が2年以上あれば基本的に合格ライン、コンサル未経験でも事業会社における企画業務経験や新規事業に関する経験などがあれば合格ラインとなります。

具体的な募集要項として、

・コンサル経験者採用の場合は、

同業他社での職務経験または準ずる経験のある方

・未経験者の場合は、

事業会社にて、

経営企画、企画系の業務経験

新規事業やサービスの立上げ経験

オープンイノベーションによる事業立上経験

テック系スタートアップの創業、経営経験

ベンチャーキャピタル、CVCにおける業務経験

シードアクセラレーター業務経験

となっております。

5.2 学歴基準詳細

採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。

学歴には自信が無いけどコンサルファームの立上げ経験を積みたい方にとってはチャンスと言えます。

但し、20代前半などの若い方についてはMARCH以上の合格者数が多いです。

6.イグニションポイントの選考プロセスはどうなっている？

対面、WEBにて実施されています。

6.1 適性検査、ケース有無

適正検査はありませんが、ケース面接はあります。

そのため基本的なケース面接対策する事をおすすめします。

6.2 選考プロセス

通常は書類選考後→面接3回を目安に選考が行われます。

一次：現場（マネジャークラス）、二次：現場（ディレクタークラス）最終：現場（パートナークラス）　のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。

※評価によっては 2回で内定になる方もいらっしゃいます。

ケース面接は「洗顔料の市場規模産出、売上拡大施策」「女子バスケットボールの競技人口増加施策検討」などベーシックな内容です。

7.イグニションポイントの面接で聞かれることは？

イグニションポイントで聞かれる質問について押さえておきましょう。

特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。

①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介

②各経歴の深堀り（なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか）

③コンサルティングファームへの志望動機

④イグニションポイントへの志望動機（間接的にイグニションポイントへの理解を確認されます）

⑤5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。

⑥イグニションポイントの強み、弱みは何だと理解されているか。

8.イグニションポイントへの志望動機の伝え方は？

コンサルファームの中でもどうしてイグニションポイントなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。

※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。

改めてイグニションポイントの特徴を表現すると「設立から短期間で急拡大しているファームである」「コンサルサービスと新規事業創出を行っている」「戦略領域、デジタル領域を中心に上流フェーズの企画～実行へ従事できる」などになります。

志望動機を参考になるように表現すると、

①事業投資先のCXOを見据えてコンサルティングワークを行っていきたい。

②現職では5年かかる予定の昇格を成果主義の貴社にて3年以内に実現したい

③戦略企画・立案のみではなく実行フェーズまで関わり顧客の課題解決をしたい

などの内容であればイグニションポイント社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。

9.イグニションポイントは激務なのか？

働き方は各個人の考え方を優先しているようです。

ただ、平均残業時間35時間を目安に総合的には残業時間の規制もしながら労働環境を守られていますのでコンサルファームの中では働きやすい環境と言えます。

所属組織によっても異なりますので、気になる方は面接時に確認する事をおすすめします。

10.イグニションポイントの評判は？

イグニションポイントの市場評価は年々高まっています。

特に「コンサル×事業会社の長期キャリアを描きたい」「短期的な年収ではなくコンサルスキルを身に着けたい」「未経験のコンサル領域経験を積みたい」などの志向性を持つ方には特に評判が良いです。

11.イグニションポイントは人気のある会社なのか？

大手ファーム比較で知名度は高く有りませんが人気があります。

特に「事業会社のマネジメントキャリアも見据えてコンサルティングワークを行っていきたい」と考えている方にとっては相性が良いです。

12.イグニションポイントからの転職先は？

イグニションポイントは大手ファーム出身者が多い会社のため、①大手コンサルティングファーム、②大手事業会社企画職 のポジションが多くなっています。

ベンチャー企業よりかは大手企業に対して、大手企業の中でキャリア構築されています。

＜参考リンク＞

イグニションポイント　公式HP

https://www.ignitionpoint-inc.com/