crossorigin="anonymous">
みなさん、こんにちは。転職イロハ運営のタカです。
リッジラインズ(Ridgelinez)株式会社について「面接が決まったけどホームページを見ても理解が進まない」「合格するための対策を教えて欲しい」とのご相談を頂くことがあります。
当記事をお読み頂く事で
・リッジラインズの会社概要
・リッジラインズの仕事内容
・リッジラインズの評判
・リッジラインズの募集要項
・リッジラインズの選考内容
・リッジラインズ出身者の転職市場価値
についてイメージし、面接合格に大きく近づくことができます。
特に、リッジラインズは立ち上げフェーズの会社であり、未経験者の採用も積極的に行っておりますので、コンサル業界に入りたい方にはおすすめの会社です。
希望するプロジェクトへ参加し、主体的にキャリア構築ができる「プラクティクス制度」も導入されておりますので興味のないプロジェクトへアサインされる心配もありません。
企業についてしっかりと理解し、面接合格を勝ち取って頂きたいと思います。
↓コンサル希望者の方は下記記事も必読です!
【後悔したくない人へ】コンサル業界に強い転職エージェントの評判を転職エージェントが解説
それではリッジラインズの合格方法を解説していきます。
※富士通の子会社とは知っているけど、詳細はよく分からない方が多いようです。
ホームページ情報、実際に入社されている方からの情報を元に解説を進めていきます。
富士通株式会社の「DXビジネス専門子会社」として2020年1月に設立されました。
2020年4月から事業開始しており、人事制度(報酬制度、働き方)について富士通株式会社とは異なりコンサルティングファーム業界の内容・水準を導入しており外部人材の獲得も積極化しております。
<企業名>
Ridgelinez株式会社
<代表者>
今井俊哉氏
※今井氏は元PwCコンサルティングの副代表です。
新設会社において親会社の出向社員ではなく外部人材を登用する事は「コンサル業界で一定のポジショニングを獲得しにいく覚悟」を持った投資と言えます。
<事業開始日>
2020年4月1日
<所在地>
東京都千代田区丸の内二丁目6番1号 丸の内パークビルディング
<事業内容>
従業員数は300名程で、ビッグ4に象徴される総合ファームと同じく経営戦略の策定~実行までの総合的なコンサルティングサービスを提供しています。
親会社である富士通の強みであるIT案件に限らず、戦略案件にも領域を広げております。
早期の立ち上がりを目的として、設立当時は富士通の出向者で組織構成がされていましたが、一定人数ずつ出向元に戻る事と平行して一定人数ずつ外部人材を採用しています。
外部からの年間採用人数は大手ファームと同じ規模(数百名)をイメージされ、数年間でコンサルティング業界の確固たるポジショニングを獲得する事が想定されます。
コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。
総合系ファームとして全ての業界に対して全てのサービスを提供しています。
富士通株式会社の強みとする「IT・テクノロジー」を強みとする上で、戦略・M&A等のストラテジー領域、サプライチェーン領域、会計領域、組織・人事領域など全方位にサービス提供できる組織体制を構築しております。
また、テクノロジーサービスを提供する専門組織も有しております
業界(インダストリー)とサービス(ケイパビリティ)は下記のようになっています。
ただ、同社はプラクティクス制度(参画するプロジェクトを自身で選択できる制度)を導入しているため所属組織の参考として見て下さい。
※選考プロセスに入られる方は求人票がどこのインダストリー、サービスを想定しての採用なのかしっかりとご確認ください。
・業界軸(インダストリー)
1.Manufacturing, Engineering &Construction:産業機械、建設、自動車、化学
2.Telecom, Media & Technology:ハイテク・メディア・通信
3.Consumer Products, Distribution & Retail Services:消費財、リテール・ホールセール
4.Utility, Transportation & Public Services:電力・ガス、行政サービス、交通・運輸
5.Financial Services:銀行・保険
広範囲の業界をカバーしているため、候補者の方が社会人生活でご経験された業界知見を活かす事ができます。
・サービス軸(ケイパビリティ)
1.Customer Experience:カスタマーエクスペリエンス
2.Operational Excellence:サプライチェーン、エンジニアリングチェーン
3.People & Organization Transformation:人材・組織変革
4.Management & Control:マネジメント・コントロール
5.Business Science:AI・アナリティクス、データドリブンマネジメント
6.Risk Management:サイバーセキュリティ、事業継続(BCP/BCM)、 リスクマネジメント
富士通の社名からはITサービスを想起される方が多いですが、同社はIT以外のサービス提供も行っております。
・その他(テクノロジー専門部隊)
1.Enabling & Integration:アジャイル開発、クラウド含むDX系ソリューションの提供
2.Architecture& Integration:アーキテクチャ、デザイン、ICT実装自動車、建設、ハイテク・メディア・通信、化学、産業機械、ヘルスケア、行政サービス、電力・ガス、消費財、リテール・ホールセール、銀行、保険、交通・運輸
※組織は社会課題の解決手段としての一時的な区分のため最新の状況はホームページ等でも合わせてご確認下さい。
リッジラインズの年収はビッグ4(4大監査系ファーム)の年収水準をイメージしておくと良いでしょう。
厳密には同じタイトルでも50-100万円程度ビッグ4よりも年収が低いケースはございます。
アソシエイト・・・年収500~700万円
コンサルタント・・・650~900万円
マネージャー・・・1000~1350万円
シニアマネジャー・・・1400~1700万円
ディレクター・・・1700~2300万円
プリンシパル・・・2200~3500万円
※セリング(営業活動の意味)と言われる売上の目標はディレクター以上が目安のようです。
コンサルティングワークには興味あるけど営業活動はしたくない方にとって魅力的な業務範囲になっております。
面接では「なぜリッジラインズに興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。
特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。
主な特徴としては、
① 事業の立ち上げ、組織をつくる側として参画が可能(2020年4月から事業開始)
② 富士通株式会社が持つテクノロジーナレッジを活用する事が可能
③ プラクティス型制度により主体的なキャリア構築が可能
があります。
転職市場における評判は良い会社です。実際に入社されている方も「富士通の良さ、コンサルティング業界の良さをミックスしたイメージ」との声があります。
大資本の安心感を持ちつつ、ベンチャースピリットを大事にしたい方との相性は良いと思います。
コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。
募集要項として、
・コンサル経験者採用の場合は、
コンサルコンサルティング業界におけるプロジェクト経験があり、社内外の企画や実行をリードできる方(業界、職種は問わないものの、IT/テクノロジー領域であれば評価が高いようです)
・未経験者の場合は、
事業会社にてプロジェクトマネジメント、リーダー経験または企画系の業務経験をお持ちの方が対象になります。
募集要項における学歴基準についてコンサルティング業界の経験があれば学歴を重視しない傾向にあります。
また、コンサルティング業界未経験者でも年齢が28歳を超えてくると学歴ではなく、業務経験を重視して採用されています。
年齢が若く業務経験が少ないほど、学歴の要素が大きくなると考えておくと良いでしょう。
全ての選考がWEBで実施されています。
ポジションと経験によってケース有無、適性検査有無は異なりますが未経験者や若手の採用においては、適性検査を合格してから面接プロセスに入る事が多いようです。
また、選考内容は面接官によっても異なりますが口頭でのケース面接(例:広島県の旅館オーナーから3年で売上2倍にしたいと言われた時の施策を考えてetc)を行い、論理的思考力、口頭でのプレゼンテーション力を確認される事は想定しておくと良いでしょう。
通常は書類選考後→適性試験→面接2~3回を目安に選考が行われます。
一次:現場(シニアマネジャー)
二次:現場(シニアマネジャー)
最終:現場(マネージングディレクター)
のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。
テーマについては面接担当官の趣向も入ってくるため参考程度になりますが「旅館の売上を2倍にするための施策は?」「美容室の来店客数を増加させるための施策は?」などがございます。
ケース面接については基本構造を理解する事が大切なので、下記記事をご参照ください。
コンサル業界で必要な業務スキルを身に着けるための書籍紹介~コンサル専門エージェントが解説~
総合ファームで聞かれる質問について押さえておきましょう。
特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。
① 今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
② 各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)
③ コンサルファームへの志望動機
④ リッジラインズへの志望動機(間接的にリッジラインズへの理解を確認されます)
⑤ 5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。
⑥ リッジラインズの強み、弱みは何だと理解されているか。
コンサルファームの中でもどうしてリッジランズなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。
※設立から間もない会社については深く聞かれることはありませんが、ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。
改めてリッジラインズの特徴を表現すると
「事業の立ち上げフェーズである」
「テクノロジーのナレッジが豊富」
「キャリア構築の柔軟度が高い」
ことになります。
志望動機を参考になるように表現すると、
① 事業(組織)の立ち上げフェーズに関与し成長機会を自ら創出したい
② アサインされるプロジェクトを自ら選択し、意図的なキャリア構築を行いたい
③ 富士通が保有するテクノロジーナレッジを活用し日本におけるDX推進に貢献したい
などの内容であればリッジラインズ社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。
ただ、大事なのは「どうしてコンサルティング業界を志望しているのか」「どうして退職を検討していて、その中でリッジラインズを志望しているのか」をご自身の言葉で伝える事になります。
組織の立ち上がりから期間が浅いため、リッジラインズからの転職者は少ない状況です。
転職先としては大手総合系ファームへの同業界転職またはテクノロジーに強い事業会社などへの転職が多いようです。
<参考ページ>
リッジラインズ公式サイト https://www.ridgelinez.com/
面接に不安のある方は下記記事もご参照ください。
【転職活動中の人向け】面接で合格する4つの準備