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コンサル業界への転職に興味があるものの、情報が少なく困っていたりしませんか?
キャリア相談を受ける中で、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(以下:EYSC)について「合格するための情報提供をして欲しい」「プロジェクトドラゴンって何?」といったご相談を頂く事が増えてきました。
当記事をお読み頂く事でEYSCの会社概要、仕事内容、選考内容についてイメージし、面接合格に大きく近づくことができます。
また、EYSCは2023年6月期にコンサルティング部門だけで売上744億円以上、コンサルタント3224人以上の体制を目指す「プロジェクトドラゴン」を代表取締役である近藤氏(元デロイトトーマツコンサルティング代表)が牽引しており、組織の成長フェーズを経験することもできます。
難易度は高い企業ですが、志望動機を固めて、面接対策をしっかり行う事で合格可能性が高くなります。
特に、戦略~ビジネス~IT~組織と一気通貫でサービス支援できる事も特徴ですので、
確かなブランドがありながら、これから事業拡大していく組織の中で先行者利益を取りキャリアアップしたいとお考えの方にはオススメです。
↓コンサル希望者の方は合わせて下記記事も読んでみてください。
【後悔したくない人へ】コンサルティング業界に強い転職エージェントの評判を「中の人」が解説!
それではEYSCの合格方法を解説していきます。
2020年10月1日付で、前身となる「EYトランザクション・アドバイザリー・サービス株式会社(以下EYTAS)」と「EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社(以下EYACC)」が一つの法人に統合され、「EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社」として発足致しました。
EYグループのメンバーファームとして戦略的なトランザクション支援を提供する「ストラテジー・アンド・トランザクション」と、変化の激しいデジタル時代にビジネスの変革を推進する「コンサルティング」の二つのサービスラインを担います。
一気通貫でサービス支援する中で「戦略領域」に関わりながらコンサルティングサービスを提供可能ですので「戦略領域」へのこだわり、興味を持ちながらキャリア形成したいと考えている方にはおすすめの会社です。
<企業名>
EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社
<代表者>
近藤 聡氏
※近藤氏は元デロイトトーマツコンサルティングの代表です。
デロイトトーマツコンサルティング社を総合系ファームNo.1に押し上げた人物であり2019年にEYSC社へ参画しています。
<事業開始日>
2020年4月1日
<所在地>
東京都千代田区有楽町1丁目1番2号 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー
<事業内容>
世界140カ国以上の国々に17万人以上のメンバーを持つグローバルネットワークを保有しており、グローバルで培われた様々な知見を活かしながら、海外展開を考える日本企業や日本市場に参入する海外企業のプロジェクトなどのクロスボーダー案件にも多数対応しています。
また、多種多様なクライアントに対して戦略~ビジネスコンサル~テクノロジーコンサル~組織コンサルまでを社内連携しながら一気通貫でサービス支援できる事も強みです。
日本における事業戦略においては「プロジェクトドラゴン」と言われる、業界トップを目指した戦略プロジェクトも大々的に発表されております。
2019年6月に代表取締役の近藤氏を中心にスタートしたプロジェクトで、2023年6月期にコンサルティング部門だけで売上744億円、コンサルタント3224人体制を目指すという内容です。
「失速が絶対に許されず、常に昇り続けなければならない名前」ということで、ドラゴンと名付けられています。
近藤氏はデロイトトーマツコンサルティング時代に3年間で売上2倍、コンサルタント1.7倍に拡大し、ビッグ4の中でもトップに牽引した実績を持っております。
同じ事をデロイト時代よりもチャレンジングに設定したのが「プロジェクトドラゴン」となります。
コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。
総合系ファームとして全ての業界に対して全てのサービスを提供しています。
業界(インダストリー)とサービス(ケイパビリティ)は下記のようになっています。
・業界軸(インダストリー)
1.TMT(テクノロジー、メディア、エンタータイメント、テレコム)
2.ライフサンエンス
3.銀行・証券
4.保険
5.エネルギー・資源業
6.自動車
7.消費財・小売
8.パブリックセクター
・サービス軸(ケイパビリティ)
1.ビジネスコンサルティング
ビジネストランスフォーメーション
サプライチェーン&オペレーションズ
ファイナンス
エンタープライズリスク
テクノロジーリスク
金融サービスリスクマネジメント
2.テクノロジーコンサルティング
テクノロジーソリューションデリバリー
テクノロジートランスフォーメーション
データ&アナリティクス
デジタル&エマージングテクノロジー
サイバーセキュリティ
3. ピープル・アドバイザリー・サービス
ワークフォースアドバイザリー
統合型ワークフォースモビリティ
4.クロスファンクション
ストラテジック インパクト
ジャパン アウトバウンド ビジネス
ストラテジック バリュー エンハンスメント
EYSCの年収はビッグ4(4大監査系ファーム)の年収水準をイメージしておくと良いです。
コンサルタント・・・年収550~750万円
シニアコンサルタント・・・700~1100万円
マネージャー・・・1000~1600万円
シニアマネジャー・・・1400~2000万円
パートナー・・・2000万円~
※順当な評価を得ていれば年間50~100万程度の報酬アップが見込めます。
面接では「なぜEYSCに興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。
特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。
主な特徴としては、
① 2020年に立ち上がったばかりの組織である事
② 戦略策定、M&A、ビジネスコンサル、テクノロジーコンサル、組織コンサルまで一気通貫で支援できる事
③ プロジェクトドラゴンにより急速に拡大しながら社内制度、仕組みづくりを最適化している事
があります。
全ての選考がWEBで実施されています。
ポジションと経験によってケース有無、適性検査有無は異なりますが未経験者や若手の採用においては、適性検査を合格してから面接プロセスに入る事が多いようです。
また、選考内容は面接官によっても異なりますが口頭でのケース面接を行い、論理的思考力、口頭でのプレゼンテーション力を確認される事は想定しておくと良いでしょう。
通常は書類選考後→適性試験+面接2~3回を目安に選考が行われます。
一次:現場(シニマネジャー)+適性検査(GAB)、
二次:現場(パートナー)、
三次:人事
※ポジションによっても多少異なりますので詳細は転職エージェント又は採用担当者にヒアリングする事をおすすめします。
テーマについては面接担当官の趣向も入ってくるため参考程度になりますが「某プロ野球球団の売上を3年で2倍にするための施策は?」「某牛丼チェーン事業の採算性は?」などがございます。
↓ケース面接については基本構造を理解する事が大切なので、下記記事をご参照ください。
コンサル業界で必要な業務スキルを身に着けるための書籍紹介~コンサル専門エージェントが解説~
総合ファームで聞かれる質問について押さえておきましょう。
特に志望動機は重要ですので項目を分けて「7」で解説致します。
① 今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
② 各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)
③ コンサルファームへの志望動機
④ EYSCへの志望動機(間接的にEYSCへの理解を確認されます)
⑤ 5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。
⑥ EYSCの強み、弱みは何だと理解されているか。
※基本的な質問項目を抑えつつ、ケース面接へ対応できれば合格率は格段にあがります。
コンサルファームの中でもどうしてEYSCなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。
※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。
改めてEYSCの特徴を表現すると「急速な拡大時期である事」「戦略、ビジネス、IT、組織が連携し一気通貫でサービス提供できる点になります。
志望動機を参考になるように表現すると、
① 事業(組織)の立ち上げフェーズに関与し成長機会を自ら創出したい
② 顧客への提供サービス範囲を広くカバーし、課題解決のレベルを上げていきたい
③ 組織づくりにも関わりながら連帯意識を持ってビジネスを進めていきたい。
などの内容であればEYSC社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。
2023年頃までは「プロジェクト・ドラゴン」に興味を持ち、自身の当事者の一人として関与していきたい、でも良いと思います。
EYSCはビッグ4の一角でもあり、大手企業への転職が多いようです。
業界大手ファーム以外ですと外資系事業会社の企画ポジション、日系グローバル企業の企画ポジションへの転職者がいるようです。
↓これから転職活動を開始される方は下記もご参照ください。
【転職活動中の人向け】面接で合格する4つの準備
<参考サイト>
EYSC公式ページ https://www.ey.com/ja_jp/people/ey-strategy-and-consulting