crossorigin="anonymous">

【未経験者向け】EYストラテジー・アンド・コンサルティングへの転職難易度を下げる方法を解説

筆者プロフィール
こがたかし(転職エージェント代表)
33歳で8社目(7回転職)の「プロ転職家」です。
東証一部上場の人材紹介会社で経営企画、事業企画、現場責任者と転職支援事業を幅広く経験しています。
延べ700名以上の転職支援、総面談回数2500回以上を経験し、あらゆる業界&職種の転職支援に携わっています。
MBA(ビジネススクール)にて「採用選考プロセスと離職の関係」をテーマに定量研究を行っており「ミスマッチの無い転職」のアドバイスに定評があります。
検索

コンサル業界への転職に興味があるものの、情報が少なく困っていたりしませんか?

キャリア相談を受ける中で、EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社(以下:EYSC)について「合格するための情報提供をして欲しい」「プロジェクトドラゴンって何?」といったご相談を頂く事が増えてきました。

 

当記事をお読み頂く事でEYSCの会社概要、仕事内容、選考内容についてイメージし、面接合格に大きく近づくことができます。

また、EYSCは2023年6月期にコンサルティング部門だけで売上744億円以上、コンサルタント3224人以上の体制を目指す「プロジェクトドラゴン」を代表取締役である近藤氏(元デロイトトーマツコンサルティング代表)が牽引しており、組織の成長フェーズを経験することもできます。

難易度は高い企業ですが、志望動機を固めて、面接対策をしっかり行う事で合格可能性が高くなります。 

特に、戦略~ビジネス~IT~組織と一気通貫でサービス支援できる事も特徴ですので、

確かなブランドがありながら、これから事業拡大していく組織の中で先行者利益を取りキャリアアップしたいとお考えの方にはオススメです。

↓コンサル希望者の方は合わせて下記記事も読んでみてください。

それではEYSCの合格方法を解説していきます。

1. EYSCってどんな会社?

 

 2020年10月1日付で、前身となる「EYトランザクション・アドバイザリー・サービス株式会社(以下EYTAS)」と「EYアドバイザリー・アンド・コンサルティング株式会社(以下EYACC)」が一つの法人に統合され、「EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社」として発足致しました。

EYグループのメンバーファームとして戦略的なトランザクション支援を提供する「ストラテジー・アンド・トランザクション」と、変化の激しいデジタル時代にビジネスの変革を推進する「コンサルティング」の二つのサービスラインを担います。

一気通貫でサービス支援する中で「戦略領域」に関わりながらコンサルティングサービスを提供可能ですので「戦略領域」へのこだわり、興味を持ちながらキャリア形成したいと考えている方にはおすすめの会社です。

1.1EYSC概要

<企業名>

EYストラテジー・アンド・コンサルティング株式会社

<代表者>

近藤 聡氏

※近藤氏は元デロイトトーマツコンサルティングの代表です。

デロイトトーマツコンサルティング社を総合系ファームNo.1に押し上げた人物であり2019年にEYSC社へ参画しています。

<事業開始日>

2020年4月1日

<所在地>

東京都千代田区有楽町1丁目1番2号 東京ミッドタウン日比谷 日比谷三井タワー

<事業内容>

世界140カ国以上の国々に17万人以上のメンバーを持つグローバルネットワークを保有しており、グローバルで培われた様々な知見を活かしながら、海外展開を考える日本企業や日本市場に参入する海外企業のプロジェクトなどのクロスボーダー案件にも多数対応しています。

また、多種多様なクライアントに対して戦略~ビジネスコンサル~テクノロジーコンサル~組織コンサルまでを社内連携しながら一気通貫でサービス支援できる事も強みです。

日本における事業戦略においては「プロジェクトドラゴン」と言われる、業界トップを目指した戦略プロジェクトも大々的に発表されております。

1.2プロジェクトドラゴンって何?

2019年6月に代表取締役の近藤氏を中心にスタートしたプロジェクトで、2023年6月期にコンサルティング部門だけで売上744億円、コンサルタント3224人体制を目指すという内容です。

「失速が絶対に許されず、常に昇り続けなければならない名前」ということで、ドラゴンと名付けられています。

近藤氏はデロイトトーマツコンサルティング時代に3年間で売上2倍、コンサルタント1.7倍に拡大し、ビッグ4の中でもトップに牽引した実績を持っております。

 同じ事をデロイト時代よりもチャレンジングに設定したのが「プロジェクトドラゴン」となります。

2.EYSCの組織はどうなっている?

コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。

2.1総合系or専門系?

総合系ファームとして全ての業界に対して全てのサービスを提供しています。 

2.2業界×サービスの組織区分は?

業界(インダストリー)とサービス(ケイパビリティ)は下記のようになっています。

・業界軸(インダストリー)

1.TMT(テクノロジー、メディア、エンタータイメント、テレコム)

2.ライフサンエンス

3.銀行・証券

4.保険

5.エネルギー・資源業

6.自動車

7.消費財・小売

8.パブリックセクター

・サービス軸(ケイパビリティ)

1.ビジネスコンサルティング

ビジネストランスフォーメーション

サプライチェーン&オペレーションズ

ファイナンス

エンタープライズリスク

テクノロジーリスク

金融サービスリスクマネジメント

2.テクノロジーコンサルティング

テクノロジーソリューションデリバリー

テクノロジートランスフォーメーション

データ&アナリティクス

デジタル&エマージングテクノロジー

サイバーセキュリティ

3. ピープル・アドバイザリー・サービス

ワークフォースアドバイザリー

統合型ワークフォースモビリティ 

4.クロスファンクション

ストラテジック インパクト

ジャパン アウトバウンド ビジネス

ストラテジック バリュー エンハンスメント

3.EYSCの年収はどれくらい?

 

EYSCの年収はビッグ4(4大監査系ファーム)の年収水準をイメージしておくと良いです。

3.1 タイトル別年収イメージ

コンサルタント・・・年収550~750万円

シニアコンサルタント・・・700~1100万円

マネージャー・・・1000~1600万円

シニアマネジャー・・・1400~2000万円

パートナー・・・2000万円~

※順当な評価を得ていれば年間50~100万程度の報酬アップが見込めます。 

4.EYSCと他ファームとの違いは?

面接では「なぜEYSCに興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。

特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。

主な特徴としては、

① 2020年に立ち上がったばかりの組織である事

② 戦略策定、M&A、ビジネスコンサル、テクノロジーコンサル、組織コンサルまで一気通貫で支援できる事

③ プロジェクトドラゴンにより急速に拡大しながら社内制度、仕組みづくりを最適化している事

があります。

5.EYSCの選考プロセスはどうなっている?

全ての選考がWEBで実施されています。

ポジションと経験によってケース有無、適性検査有無は異なりますが未経験者や若手の採用においては、適性検査を合格してから面接プロセスに入る事が多いようです。

 

また、選考内容は面接官によっても異なりますが口頭でのケース面接を行い、論理的思考力、口頭でのプレゼンテーション力を確認される事は想定しておくと良いでしょう。

5.1選考プロセス

通常は書類選考後→適性試験+面接2~3回を目安に選考が行われます。

一次:現場(シニマネジャー)+適性検査(GAB)、

二次:現場(パートナー)、

三次:人事

※ポジションによっても多少異なりますので詳細は転職エージェント又は採用担当者にヒアリングする事をおすすめします。

5.2ケース面接例

テーマについては面接担当官の趣向も入ってくるため参考程度になりますが「某プロ野球球団の売上を3年で2倍にするための施策は?」「某牛丼チェーン事業の採算性は?」などがございます。

↓ケース面接については基本構造を理解する事が大切なので、下記記事をご参照ください。

6.EYSCの面接で聞かれることは?

総合ファームで聞かれる質問について押さえておきましょう。

特に志望動機は重要ですので項目を分けて「7」で解説致します。

① 今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介

② 各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)

③ コンサルファームへの志望動機

④ EYSCへの志望動機(間接的にEYSCへの理解を確認されます)

⑤ 5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。

⑥ EYSCの強み、弱みは何だと理解されているか。

※基本的な質問項目を抑えつつ、ケース面接へ対応できれば合格率は格段にあがります。

 

7.EYSCへの志望動機の伝え方は?

コンサルファームの中でもどうしてEYSCなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。

※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。

改めてEYSCの特徴を表現すると「急速な拡大時期である事」「戦略、ビジネス、IT、組織が連携し一気通貫でサービス提供できる点になります。

志望動機を参考になるように表現すると、

① 事業(組織)の立ち上げフェーズに関与し成長機会を自ら創出したい

② 顧客への提供サービス範囲を広くカバーし、課題解決のレベルを上げていきたい

③ 組織づくりにも関わりながら連帯意識を持ってビジネスを進めていきたい。

などの内容であればEYSC社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。

2023年頃までは「プロジェクト・ドラゴン」に興味を持ち、自身の当事者の一人として関与していきたい、でも良いと思います。

8.EYSCからの転職先は?

EYSCはビッグ4の一角でもあり、大手企業への転職が多いようです。

業界大手ファーム以外ですと外資系事業会社の企画ポジション、日系グローバル企業の企画ポジションへの転職者がいるようです。

↓これから転職活動を開始される方は下記もご参照ください。



<参考サイト> 

EYSC公式ページ https://www.ey.com/ja_jp/people/ey-strategy-and-consulting


コンサル未経験でアクセンチュアに合格する方法を解説~業界経験の長い転職エージェントが解説~
【未経験者向け】PwCコンサルティングへの合格方法とは~実績豊富な転職エージェントが解説~
【未経験者向け】デロイトトーマツコンサルティングへの合格方法を転職エージェントが解説
【未経験者向け】KPMGコンサルティングへの合格方法を実績豊富な転職エージェントが解説
リッジラインズ(Ridgelinez)への転職~合格するための企業情報、選考情報を解説~
アビームコンサルティングへの転職 ~年収、評判、制度を専門家が解説~
シグマクシスへの転職~年収、評判、選考内容を業界専門の転職エージェント経験者が解説~
ドルビックスコンサルティングへの転職~年収、評判、選考内容を転職エージェント経験者が解説~
グランマニブスへの転職~組織、年収、評判、選考内容を転職エージェント経験者が解説~
クロスピアコンサルティングへの転職~年収、評判、選考内容をエージェント経験者が解説~
転職で絶対に登録しておきたいエージェント
アージスジャパン
ミドル~ハイクラスのキャリアアップ転職に強い!
おすすめポイント!
  • 外資系企業・グローバル企業に強い!
  • ミドル~ハイクラス求人に強い!
  • キャリア面談~面接~入社後まで同じ担当者にフォローしてもらえる!
コトラ
金融・コンサルティング業界向けの転職支援を約20年以上行っており、業界トップクラスの実績とポジショニング
おすすめポイント!
  • 金融業界・コンサル業界に興味のある人向け!
  • 年収アップを実現できる求人多数あり!
  • 担当アドバイザーが丁寧にフォロー!
パソナ
各業界・職種毎に専門特化したキャリアアドバイザーが様々な角度からキャリアコンサルティングを実施
おすすめポイント!
  • 約6,000件の公開案件・約15,000件の非公開求人!
  • 業界大手の幅広いネットワークあり!
  • 業界・職種の専門家が専任サポート!ニッチな業界でも安心!
アクシスコンサルティング
コンサル転職には外せない!総合系コンサルティングファームの転職に強いエージェント!
おすすめポイント!
  • 総合系コンサルファームなど、コンサル業界の独自求人を多数保有!
  • 書類添削、面接対策などフォローが手厚い!
  • 年収アップ事例が多い!
エンワールドジャパン
多国籍企業と国際的な視点を持つグローバルな人材をつなぐ、日本でトップクラスの人材紹介!
おすすめポイント!
  • 外資系・グローバル企業の転職支援に強い!
  • 入社後も一年間フォローで安心!
  • 外資系企業とのパイプが強く非公開求人が多い!
■年代別おすすめ転職サイト
■地域別おすすめ転職サイト
■業界別おすすめ転職サイト
■年収別おすすめ転職サイト
人気の転職エージェント