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未経験でコンサル業界に入る事は決まったけどまだ少し不安がある。
そのため、準備できる事はやっておきたいとの相談を受ける事がよくあります。
コンサル業界は地頭が良く、話も上手で、仕事をガンガン進めて行くイメージをお持ちの方が多いです。
イメージは合っていますが、もう少し解像度を高く理解しておかないと苦労する事になるでしょう。
本記事では筆者がコンサル業界向けの転職支援を行っていた経験から【コンサル業界に入る時の準備】についてご紹介させて頂きます。
最後までお読みいただく事で「コンサルティングファームで活躍するための入社前準備」を精度高く行う事ができます。
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未経験でコンサルティングワークをキャッチアップする中で、一般的に苦労されるのが下記3点です。
「ロジカル」とは「論理的な」「筋の通った」の意味でつかわれる事が多いです。
社会人であれば身に着けて置く事で「問題解決能力の向上」「プレゼン力や提案力の向上」「コミュニケーション能力の向上」に繋がります。
コンサルティングワークでは会議、資料作成、プレゼンテーションなど全ての場面で求められる能力です。
コンサルティングワークで最初に依頼される業務はスライド作成が多いです。
PJTにもよりますが、定められた期間で一定の質を担保しながら作成と納品を続けていきますので、スライド作成に慣れていないと必要以上に残業が増え苦労されると考えられます。
会社によっては入社後に研修等がございますので、積極的に活用してみてください。
「全ての責任は自分にある」と覚悟を決める事でPJTのアサイン、PJT稼働中における難易度の高い依頼などにも納得して取り組むことができるようになります。
時には納得のいかない事もあるかもしれませんが、そのような時は中長期的なキャリアイメージを思い出して目の前の業務にコミットをしていきましょう。
推奨されるスキル、マインドセットは比較的イメージのつく方が多いのではと思います。
ここでは意外と教えてもらえない未経験者のつまづきポイントをご紹介致します。
コンサルティングファームのビジネスは、コンサルタントごとに単価(1 時間/1 日ごとの稼働金額)が設定 されており、その稼働時間に応じてクライアントにコンサルティングフィーを請求(チャージ)するのが一般的 です。(※別途成功報酬型の契約もあります)
事業会社では、多くの場合この「クライアントにチャージする」という概念がないため、入社後に戸惑う声を よく聞きます。
※プロジェクトが稼働している際は残業代の請求が可能、その他の期間(資格取得期間等)は残業代の請求は不可などのルールがありますので、入社後にご確認ください。
コンサルティングの現場では、常にプロジェクトに参画(アサイン)され続けることもありますが、多くの場合はプロジェクトの切れ目切れ目で非稼働(アベイラブル)期間があります。
特に、入社後の中途研修が終わってからは、プロジェクトの受注状況や人員リソースの兼ね合いから、すぐにプロジェクトにアサインされることもあれば、2 週間~1 か月程アベイラブル期間が発生することもあります。
アベイラブル期間が数ヶ月となってしまうと良くないですが、一定期間であれば誰にでも発生し得ることなの で、「チャンス」と捉えて資格取得や業界研究などに積極的に取り組んでいただくと宜しいかと存じます。
未経験から入社をすると、アルファベット 3 文字の略語や聞きなれない横文字が社内の会話で多く出てきます。
社内の組織名の略称だけでも多数ありますので、頻出単語からキャッチアップしていただければ問題ございません。
コンサルティングファームに入社すると、プロジェクトアサインを検討してもらう資料として『社内用レジメ』を作成することになります。(職務経歴書から定性情報を除き、スキルを定量的に表したもの)
レジュメが魅力的であればあるほどプロジェクトにアサインされてからの活躍イメージが湧きやすく、結果としてプ ロジェクトアサインまでの期間が短縮化されやすくなります。
また、未経験からのキャリアチェンジでは、入社当初は周囲の優秀さに圧倒され、自信を失ってしまいがち です。そんな中で踏ん張るためにも、自分がこれまでどんなスキルを身に付けてきたか、どの点を評価・期待されてコンサルへの切符を勝ち取ったのかをしっかりと整理することが大切です。
更に、案件の受注状況によってはご自身の志向と異なるプロジェクトにアサインされる可能性もゼロではあ りません。これは一定仕方がないことであるため、その中でも、「自分は●●をしにコンサルになったんだ。● ●をするまでは頑張ろう!」と自身を鼓舞し、「将来どんなことがしたいか」という自身のキャリア感の 整理が重要です。
コンサルティング業界に未経験で入られた方のうち短期で昇格している方へのアンケート結果をもとに急速に成長するうえで必要な要素を3つご紹介致します。
はじめは右も左もわからない状況なので、身の周りの先輩の中で「ドキュメント作成なら〇〇さん」「プレゼ ンテーションなら〇〇さん」「会議のファシリテーションなら〇〇さん」など 必要な各スキルにおいていかに早くロールモデルを見つけるかが重要です。
往々にして先輩の方法・考え方は理にかなっていて正しいもの。
まずは固定概念を捨て、その人の方法を徹底的に真似ることで型を身に着けていきましょう。
上記①で最低限の型を身に着けたら、それを日々のタスクでどんどん活用し、さらにスキルアップを図ってい く。 目の前の業務に真剣に取り組み、上司とその先にいるクライアントに貢献することに専念しましょう。
上記②を続けることで、いつしか周りのメンバーよりも得意な領域が見つかってきます。 その専門性を磨き、社内外から「この領域なら〇〇さん」というポジションを築いていけると一人前です。
以上です。
如何でしたでしょうか。
昨今、コンサルティング業界経験者の市場価値は上昇しつつあります。
「まずは3年」と期間を決めて取り組んでいくのも良いかと思います。新たな舞台でのご活躍を願っております。
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