激務・高年収と評判のYCP Solidiance の難易度とは？~専門エージェントが解説~

グローバルの中でも特にアジアに強みを持つ戦略コンサルティングファームである株式会社YCP Solidiance について、

「サービス領域は？」

「タイトル別の年収レンジはどれくらい？」

「実際の働き方は激務か？」

「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い？それとも悪い？」

「募集要件には学歴が必須になっている？」

といったご相談を頂くことがあります。

当記事をお読み頂く事で

・YCP Solidianceの会社概要

・YCP Solidianceの仕事イメージ

・YCP Solidianceの募集要件、選考内容

・YCP Solidianceの年収

・YCP Solidianceの評判

・YCP Solidianceの学歴基準

 についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。

特に、コンサル先へ常駐するハンズオン型の戦略アドバイスのみではなく自社で事業開発を行っている事が特徴です。

社員の多くはコンサルタントとしてクライアントを抱えながら自社事業のCEOなどを兼任しています。

評価としても年間のプロフィット（利益）貢献をもとに報酬に還元される仕組みのため経営者に近い感覚でビジネスに関わる事ができます。

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【後悔したくない人へ】コンサルティング業界に強い転職エージェントの評判を「中の人」が解説！

 それではYCP Solidianceの合格方法を解説していきます。

※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。

1.YCP Solidianceってどんな会社？

■会社特徴

YCP Solidianceは、YCPグループとSolidiance Asia Pacific社の経営統合により誕生した会社です。2006年の設立以来、アジアを中心に事業を拡大し続けています。

アジアを中心とする世界17拠点に在籍するプロフェッショナル300名からなる、アジア特化型のマネジメントコンサルティングファームです。各領域の専門家が、幅広い産業で、事業戦略構築・オペレーション改善・M&Aアドバイザリー・市場調査・マーケティングアドバイザリー・デジタルソリューションを提供しており、アジア市場全域で2,000件以上のプロジェクト実績を有しています。

1.1 YCP Solidiance概要

＜企業名＞

株式会社YCP Solidiance

＜代表者＞

石田裕樹氏

※東京大学大学院卒業後、ゴールドマン・サックスを経て2011年にYCPグループ設立

＜事業開始日＞

2011年08月

＜所在地＞

 東京都港区南青山１−１−１ 新青山ビル東館 

＜従業員数＞

300名 

＜事業内容＞

・マネジメントサービス事業

・投資事業

・海外展開支援事業

2.YCP Solidianceの組織はどうなっている？

コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×機能の組織区分」を知る事が重要です。 

2.1 総合系or専門系？

戦略領域（特に顧客常駐のハンズオン型）に特化した専門型コンサルティングファームです。業界は広く対応しています。 

＜主なサービス事例＞

・マネジメントサービス事業

・投資事業

・海外展開支援事業 

2.2 業界×機能の組織区分は？

業界別にプロジェクトベースで分かれます。

アサインについては希望が通りやすい傾向にあります。

＜業界軸＞

自動車・モビリティ

化学・エネルギー

建設・インフラ

消費財・流通

金融

ヘルスケア

製造

プライベートエクイティ・投資

テクノロジー・メディア・通信

3.YCP Solidianceの年収はどれくらい？

YCP Solidianceの年収は大手ファームよりも高い水準と考えておくと良さそうです。 

3.1 タイトル別年収イメージ

アナリスト・・・700～1,000万円

アソシエイト・・・1,000～1,500万円

マネージャー・・・1,500～1,800万円

シニアディレクター・・・1,800～2,500万円

パートナー・・・3,000万円～

※成果に対する評価が明確なので短期間で昇給・昇格が可能です。 

4.YCP Solidianceと他ファームとの違いは？

面接では「なぜYCP Solidianceに興味を持ったのか？」と聞かれる事が多くあります。

特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。

主な特徴としては、

①企画提案のみのコンサルでは無く顧客に経営側で常駐し実行に関わる

②自社で事業投資を行っており経営者キャリアが開かれている

③実力主義で大手ファームよりも短期間で昇格、昇給ができる

④アジアエリアに強くグローバルビジネスに関わる事が可能

等があります。

5.YCP Solidianceの募集要項は？

コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。

ただ、比較的採用難易度の高いファームです。

5.1 募集要項詳細

大手ファームと比較すると採用要件は厳しい印象です。

具体的な募集要項として、

・コンサル経験者採用の場合は、

大手ファームでの職務経験または準ずる経験のある方

・未経験者の場合は、

大手事業会社にて戦略立案・事業開発に携わった経験のある方

となっております。

特にP＆Gのようなマーケティングに強い事業会社出身者が活躍しています。 

5.2 学歴基準詳細

採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。

但し、実際に合格している方は「GMARCH以上」が多いです。

6.YCP Solidianceの選考プロセスはどうなっている？

WEB、対面にて実施されています。 

6.1 適性検査、ケース有無

適正検査はありますがケース面接はありません。

ただ、口頭による受け答えの中で論理的思考力を計られます。 

6.2 選考プロセス

通常は書類選考後→面接2～3回を目安に選考が行われます。

適性試験：WEBテスト（SPI非言語に近い内容）

一次：シニアディレクタークラス

二次：シニアディレクタークラス

最終：パートナークラス

のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。

7.YCP Solidianceの面接で聞かれることは？

YCP Solidianceで聞かれる質問について押さえておきましょう。

特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。

①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介

②各経歴の深堀り（なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか）

③コンサルファームへの志望動機

④YCP Solidianceへの志望動機（間接的にYCP Solidianceへの理解を確認されます）

⑤5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。

⑥YCP Solidianceの強み、弱みは何だと理解されているか。

準備を入念に行うのもコンサルタントに求められるスキルの一つですのでしっかり準備しておきましょう。

8.YCP Solidianceへの志望動機の伝え方は？

コンサルファームの中でもどうしてYCP Solidianceなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。

※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。

改めてYCP Solidianceの特徴を表現すると

「経営者に近い責任、報酬体系で働ける事」

「コンサル業務と自社事業開発業務の両方に関われる事」

「アジアを中心としたグローバルビジネスに携われる事」

「実力主義で短期間で昇給・昇格が可能である事」

「YCPグループは上場しており資本基盤がある事」

などになります。

志望動機を参考になるように表現すると、

①将来的に起業家を目指したい

②コンサルティングのみではなく事業開発に携わりたい

③現職では5年かかる成長曲線を１年以内に達成したい

④戦略企画・立案のみではなく実行に関わりたい

⑤日本に限らずアジアエリアでビジネスをしたい

などの内容であればYCP Solidiance社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。

9.YCP Solidianceは激務なのか？

経営者に近い業務を担うため激務です。

ただ、報酬還元率も高く、経営者へのキャリアも大きく開けるため総合的に満足して働いている方が多いです。

また、激務になる理由として「企画・提案のみではなく実行責任者として関わっていく」「顧客企業、投資企業の利益貢献に関わっていく」といった事があります。

10.YCP Solidianceの評判は？

20代、30代の年齢から顧客企業、投資企業の経営陣としての経験を積める事から「YCP Solidianceに入った事でキャリアが開けた人」も多くおり非常に評判が良いです。

特に「短期的に高品質なビジネススキルを身に着けたい」といった高い成長志向を持つ方には評判が良いです。

11.YCP Solidianceは人気のある会社なのか？

上場しているため知名度も高く人気もあります。

特に「将来的に経営者として大成したい」と考えている方にとっては相性が良いです。

12.YCP Solidianceからの転職先は？

YCP Solidianceに入ればキャリアに困る事はありません。

実際に起業される方も多いですが、

①大手事業会社CXO職、

②大手コンサルティングファーム

への転職が多くなっています。 

＜参考リンク＞

YCP Solidiance　公式HP

https://ycpsolidiance.com/ja/