三十三フィナンシャルグループの中途採用年収は低い？高い？難易度や面接・試験内容・合格率を解説
東証一部上場の人材紹介会社で経営企画、事業企画、現場責任者と転職支援事業を幅広く経験しています。
延べ700名以上の転職支援、総面談回数2500回以上を経験し、あらゆる業界＆職種の転職支援に携わっています。
MBA(ビジネススクール)にて「採用選考プロセスと離職の関係」をテーマに定量研究を行っており「ミスマッチの無い転職」のアドバイスに定評があります。
三十三フィナンシャルグループの企業概要
まずは三十三フィナンシャルグループについてざっくり把握しておきましょう。
株式会社三十三フィナンシャルグループは、三重銀行と第三銀行が2018年に経営統合したことで発足した金融グループ会社です。
社名の「三十三」は、三重銀行（三）と第三銀行（三）で三＋三（さんプラスさん）を三十三（さんじゅうさん）と読み替えた事が由来です。
三十三フィナンシャルグループは「地域のお客さまから愛され信頼される金融グループとして、地域とともに成長し、活力あふれる未来の創造に貢献すること」を経営方針に掲げています。
| 企業概要 | |
|---|---|
| 企業名 | 三十三フィナンシャルグループ |
| 代表者名 | 渡辺 三憲 |
| 売上 | 704億円 |
| 従業員数 | 2,617人 |
| 平均年齢 | 53.1歳 |
| 平均勤続年数 | 30.5年 |
| 市場取引所 | 東証プライム,名証プレミア |
| 上場年月日 | 2018年4月2日 |
| 設立年月日 | 2018年4月2日 |
| 所在地 | 三重県四日市市西新地７－８(GoogleMap) |
三十三フィナンシャルグループの中途採用の年収
つづいて三十三フィナンシャルグループの年収についてです。平均年収、年代別、職種別、階級別などで 三十三フィナンシャルグループの中途採用の年収について理解していきます。
この記事の内容は、 有価証券報告書、 OpenWork、 転職会議、当サイトに寄せられた実際の転職情報などを総合・整理しまとめたものです。
三十三フィナンシャルグループの平均年収
三十三フィナンシャルグループの平均年収は994万円です。 日本の平均年収や、上場企業との比較を見てみましょう。
| 平均年収 | |
|---|---|
| 三十三フィナンシャルグループ | 平均994万円 |
| 日本人全体の平均年収 | 平均461万円 |
| 上場企業の平均年収 | 平均606万円 |
| 銀行・証券中途採用 | 平均693万円 |
三十三フィナンシャルグループの中途採用・年代別年収
続いて、三十三フィナンシャルグループの中途採用、年代別の年収です。
| 中途採用・年代別年収 | |
|---|---|
| 20代 | 501万円 |
| 30代 | 719万円 |
| 40代 | 971万円 |
| 50代 | 1218万円 |
三十三フィナンシャルグループの中途採用・職種別年収
三十三フィナンシャルグループの中途採用、職種別の年収です。
| 中途採用・職種別年収 | |
|---|---|
| 営業職 | 918万円 |
| 企画職 | 727万円 |
| 専門職 | 822万円 |
三十三フィナンシャルグループの中途採用・階級別年収
三十三フィナンシャルグループの中途採用、階級・役職別の年収です。
| 中途採用・職種別年収 | |
|---|---|
| 主任 | 518万円 |
| 課長 | 718万円 |
| 部長代理 | 878万円 |
| 部長 | 982万円 |
| 副本部長 | 1281万円 |
| 本部長 | 1437万円 |
三十三フィナンシャルグループの初任給（参考）
参考までに三十三フィナンシャルグループの学歴別初任給も確認しておきましょう。
| 学歴別初任給 | |
|---|---|
| 三十三フィナンシャルグループの大卒初任給 | 410万円 |
| 三十三フィナンシャルグループの院卒初任給 | 500万円 |
三十三フィナンシャルグループへの転職で1000万プレイヤーになることはできる？
総合職として入社して15年経過すると、昇格、昇給、評価、残業時間によって年収1000万円を超える可能性が出てきます。
管理職になると残業代が出ないため、会社、組織の業績によって変動します。
三十三フィナンシャルグループの中途採用の難易度
三十三フィナンシャルグループの中途採用、採用難易度は4です。(最高5)
三十三フィナンシャルグループは三重県に強い地盤を持っており入社難易度の高い会社です。
ただ、三大財閥と比べると難易度は低いです。
新卒一括採用の文化が残っており、中途採用は毎年20～50名程度です。
職種によっては学歴よりも職務経験を重要視しますが、会社全体としては学歴を重視しながら採用する傾向にあります。
無名企業から三十三フィナンシャルグループに転職することは可能か
無名企業からの転職は可能です。
特にIT系職種・WEB系職種・コンサルティング職種など金融業界に人材が少ない職種経験者であれば無名企業からの転職は可能です。
また、三十三フィナンシャルグループの地盤である三重県エリアと縁があると優遇されやすいです。
三十三フィナンシャルグループの中途採用の採用プロセス
面接回数は３回程度です。
募集ポジションによって異なりますが、
一次面接：人事部門
二次面接：事業部門（部長クラス）
三次面接：事業部門（本部長クラス）
最終面接：事業部門（役員クラス）
が出てきます。
全て一対一では無く、同役職・同部門の方が複数出てくる事がありますので心の準備をしておきましょう。
選考途中でWEBテストがあります。しっかり対策しておきましょう。
三十三フィナンシャルグループの中途採用の面接内容
面接で聞かれる事は一般的な内容が多いようです。
①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
②各経歴の深堀り（なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか）
③金融業界への志望動機
④三十三フィナンシャルグループへの志望動機
⑤該当業種（銀行、証券、保険etc）で活かせる経験
⑥5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。
について整理しておきましょう。
三十三フィナンシャルグループの社風・社内カルチャー
三十三フィナンシャルグループは「リレーションの構築」「ソリューションの提供」「効率化と最適化」「強固な経営基盤」の4つの基本方針のもと、ビジョンとして掲げる「質の高い地域ナンバー１金融グループ」を目指しています。
社風としても「顧客を大切にしながら変革していく気概」に溢れています。
また、健康経営、女性活躍の推進にも力を入れています。
三十三フィナンシャルグループの働きやすさ・ワークライフバランス・残業時間
残業時間は月平均10時間程度となっております。
基本的に土日勤務は無く、平日も残業を推奨していません。
そのため、18:00頃には帰宅する社員が多く、有給休暇の取得も全社で推進されています。
残業や有給取得に関して不満を持つ社員は少なく、ワークライフバランスは取りやすい会社です。
三十三フィナンシャルグループが中途採用に求める人材像
三重県エリア活性化への「情熱」を持った人材
三十三フィナンシャルグループは三重県エリアの顧客基盤が強いです。
そのため、三重県にある企業活性化支援に力を入れています。
三重県と何かしらの縁があり、地域活性化に金融の力で貢献したい「情熱」を持った人材を求めています。
三重県の金融機関に少ない「スキル・専門性」を有する人材
金融業界はコロナ渦をきっかけとしてデジタル化が進んでいます。
店舗・紙に依存しない金融サービスの提供を行うために業務プロセスや顧客とのコミュニケーションにITツール導入の促進がされています。
変化するビジネス環境に適応するためのプロフェッショナルとして「高い人間力」と「スキル」を活かして貢献してくれる人材を求めています。
「顧客主義」で成果にこだわれる人材
三十三フィナンシャルグループでは「顧客主義」の考え方が徹底されています。
そのため、自分第一ではなく相手第一で行動できる人を求めています。
過去の経験で「相手第一」で動き、成果に繋げた経験があればアピールする事をおすすめします。
これだけは外せない三十三フィナンシャルグループ対策のポイント
三十三フィナンシャルグループは歴史があり、取引先から高い信頼を持つ会社です。
地元企業と比べて福利厚生も手厚く、給与水準も高いです。
長期的な就業もしやすいため、金融業界に興味のある方は挑戦する価値の高い会社です。
三十三フィナンシャルグループの中途採用合格率診断
いくつかの質問に答えることで、三十三フィナンシャルグループの中途採用合格率を簡易的に判定することができます。 今現在の合格率はどの程度か確認してみましょう。
