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みなさん、こんにちは。転職イロハ運営のタカです。
「やばい」「年収低い」と噂されているコンサルティングファームである船井総合研究所について、
「コンサルティングのサービス領域は?」
「タイトル別の年収レンジはどれくらい?」
「実際の働き方は激務か?」
「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い?それとも悪い?」
「募集要件には学歴が必須になっている?」
「本当にやばいのか?」
といったご相談を頂くことがあります。
当記事をお読み頂く事で
・船井総研の会社概要
・船井総研の仕事イメージ
・船井総研の募集要件、選考内容
・船井総研の年収イメージ
・船井総研の評判
・船井総研の学歴基準
についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。
船井総研は中堅企業の経営者と伴走しながらコンサルティングを行うスタイルのため、近い将来ご自身で起業を視野に入れている方にとってはマッチ度の高い会社です。
短期間で「擬似的な経営経験」「経営コンサルティングスキル」を身に着ける事が出来きます。
コンサル業界希望者の方は合わせて下記記事も読んでみてください。
【後悔したくない人へ】コンサル業界に強い転職エージェントの評判をエージェント経験者が解説
それでは船井総研の合格方法を解説していきます。
※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。
■会社特徴
銀行や会計事務所などの出資母体をもたない独立系のコンサルティング会社です。
中堅・中小企業1万社以上へのコンサルティング実績を持ち、コンサル経験人材のみならず、各業界のコンサル未経験人材が事業の嗅覚と腕力を持って経営支援をしています。
・年間コンサルティング契約社数は5,487社(2020年実績)。
・船井総研グループ全体で190の経営研究会が主宰され、入会者数7,177名と国内最大級のコンサルティング実績を誇る(2020年実績)。
・年間セミナー開催数1,000件超。直面する経営環境・経営課題の解決に寄与するセミナーを業種・テーマ別に数多く実施。
・各業種・テーマに精通した専門コンサルタントを700名以上擁し、「月次支援」「経営研究会」を両輪で実施する独自の支援スタイル。
<企業名>
株式会社船井総合研究所 (Funai Consulting Incorporated)
<代表者>
代表取締役社長 社長執行役員 真貝 大介氏
<事業開始日>
1970年(前身の日本マーケティングセンターとして創業)
<所在地>
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-6-6
日本生命丸の内ビル 21階
<従業員数>
800名(2020年12月末時点)
<事業内容>
経営コンサルティング業
中堅・中小企業を対象に専門コンサルタントを擁する日本最大級の経営コンサルティング会社です。業種・テーマ別に「月次支援」「経営研究会」を両輪で実施する独自の支援スタイルをとり、「成長実行支援」「人材開発支援」「企業価値向上支援」「DX(デジタルトランスフォーメーション)支援」を通じて、社会的価値の高い「グレートカンパニー」を多く創造することをミッションとしています。
その現場に密着し、経営者に寄り添った実践的コンサルティング活動は様々な業種・業界経営者から高い評価をいただいております。
コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。
総合系ファームとして全ての業界に対して全てのサービスを提供しています。
ただ、東証一部上場企業のような超大手企業ではなく売上10~500億前後の中堅企業を
メイン顧客としてコンサルティングサービスを行っています。
<主なサービス事例>
・中期経営計画策定支援
・新規事業立案支援
・調査・データ分析支援
・財務状況改善支援
・組織生産性向上支援
※多くの案件は代表取締役などの決裁者と打合わせを行いながら案件化していきます。
業界軸を中心に「業界×テーマ」で組織が分かれています。
<業界区分>
住宅・不動産コンサルティング
メディカル・ヘルスケアコンサルティング
介護・福祉・教育コンサルティング
士業コンサルティング
小売・サービス・飲食・人材ビジネス
産業・生産財コンサルティング
その他業種コンサルティング
<テーマ区分>
市場調査・新規事業
財務
M&A・事業承継
事業再生
HR
DX
船井総研の年収はビッグ4よりも100~200万ほど低い水準と考えておくと良さそうです。
ただ、コンサルティング業界の年収水準が高い事を踏まえると船井総研の年収は日本企業の平均年収よりも高水準と言えます。
コンサルタント・・・400~600万円
シニアコンサルタント・・・500~700万円
マネジャー・・・700~900万円
シニアマネジャー・・・1000~1300万円
ディレクター・・・1300~1800万円
※正式には「主任」「部長」などのタイトルを用いておりますが、
コンサルティング業界における比較のため上記にて表記しております。
面接では「なぜ船井総研に興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。
特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。
主な特徴としては、
①中堅企業経営者の参謀役として企画~実行までを一貫して行う
②実力主義で大手ファームよりも短期間で昇格、昇給ができる
③個人の成長を支援する組織文化があり中途入社でも馴染みやすい
等があります。
キャリアの先に起業を視野にいれている方が多いのも特徴です。
コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。
大手ファームと比較すると採用要件は緩い印象です。
コンサル経験が1年以上あれば基本的に合格ライン、コンサル未経験でも事業会社における業界の専門性、職種の専門性があれば合格出来ます。
具体的な募集要項として、
・コンサル経験者採用の場合は、
同業他社での職務経験または準ずる経験のある方
・未経験者の場合は、
事業会社にて企画系の業務経験をお持ちの方。
または業界の専門性、職種の専門性をお持ちの方が対象になります。
何よりも「経営者を支援したい」といったマインドが重視されますので興味のある方は応募してみる事をおすすめ致します。
採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。
学歴には自信が無いけどコンサルファームの立上げ経験を積みたい方にとってはチャンスと言えます。
対面、WEBにて実施されています。
適正検査、ケース面接はありません。
一次:人事面接→二次:チームリーダー面接→三次:部長面接→四次:役員面接
のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。
役員面接前に、プレゼンシートとアンケートの提出を求められます。
船井総研で聞かれる質問について押さえておきましょう。
特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。
①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
②各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)
③コンサルファームへの志望動機
④船井総研への志望動機(間接的に船井総研への理解を確認されます)
⑤5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。
⑥船井総研の強み、弱みは何だと理解されているか。
8.船井総研への志望動機の伝え方は?
コンサルファームの中でもどうして船井総研なのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。
※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。
改めて船井総研の特徴を表現すると「経営者と伴走型で支援できる事」「実力主義で短期間で昇格が実現できる事」「企画~実行を一貫して経験できる事」「業界、テーマで組織が分かれており組織にナレッジがある事」などになります。
志望動機を参考になるように表現すると、
①中堅企業経営者の参謀として課題発見、解決にコミットしたい
②戦略企画・立案のみではなく実行フェーズまで関わり顧客の課題解決をしたい
③ 現職では5年かかる予定の昇格を成果主義の貴社にて3年以内に実現したい
などの内容であれば船井総研社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。
働き方は各個人の考え方を優先しているようです。
ただ、経営者の要望へ対応をする為には、短期間でアウトプットを出し続ける事も重要ですのである程度の業務量がある事は想定しておくと良さそうです。
所属組織によっても異なりますので、気になる方は面接時に確認する事をおすすめします。
「やばい」と評判もある船井総研コンサルですが実態は「やばくない」会社です。
特に「企業を見据えて経営を学びたい」「短期的な年収ではなくコンサルスキルを身に着けたい」「未経験のコンサル領域経験を積みたい」などの志向性を持つ方には特に評判が良いです。
大手ファーム比較で知名度は高く有りませんが人気があります。
特に「経営者の近くで経営を学びながら、経営コンサルタントとしての腕を磨きたい」と考えている方にとっては相性が良いです。
船井総研からの転職先は多岐に渡りますが、
①大手コンサルティングファーム、②大手事業会社企画職、③ベンチャー企業CXO候補 のポジションが多くなっています。
<参考リンク>
船井総研 公式HP