みなさん、こんにちは。転職イロハ運営のタカです。
「激務」「年収低い」と噂されているコンサルティングファームである三菱UFJリサーチ&コンサルティングについて、
「設立された背景は?」
「サービス領域は?」
「タイトル別の年収レンジはどれくらい?」
「実際の働き方は激務か?」
「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い?それとも悪い?」
「募集要件には学歴が必須になっている?」
といったご相談を頂くことがあります。
コンサルティング業界へ転職希望の方は、
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当記事をお読み頂く事で
・三菱UFJリサーチ&コンサルティングの設立背景
・三菱UFJリサーチ&コンサルティングの会社概要
・三菱UFJリサーチ&コンサルティングの仕事イメージ
・三菱UFJリサーチ&コンサルティングの募集要件、選考内容
・三菱UFJリサーチ&コンサルティングの年収
・三菱UFJリサーチ&コンサルティングの評判
・三菱UFJリサーチ&コンサルティングの学歴基準
についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。
特に、日本でも有数の金融グループである三菱UFJフィナンシャルグループを親会社に持つコンサルティングファームであり、取引先も三菱UFJ銀行経由で優良企業のプロジェクト獲得ができます。
長期就業を見据えて、年収アップのみならずコンサルティングスキルを磨いていきたいとお考えの方には人気のある会社です。
↓コンサル希望者の方は合わせて下記記事も読んでみてください。
【保存版】コンサル業界転職におすすめの転職エージェントを「中の人」が徹底解説!
それでは三菱UFJリサーチ&コンサルティングの合格方法を解説していきます。
※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。
■会社特徴
「三菱UFJフィナンシャル・グループ」のコンサルティング機能会社として、様々な業界・企業に対して、経営戦略・人事戦略・マネジメントシステムを中心とした総合的なコンサルティングサービスを提供しています。
<企業名>
三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社
Mitsubishi UFJ Research and Consulting Co., Ltd.
<代表者>
代表取締役社長 池田雅一氏
<事業開始日>
2006年1月
<所在地>
〒105-8501 東京都港区虎ノ門5-11-2 オランダヒルズ森タワー
<従業員数>
約1,010名(2021年6月1日現在)
<事業内容>
コンサルティング事業
政策研究事業
人材開発事業
会員事業
マクロ経済調査
<設立背景>
2006年に、UFJ総合研究所とダイヤモンドビジネスコンサルティング、および東京リサーチインターナショナルの3社が統合して三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社が設立されています。
コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。
総合系ファームとして全ての業界に対して全てのサービスを提供しています。
主要領域として「経営戦略」「業務領域」コンサルティングに力を入れています。
三菱UFJ銀行の取引先をメインクライアントとしてコンサルティングビジネスを展開しています。
<主なサービス事例>
・経営戦略立案支援
・ マーケティング戦略立案支援
・ 新規事業立上げ支援
・ M&A支援
・組織戦略立案支援
※ITサービスの開発等には力を入れていないため、戦略領域・業務領域を中心としたサービス提供となります。
サービス軸を中心に組織が分かれています。
<組織区分>
・コンサルティング事業本部(戦略、デジタル、サスティナビリティ等)
・政策研究事業本部
・調査・開発本部
三菱UFJリサーチ&コンサルティングの大手ファームよりも50~100万ほど低い水準と考えておくと良さそうです。昇給昇格には年功の要素も入るため、大手ファームのように3年を目安にタイトルが上がるわけではありません。
コンサルタント・・・500~700万円
シニアコンサルタント・・・650~900万円
マネジャー・・・900~1100万円
シニアマネージャー・・・1200~1700万円
ディレクター・・・1500~2000万円
マネージングディレクター・・・2000万円~
※実際には「主任」「部長」「本部長」などの名称で役職付けをしていますが、
大手コンサルティングファームと比較できるように上記表記としています。
面接では「なぜ三菱UFJリサーチ&コンサルティングに興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。
特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。
主な特徴としては、
①MUFGグループのコンサルティングファームとして質の高いビジネス機会が多い
②金融機関のカルチャーもあり年収面、働き方面は良い環境が整っている
③学歴など優秀な人材が多く、働く中で刺激の多い組織である
等があります。
コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。
大手ファームと比較すると採用要件は厳しい印象です。
特に新卒入社の多い会社で、基本的にMARCH以上の学歴です。
中途入社者も学歴を一つの基準として、専門性の高い業務経験を求められます。
具体的な募集要項として、
・コンサル経験者採用の場合は、
同業他社での職務経験または準ずる経験のある方。
特に戦略・業務・デジタル領域となります。
・未経験者の場合は、
事業会社にて企画系の業務経験をお持ちの方。
親和性が高い経験は「製造業における生産管理、購買管理、物流経験」「経営企画・新規事業経験」「人事企画経験」などのようです。
基本的にはMARCH以上の合格者数が多いです。
対面、WEBにて実施されています。
適正検査(SPI)はございますが、ケース面接はありません。
ただ、面接官によっては口頭でのディスカッション(ケース面接に近い問答)を行う事もありますので
基本的なケース面接対策する事をおすすめします。
通常は書類選考後→面接3回を目安に選考が行われます。
一次:主任クラス
二次:部長クラス
三次:本部長クラス
のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。
※適性検査はSPIです。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングで聞かれる質問について押さえておきましょう。
特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。
①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
②各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)
③コンサルファームへの志望動機
④三菱UFJリサーチ&コンサルティングへの志望動機
⑤5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。
⑥三菱UFJリサーチ&コンサルティングの強み、弱みは何だと理解されているか。
などは事前に準備しておきましょう。
コンサルファームの中でもどうして三菱UFJリサーチ&コンサルティングなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。
※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。
改めて三菱UFJリサーチ&コンサルティングの特徴を表現すると
「MUFGグループのコンサルティングファームである事」
「三菱銀行の取引さを始めとして大手企業がメイン取引先である事」
「年功序列も残っており、長期継続しやすい環境である事」
などになります。
志望動機を参考になるように表現すると、
①大規模グループのリソースを活かして国益に繋がる課題解決をしたい
②短期的な年収アップではなく、長期就業を前提としたスキルアップをしていきたい
③戦略領域を軸に、社会課題と向き合い続けるコンサルタントになりたい
などの内容であれば三菱UFJリサーチ&コンサルティング社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。
※良くも悪くも銀行が親会社にある事を念頭に置きながら面接にのぞみましょう。
働きやすい環境が整っているようです。
平均残業時間20~40時間を目安に総合的には残業時間の規制もしながら労働環境を守られていますのでコンサルファームの中では働きやすい環境と言えます。
所属組織によっても異なりますので、気になる方は面接時に確認する事をおすすめします。
「激務」「年収低い」と評判もある三菱UFJリサーチ&コンサルティングコンサルですが実態は「働きやすい環境」です。
プロジェクトの過渡期やM&A案件など一部をのぞけば残業時間も少なく働きやすいです。
また、年収面も大手コンサルティングファームと比較しても引けを取らない年収レンジになっています。
日系企業で長期的な就業を求めている方に人気があります。
特に「地に足を付けてじっくりとコンサルタントとしての腕を磨きながら質の高い経験を積みたい」と考えている方にとっては相性が良いです。
三菱UFJリサーチ&コンサルティングは小規模な会社のため、転職先の傾向性が強いわけではありませんが①大手コンサルティングファーム、②大手事業会社企画職 のポジションが多くなっています。
ベンチャー企業よりかは大手企業に対して、大手企業の中でキャリア構築されています。
↓転職活動に失敗したくない方は下記記事をご参照下さい。
【転職活動中の人向け】面接で合格する4つの準備
【後悔したくない人へ】コンサル業界に強い転職エージェントの評判をエージェント経験者が解説
<参考リンク>
三菱UFJリサーチ&コンサルティング 公式HP