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欧州系コンサルティングファームであるローランドベルガー株式会社について、
「実際の働き方は激務か?」
「募集要件には学歴が必須になっている?」
「サービス領域は?」
「タイトル別の年収レンジはどれくらい?」
「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い?それとも悪い?」
といったご相談を頂くことがあります。
当記事をお読み頂く事で
・ローランドベルガーの会社概要
・ローランドベルガーの学歴基準
・ローランドベルガーの仕事イメージ
・ローランドベルガーの募集要件、選考内容
・ローランドベルガーの年収
・ローランドベルガーの評判
についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。
特に、未来志向が強い会社のため「世の中が対峙する高難易度の社会課題に向き合いながらコンサルキャリアを積み上げて行きたい」とお考えの方には最適の会社です。
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それではローランドベルガーの合格方法を解説していきます。
※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。
■会社特徴
唯一の欧州系グローバルコンサルティングファームとして1967年ドイツで設立されました。
日本法人は1991年に株式会社ローランド・ベルガーとして発足しています。
世界で35か国、52オフィス、約2400名のスタッフが在籍しており、全世界に1000社以上のクライアントを保有しています。
総合系ファームと比較すると少数精鋭で組織構成を進めています。
<企業名>
株式会社ローランドベルガー
<代表者>
代表取締役 シニア パートナー 大橋譲氏
※カルフォルニア大学サンディエゴ校情報工学部を卒業後、日本ヒューレッドパッカード及びセピエントで企業のITシステム構築を多数経験した後、ローランド・ベルガーに参画。米国系コンサルティングファームを経て、復職。
<事業開始日>
1991年
<所在地>
107-6023 東京都港区赤坂1-12-32アーク森ビル23階
<従業員数>
約100名
<事業内容>
グローバル企業に対して「戦略領域」を中心にコンサルティングサービスを提供しています。
具体的には下記領域における経営コンサルティングサービスを提供しています。
-事業構想立案支援
-中期経営計画策定支援
-新規事業開発・ビジネスモデル改革・M&A支援
-グループ・グローバル経営管理支援
-マーケティング戦略・営業改革支援
-サプライチェーンマネジメント支援
-デジタル戦略立案支援
<設立背景>
日本法人は1991年に株式会社ローランド・ベルガーとして発足しています。
コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。
戦略系ファームとして全ての業界に対して戦略コンサルティングサービスを提供しています。
<主なサービス事例>
・経営戦略立案支援
・ マーケティング戦略立案支援
・ 新規事業立上げ支援
・ IT戦略立案支援
・ M&A支援
業界軸を中心に組織が分かれています。
<業界区分>
・製造業
自動車・自動車部品、機械・電機、素材・化学、重工業
・消費財・小売・流通業界
化粧品、消費財、小売
・物流業界
・IT・テクノロジー業界
ヘルスケア業界
製薬、医療機器、メドテック
・金融・不動産業界
・公共、インフラ業界
官公庁、電力、ガス、石油、再生可能エネルギー
※組織区分はありますがアサインについての自由度が高いため、柔軟なキャリア開発も可能です。
ローランドベルガーの年収はコンサルティング業界の中でも高水準と考えておくと良さそうです。
ジュニアコンサルタント・・・550~700万円
コンサルタント・・・700~950万円
シニアコンサルタント・・・900~1500万円
プロジェクトマネージャー・・・1600~2000万円
シニアプロジェクトマネージャー・・・2000~2500万円
プリンシパル・・・2500万円~
パートナー・・・3000万円~
※プリンシパルクラスからセールス責任を負うことになります。
面接では「なぜローランドベルガーに興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。
特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。
主な特徴としては、
①欧州発のファームとしてグローバル企業の戦略領域に強みを持っている
②短期的な利益ではなく、長期的な関係性構築、社会課題解決に取り組んでいる
③担当業界に縛られること無くPJTに参加する事が出来るためキャリアの柔軟性が高い
等があります。
コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。
大手ファームと比較すると採用要件は非常に厳しいです。
戦略領域のコンサル経験または準ずる経験、未経験でも高いポテンシャルを持つ方が採用されています。
具体的な募集要項として、
・コンサル経験者採用の場合は、
同業他社での大企業に対する戦略領域・業務領域をお持ちの方
・未経験者の場合は、
グローバル展開している事業会社にて経営戦略系の業務経験をお持ちの方
がメインターゲットとなっております。
また、必須ではありませんが、欧州系企業のため英語がビジネスクラスで使用できることのが望ましいです。
採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。
ただ、実態としては東京大学をはじめとした旧帝大クラス、早慶上理クラス、大学院卒などが大半を占めています。
対面、WEBにて実施されています。
適正検査、ケース面接ともにあります。
ケース面接は「○○の前提において△△企業の売上を2倍にする施策とは?」のように、
一般的な内容が多いです。基本的なケース面接対策は必須となります。
書類選考(+志望動機書) → 筆記試験→ 面接4回となっています。
一次:マネジャークラス
二次:シニアマネジャークラス
三次:プリンシパルクラス
最終:パートナークラス
のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。
※適性検査は日本語にてマークシート形式(論理思考、言語能力チェックする内容)です。
ローランドベルガーで聞かれる質問について押さえておきましょう。
特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。
①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
②各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)
③コンサルファームへの志望動機
④ローランドベルガーへの志望動機(間接的にローランドベルガーへの理解を確認されます)
⑤5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。
⑥ローランドベルガーの強み、弱みは何だと理解されているか。
はしっかり準備してのぞみましょう!
コンサルファームの中でもどうしてローランドベルガーなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。
※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。
改めてローランドベルガーの特徴を表現すると
「唯一の欧州系グローバルファームである事」
「継続的な社会課題解決に真摯に取り組んでいる事」
「実力主義で短期間で昇格、昇給が実現できる事」
「少数精鋭にも関わらず大企業に対する戦略案件が多い事」
などになります。
志望動機を参考になるように表現すると、
①社会課題の解決を通して社会貢献するためにコンサルティングスキルを向上させたい
②持続可能な社会づくりのため、クライアントビジネスの拡大に寄与していきたい
③より難しい課題を解決する事に心血を注ぎ、常に未来を描き続けるビジネスマンになりたい
などの内容であればローランドベルガー社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。
少数精鋭で高い成果を出している組織のため「激務」と言えます。
ただ、ワークハードを好みながら働いているメンバーが多いです。
また、継続的な勤務を担保するためシニアコンサルタント以下は厳格に労働時間を管理し、一定の労働時間を超過すると上長にアラートがいく仕組みになっています。
また、基本的に土日稼働が発生した際には平日での代休取得をするルールになっています。
「激務」「年収高い」と評判もあるローランドベルガーコンサルですが実態は「激務だけど個人差がある」「年収は非常に高い」会社です。
せっかくコンサルキャリアを積むのであれば「より高い課題解決に携わりたい」「持続可能な社会づくりに貢献したい」などの志向性を持つ方には特に評判が良いです。
大手ファーム比較で知名度は高く非常に人気があります。
特に「グローバル企業において超上流コンサルティングに携わりたい」と考えている方にとっては相性が良いです。
ローランドベルガーは小規模な会社のため、転職先の傾向性が強いわけではありませんが
①戦略コンサルティングファーム
②大手グローバル事業会社企業 CXO(経営戦略系)
への転職が多くなっています。
ベンチャー企業よりかは大手企業に対して、大手企業の中でキャリア構築されています。
<参考リンク>
ローランドベルガー 公式HP