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戦略領域特化型コンサルティングファームであるBCG株式会社について、
「サービス領域は?」
「タイトル別の年収レンジはどれくらい?」
「実際の働き方は激務か?」
「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い?それとも悪い?」
「募集要件には学歴が必須になっている?」
といったご相談を頂くことがあります。
当記事をお読み頂く事で
・BCGの会社概要
・BCGの仕事イメージ
・BCGの募集要件、選考内容
・BCGの年収
・BCGの評判
・BCGの学歴基準
についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。
特に、課題解決力に秀でた精鋭集団でありミスミ社の三枝匡氏をはじめ多くの経営者を輩出しています。
「経営者を目指して優秀なコンサルタントになりたい」とお考えの方には最適の会社です。
↓コンサル希望者の方は合わせて下記記事も読んでみてください。
【後悔したくない人へ】コンサルティング業界に強い転職エージェントの評判を「中の人」が解説!
それではBCGの合格方法を解説していきます。※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。
■会社特徴
BCGは世界50ヶ国以上、90以上のオフィス、約22,000 人のスタッフが所属している。
東京オフィスは1966年にボストンに次ぐ2番目の拠点として設立され、名古屋オフィスは2003年に開設。2020年に大阪、京都とオフィスを開設している。
外資系戦略ファームにおいて大規模ファームとして業界・テーマを広くカバーしていることが大きな特徴である。
デジタル領域への取り組みも積極的で、BCG Digital Ventures、Platinion、Gammaなどの専門の組織を立ち上げ、これまでの「戦略コンサルタント」採用だけでなく、アナリティクス、エンジニア、デザイナーを採用して自らプロダクトを作ったり、開発まで行っている。
BCGを経て、経営者、大学教授等に転じた著名人も多く人材輩出ファームとしても有名。
最近は大手事業会社の経営企画に入り込み、クライアントと共に戦略立案だけでなく実行支援を手掛けているケースも多い。
<企業名>
ボストン コンサルティング グループ合同会社
<代表者>
・BCG日本共同代表 秋池 玲子氏
※キリンビール株式会社、産業再生機構等を経て2006年にBCGに入社。
・BCG日本共同代表 内田 有希昌氏
※株式会社三和銀行(現 三菱UFJフィナンシャル・グループ)を経て1998年にBCGに入社。
<事業開始日>
1971年(日本オフィス)
<所在地>
東京都中央区日本橋室町三丁目2番1号 日本橋室町三井タワー25階
<従業員数>
22,000人以上(グローバル:2021年6月現在)
<事業内容>
戦略コンサルティング
具体的には下記領域における戦略コンサルティングサービスを提供しています。
-未来事業構想策定支援
-中期経営戦略策定支援
-新規事業開発・ビジネスモデル改革・M&A支援
-グループ・グローバル経営管理
コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×機能の組織区分」を知る事が重要です。
戦略領域に特化した専門型コンサルティングファームです。
主要領域として「経営戦略」コンサルティングに力を入れています。
各業界のトップ3に入る企業がクライアント対象です。
<主なサービス事例>
-未来事業構想策定支援
-中期経営戦略策定支援
-新規事業開発・ビジネスモデル改革・M&A支援
業界、機能別にプロジェクトベースで分かれます。
アサインについては希望が通りやすい傾向にあります。
<業界軸>
産業財
自動車・モビリティ
消費財
金融
保険
流通
ヘルスケア
運輸・物流
石油・ガス
電力・エネルギー供給事業
テクノロジー・メディア・通信
プリンシパル・インベスター、プライベート・エクイティ
パブリックセクター
教育
旅行・観光
航空宇宙・防衛
<機能軸>
オペレーション
マーケティング・セールス
プライシング・レベニューマネジメント
顧客インサイト
ゼロベース予算
デジタル/テクノロジー/データ
コーポレートファイナンス&ストラテジー
M&A・トランザクション・PMI
トランスフォーメーション
イノベーション戦略とその実現
製造
グローバルビジネス
人材戦略
組織
パーパス(存在意義)
ダイバーシティ&インクルージョン
リスクマネジメント、コンプライアンス
社会貢献・サステナビリティ
BCGの年収は大手ファームよりも非常に高い水準と考えておくと良さそうです。
アソシエイト・・・600~750万円
シニアアソシエイト・・・800~1200万円
コンサルタント・・・1300~1800万円
プロジェクト・リーダー・・・2100~2600万円
プリンシパル・・・2500~5000万円
パートナー・・・5000万円~
※タイトルに対するパフォーマンスを厳格に重んじる「UP or OUT」(昇格or退職)の文化が残っています。年収も高水準ですがタイトルアップしていくには相応のパフォーマンスが必要です。
面接では「なぜBCGに興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。
特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。
主な特徴としては、
①戦略特化型ファームとして最大規模で業界、職種を広くカバーしている
②実力主義で大手ファームよりも短期間で昇格、昇給ができる
③経営者、大学教授等に転じた著名人も多く人材輩出ファームとして有名である
等があります。
コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。
ただ、非常に採用難易度の高いファームです。
大手ファームと比較すると採用要件は厳しい印象です。
具体的な募集要項として、
・コンサル経験者採用の場合は、
戦略ファームでの職務経験または準ずる経験のある方
・未経験者の場合は、
大手事業会社にて戦略立案に携わった経験のある方
となっております。
採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。
但し、実際に合格している方は「旧帝大クラス」で「英語も堪能な方」が多いです。
WEBにて実施されています。
適正検査、ケース面接ともにあります。
特にケース面接対策する事をおすすめします。
通常は書類選考後→適性試験、面接3回を目安に選考が行われます。
適性試験:WEBテスト
一次:プリンシパルクラス
二次:プリンシパルクラス
最終:パートナークラス
のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。
※面接の中でケース面接も行います。
※選考プロセス詳細や面接官の名前は明示されないケースが多いです。
BCGで聞かれる質問について押さえておきましょう。
特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。
①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
②各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)
③コンサルファームへの志望動機
④BCGへの志望動機(間接的にBCGへの理解を確認されます)
⑤5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。
⑥BCGの強み、弱みは何だと理解されているか。
準備を入念に行うのもコンサルタントに求められるスキルの一つですのでしっかり準備しておきましょう。
コンサルファームの中でもどうしてBCGなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。
※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。
改めてBCGの特徴を表現すると
「戦略ファームとして最大規模であり解決ナレッジを多く保有している事」
「デジタル領域への拡大を進めておりデジタル戦略もカバーしている事」
「一企業に限らず業界変革の未来構想をリードしている事」
「戦略立案のみで終わらず、現場のアクションプラン策定まで行いクライアントからの満足度の高い評価を得ている事」
などになります。
志望動機を参考になるように表現すると、
①業界変革をリードするためにインパクトある提案活動を行いたい
②現職では5年かかる成長曲線を1年以内に達成したい
③戦略企画・立案のみではなく実行プランまで関わり顧客の課題解決をしたい
などの内容であればBCG社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。
非常に激務です。目安として月残業70時間程度のようです。
ただ、報酬面も高く、キャリアも大きく開けるため総合的に満足して働いている方が多いです。
また、激務になる理由として「長時間考える事」「作成資料の品質向上」といった事があります。
業界に詳しい顧客が満足する提案をするために短期間で深い知識取得、思考アウトプットをする必要があるためです。
退職者が大手日本企業の経営者として活躍していたり、退職者同士の繋がりが強かったりと「BCGに入った事でキャリアが開けた人」も多くおり非常に評判が良いです。
特に「将来的に経営者になるステップを踏んでいきたい」といった高い成長志向を持つ方には評判が良いです。
知名度も高く人気もあります。
特に「知能面、トーク面で自信があり、ビジネスマンとして大成したい」と考えている方にとっては相性が良いです。
BCGに入ればキャリアに困る事はありません。
選択肢が多い中ですが、①大手事業会社CXO職、 ②大手コンサルティングファームのポジションが多くなっています。
<参考リンク>
BCG 公式HP