bitFlyer（ビットフライヤー）の評判・年収・実態とは？~専門エージェントが解説~

みなさん、こんにちは。転職イロハ運営のタカです。

暗号資産取引業界のリーディングカンパニーであり、3年で4度目の代表交代をしたbitFlyer（ビットフライヤー）株式会社について、

「選考プロセスは？どうすれば合格できる？」

「年収レンジはどれくらい？」

「実際の働き方は激務か？」

「会社の強みって何？」

「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い？それとも悪い？」

「募集要件には業界経験が必須になっている？」

といったご相談を頂くことがあります。

このような悩みを全て解消します。

特に、ブロックチェーン技術を持った暗号資産取引所運営会社であり、独立運営可能な資本状態にあるため「今後拡大する暗号資産業界の中で第一人者の立場を目指したい」とお考えの方には最適の会社です。

↓暗号資産業界希望者の方にとって下記記事は必読です。

 【保存版】暗号資産業界におすすめの転職サイト＆エージェントを徹底解説（評判、実態、裏側） 

↓代表交代記事もご参照下さい。

https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB30C2P0Q2A330C2000000/

それではbitFlyerについて解説していきます。

※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。

1.bitFlyerってどんな会社？ 

1.1 bitFlyer概要

＜企業名＞

 株式会社 bitFlyer

＜代表者＞

関正明氏

※日本興業銀行出身。米国みずほ証券副社長、SBI証券執行役員などを歴任し、2021年3月から同社取締役。

2022年3月代表取締役就任。

＜事業開始日＞

 2014 年 1 月 9 日

＜所在地＞

〒107-6233　東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー

＜従業員数＞

約250名

＜事業内容＞

暗号資産交換業および金融商品取引業

＜設立背景＞

加納裕三氏によって2014年に設立されました。

加納氏は東京大学大学院工学系研究科卒業後にアメリカのゴールドマン・サックスにエンジニアとして入社し自社決済システムの開発に携わっています。

その後BNPパリバ証券への転職、ゴールドマン・サックスへの出戻りを経てbitFlyerの設立に至ります。

bitFlyerの技術力の高さは加納氏の経歴からも察する事ができます。

2.bitFlyerの組織はどうなっている？

会社を理解するためには組織を知っておく必要があります。

2.1 どのような組織があるのか？

＜主な組織＞

・事業戦略

・トレーディング

・監査、コンプライアンス

・情報システム

・経営管理部門

・海外事業統括

 などがあります。

2.2 どのような職種があるのか？

・事業戦略担当

・マーケティング

・トレーダー

・監査、コンプライアンス

・情報システム、システム開発

・法務、経理、人事、総務

・海外事業管理

などがあります。

3.bitFlyerの年収はどれくらい？

bitFlyerの年収は業界トップ水準と考えておくと良さそうです。 

3.1 タイトル別年収イメージ

メンバー・・・400～600万円

リーダー・・・500～700万円

マネジャー・・700～800万円

部長・・・900～1000万円

本部長・・・1100～1350万円

執行役員・・・1250～1650万円

※業界経験、業務経験によって個人差はあるようです。

4.bitFlyerと同業他社との違いは？

面接では「なぜbitFlyerに興味を持ったのか？」と聞かれる事が多くあります。

特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。

主な特徴としては、

①最先端技術を持ちながら取引所サービスを展開している

②大手証券会社出身者が経営陣に揃っておりナレッジが豊富である

③個人の成長を支援する組織文化があり中途入社でも馴染みやすい

等があります。

5.bitFlyerの募集要項は？

暗号資産業界経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。 

5.1 募集要項詳細

金融業界の中では採用基準は緩い印象です。

専門職の経験が2年以上あれば合格ライン、経験が少なくとも業界への興味を伝える事で合格可能性が十分高まります。

具体的な募集要項として、

・業界経験者採用の場合は、

同業他社での職務経験のある方

特に監査、コンプライアンス、マーケティング等の専門職 

・未経験者の場合は、

ネット証券、FX企業のような取引所ビジネス運営会社にて同職種の経験がある方

となっております。 

5.2 学歴基準詳細

採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。

但し、職種によっては理工学系の知見を求めている事があります。

6.bitFlyerの選考プロセスはどうなっている？

対面、WEBにて実施されています。 

6.1 適性検査の有無

適正検査（SPI）はございますが足切り基準は緩めのようです。 

6.2 選考プロセス

通常は書類選考後→面接3～4回を目安に選考が行われます。

一次：現場（リーダークラス）

二次：現場（マネジャークラス）

三次：人事

最終：取締役クラス

のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。

7.bitFlyerの面接で聞かれることは？

bitFlyerで聞かれる質問について押さえておきましょう。

特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。

①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介

②過去経験企業の経歴を深堀り

③暗号資産業界への志望動機

④bitFlyerへの志望動機（間接的にbitFlyerへの理解を確認されます）

⑤5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか

⑥bitFlyerの強み、弱みは何だと理解されているか

※特に「なぜ暗号資産業界か？」「なぜbitFlyerか？」は必ず聞かれますのでしっかりと準備しておきましょう。

8.bitFlyerへの志望動機の伝え方は？

暗号資産企業の中でもどうしてbitFlyerなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。

※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。

 改めてbitFlyerの特徴を表現すると

「高いブロックチェーン技術を持つ集団である事」

「証券会社出身が多く在籍しており金融知見が豊富である事」

「業界トップの規模である事」

「暗号資産取引所を運営しており、機関投資家などのプロとも取引がある事」

「非上場企業で独立運営している事」

「実力主義で短期間で昇格、昇給が実現できる事」

などになります。

志望動機を参考になるように表現すると、

①高い技術力を持つ貴社にて業界を牽引する一助を担いたい

②今後拡大する暗号資産業界拡大への貢献を貴社の社員として関わりたい

③今までの業務経験を暗号資産業界にて活かしたい 

などの内容であればbitFlyer社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。

9.bitFlyerの競合は？

競合企業についてもしっかり押さえておきましょう。

9.1 コインチェック株式会社

＜役員＞

代表取締役 社長執行役員　蓮尾 聡氏

※創業者：和田 晃一良氏（取締役 副社長執行役員）

＜設立年月＞

2012年8月28日

＜所在地＞

〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F

＜会社概要ページ＞

https://corporate.coincheck.com/about

9.2 GMOコイン株式会社

＜役員＞

代表取締役会長　高島秀行氏

代表取締役社長　石村富隆氏

＜設立年月＞

2016年10月

＜所在地＞

〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス

＜会社概要ページ＞

https://coin.z.com/jp/corp/about/company/

9.3 ビットバンク株式会社

＜役員＞

代表取締役社長 廣末紀之氏

取締役 林潔氏

＜設立年月＞

2014年5月

＜所在地＞

〒141-0031 東京都品川区西五反田7丁目20-9 KDX西五反田ビル7F

＜会社概要ページ＞

https://bitbank.cc/about/corporate/

10.bitFlyerは激務なのか？

働き方は各個人の考え方を優先しているようです。

ただ、リモートを活用したり残業時間の規制もしながら労働環境を守られていますので働きやすい環境と言えます。

所属組織によっても異なりますので、気になる方は面接時に確認する事をおすすめします。 

11.bitFlyerの評判は？

創業者が有名すぎて「創業者の加納さんの会社」といった評判や印象が強いです。

ただ、実態としては現在の代表取締役、役員陣に権限移譲されております。

規模、技術、経営メンバーすべてが業界トップクラスのため「暗号資産業界に興味があり業界をリードする会社で働きたい」などの志向性を持つ方には特に最適です。

12.bitFlyerは人気のある会社なのか？

暗号資産業界ではとても人気があります。

特に「ある程度の規模がある会社でビジネスを行いたい」と考えている方にとっては相性が良いです。

13.bitFlyerからの転職先は？

暗号資産業界自体が成長過程のため、転職先の傾向性が強いわけではありませんが

①暗号資産企業、

②ネット証券、FX企業

への転職が多くなっています。

↓暗号資産業界へ興味のある方は下記もご参照下さい。

 【保存版】暗号資産業界におすすめの転職サイト＆エージェントを徹底解説（評判、実態、裏側） 

＜参考リンク＞

bitFlyer　公式HP

https://bitflyer.com/ja-jp/company