【保存版】暗号資産業界におすすめの転職サイト&エージェントを徹底解説(評判、実態、裏側)

筆者プロフィール
こがたかし(転職エージェント代表)
33歳で8社目(7回転職)の「プロ転職家」です。
東証一部上場の人材紹介会社で経営企画、事業企画、現場責任者と転職支援事業を幅広く経験しています。
延べ700名以上の転職支援、総面談回数2500回以上を経験し、あらゆる業界&職種の転職支援に携わっています。
MBA(ビジネススクール)にて「採用選考プロセスと離職の関係」をテーマに定量研究を行っており「ミスマッチの無い転職」のアドバイスに定評があります。
検索


日々刻々と変化する暗号資産業界で金融キャリアを磨き、年収アップを目指したいとお考えではありませんか?

bitFlyerやCoincheckなどの業界最大手企業でも社員数が200名程度であり、拡大成長中の業界のため金融業界の中では比較的転職しやすい業界になっています。

暗号資産業界の人気がある理由として、

・業界未経験者を積極採用しているため、キャリアのチャンスがある

・拡大成長中の暗号資産業界でキャリアを積み先行者利益を得たい

・今後拡大する仮想空間への基軸通貨として暗号資産が注目されていく

・ブロックチェーン技術を持つ企業で最先端金融技術に携わりたい

などがあります。

年収水準も大手証券会社と同等であり人気のある業界になってきています。


また、暗号資産業界の面接特徴としては「暗号資産への興味・理解度」「業務スキルの汎用性・専門性」「コミュニケーション能力」を見られます。

そのため、暗号資産業界への転職を成功させるには、適切な転職活動パートナーと出会い、面接対策を入念に行う事が成功のカギになります。

それでは暗号資産業界の転職活動における前提知識、暗号資産業界に強い転職エージェント、失敗しないための転職活動方法について解説を進めてまいります。 

1.暗号資産業界に強い転職エージェントとは?

暗号資産企業への転職に強い転職エージェントをご紹介します。

1.1 KOTORA(コトラ)



金融機関出身者が立ち上げた歴史ある転職エージェントです。

暗号資産業界を始め、金融業界全般に強いため登録必須のエージェントです。

1.2 withB(ウィズビー)



暗号資産業界に特化した転職エージェントです。

”Miss Bitcoin” と言われている藤本真衣氏が経営に関わっています。

暗号資産各社とのつながりも強く登録は必須です。

1.3 アクシスコンサルティング



グループ会社の「ケンブリッジリサーチ研究所」において金融業界専門チームを持っています。

各コンサルタントの暗号資産業界への知見も深く登録する事をおすすめします。

1.4 エンワールドジャパン



外資系企業トップエージェントです。

外国籍かつ金融領域の知見を持ったコンサルタントが親身になって転職希望者の相談に乗ってくれ、無理に転職先を薦めることはありません。

さらに、担当者は単独ではなくチームで取り組み、転職希望者の希望や求人情報を共有することで、より適した仕事を探すためのチャンスを広げてくれます。

暗号資産業界は外資系企業も参入しているため登録必須のエージェントです。

1.5 JACリクルートメント



東証一部上場、約550名の業界に精通したプロが在籍しているハイクラス領域のリーディングカンパニーです。

特徴として、

・利用した方の満足度90%以上

・非公開求人50% スピーディーなレスポンス・ハイレベルのサービス提供

・企業を熟知したプロが完全無料であなたを“内定”までサポート

などがございます。

2.暗号資産業界に強い転職サイトとは?

暗号資産企業に強い転職サイトをご紹介します。

2.1 ビズリーチ



ビズリーチは、会員制のハイクラス求人・転職サイトです。

ダイレクトリクルーティング(企業の採用担当から直接スカウトが来る)経由での暗号資産業界への転職実績も多く出ています。

登録のヘッドハンター、掲載されている求人は全て審査を行っており、高い品質管理がされているのも特徴です。

2.2 リクルートダイレクトスカウト



リクルート社が運営しており、求人情報が圧倒的に多く掲載されています。

「ハイクラス専門の厳選ヘッドハンター600名」「年収800万円以上の求人 約28,000件」と出会う事ができ、会員登録する事で非公開求人情報など会員限定の情報を閲覧できます。

3.暗号資産業界の中途採用状況とは?

3.1 暗号資産業界で中途採用を行う理由は?

暗号資産企業は最大手企業でも社員数200名ほどです。

業界自体が拡大しているため、会社の拡大に合わせて中途採用を積極的に行う必要があります。

3.2 暗号資産業界の選考プロセスの特徴は?

暗号資産業界を志望する方は「暗号資産業界の選考内容の特徴」も押さえておきましょう。

暗号資産業界の選考の特徴は主に2点です。

①暗号資産への興味・理解を伝える必要がある

暗号資産に対して興味のある方に入ってもらいたいと考える企業が多いです。

そのため「本当に興味あるのか?」「どれくらい理解しているのか?」を問われます。

不安な方は転職エージェントに相談したり、インターネットで調べたりして業界理解を深めた上で面接にのぞみましょう。

②競合他社との違いを正しく理解する必要がある

どこの暗号資産企業の面接でも「どうして弊社なのか?」「弊社で何がしたいのか?」は必ず聞かれます。

基本的に同じ業態であればビジネスモデルの違いはありませんので会社ホームページをしっかりと見て「強み」「弱み」を理解するようにしましょう。 

個人向けサービスを展開している企業については「暗号資産取引所」のアプリをダウンロード するなどして特徴をおさえておくと不意な質問にも対応しやすいです。

4.暗号資産業界に強い転職エージェントの特徴は?

暗号資産業界に強い転職エージェントは、それ以外のエージェントと何が違うのかを知っておきましょう。

4.1 企業とのパイプが強く選考プロセスの内容、面接官情報を熟知している

面接では過去に聞かれた質問内容の蓄積データから今回聞かれる質問内容を推察する事ができます。

暗号資産業界に強い転職エージェントでは同じ企業、求人の面接を受けた方からのフィードバック情報が社内にストックされており、質問内容やケース面接のテーマを中心に面接対策を行う事ができます。

また、面接官の経歴や人柄を知っておく事で安心して面接にのぞむこともできます。

4.2暗号資産各社の統廃合の歴史や競合との強み、弱みを理解している

歴史は浅いものの、暗号資産業界内では統廃合、買収が積極的に行われています。

各社の資本関係や歴史を知る事で採用の考え方も理解する事ができます。

また、暗号資産に強い転職エージェントには「A社とB社を比較するとどのような強み、弱みがあるか」など具体的な情報が社内に蓄積されています。 

4.3 交渉するタイミング、交渉内容のコツを押さえている

暗号資産企業の取引数、実績数が多いことで、交渉においても優位的に進めることができます。

具体的には選考過程において「AさんはB社で1000万でオファーが出るでしょうから、御社では1100万円でオファーを出す社内調整を進めてください」といった具合に転職者にとって優位になるように交渉を進めてくれます。 

5.暗号資産業界の転職に有利な資格は?

暗号資産業界は資格が無くても転職しやすい業界です。

昨今、ニーズが高まっている監査・コンプライアンス系の職種ですと「AML関連」「コンプライアンス関連」の資格を持つことで優位にはなれますが、業務経験が有る方が高い評価を得られます。

 

業務経験がある方が良いことを前提に評価されやすい資格として、

・簿記3級(難易度 低)

・簿記2級(難易度 中)

・証券外務員2種(難易度 中)

・証券外務員1種(難易度 中)

・証券アナリスト(難易度 高)

・米国公認会計士(難易度 高)

・国際会計検定(難易度 高)

 になります。

どれも難易度は高い資格になりますが、保有する事で暗号資産に限らず、金融業界におけるキャリアの武器になる事は間違いありません。

6.暗号資産業界に転職するメリット、デメリットは?

暗号資産業界へ転職するメリット、デメリットを理解したうえで「暗号資産業界への転職活動を進めていく」のか「暗号資産業界以外も並行して転職活動を進めていく」のかを検討しましょう。

6.1 暗号資産業界転職のメリット 

暗号資産業界が働くメリットは、

・未経験でも業界に入りやすい(金融業界に入れる)

・年収が高く、福利厚生も手厚い

・暗号資産に関する知識が身につく

になります。

基本的に年収の高い業界(35歳、年収800万が目安)であり、会社によっては家賃負担や年金などの福利厚生が手厚いです。

6.2 暗号資産業界転職のデメリット

暗号資産業界で働くデメリットは、

・今後も再編が行われていく可能性が高い

・拡大成長企業が多くハードワークを求められる

・情報管理に厳しい

になります。

まだまだ業界再編が行われますので、転職した会社が買収されて親会社が変わる事などは十分想定されます。

但し、日本の大手企業(例:GMO、DMM、楽天、SBI等)が資本に入っている会社は再編に巻き込まれる可能性は低そうです。

以上が暗号資産業界で働くことのメリット、デメリットとなります。

ご自身の考え方がどのように合うか悩まれる方は転職エージェントと会話をしながら思考を整理される事をおすすめいたします。

7.後悔しない転職を行うための3つのポイント

7.1 転職支援サービス(転職エージェント、転職サイト)の選び方

転職支援サービス選びを間違えると転職活動はうまくいきません。

特に暗号資産業界は変化の激しい業界のため、対人で転職支援サービスを受けられる転職エージュエントの登録は必須になります。 

書類の応募や面接情報取得におけるメインは転職エージェントを利用し、市場に出ている求人情報を漏れなく確認するためにサブとして転職サイトを利用する事をお勧めいたします。

転職成功のキーとなる転職エージェント選びのポイントは

・専門性の高い転職エージェント(例:KOTORA、エンワールド)を2社以上

・網羅性の高い転職エージェント(例:リクルート、JAC)を2社以上 と並行して付き合って行く事です。

並行して付き合う事で転職エージェント同士が競争しながら採用支援をしてくれますし、一社しか内定が出ていないような状況でも足元を見られる事はありません。

また、網羅性の高いエージェントも登録しておく事で、暗号資産業界以外の可能性も視野にいれながら、最大の機会の中で転職活動を行う事ができます。

7.2 転職エージェントに断られない登録方法

転職エージェント側のメリットを理解して進める事で面談等を断られることなく支援してもらう事が可能です。転職エージェントも商売であり、企業経営の継続のためには売上を上げる必要があります。

転職エージェントの売上は転職支援をして入社をしてくれた「人数」と「単価」(年収×手数料率)の掛け算によって決まります。

そのため、

「転職する気はないですが情報収集だけ行いたい」と転職意向が低い旨を伝えるよりかは、

「3カ月以内の転職を検討していて、暗号資産業界を志向している」 

と具体的な時期、業界を明記する事をおすすめします。

もちろん、実際の転職活動は時期が延びることもあれば、途中で気が変わる事もありますので、リップサービスに近いと理解いただいて問題ありません。

7.3 求人情報の質と量を確保するための仕組みづくり

転職活動は情報戦ですので「求人の量と質」を確保できている状態を保つ事をおすすめします。 

「質」・・・転職エージェントで確保する事が可能です。

「量」・・・転職サイトを登録しておく事をおすすめします。

転職サイトも転職エージェントも一度登録(面談)しておく事で、定期的に求人メールが届きますので気が向いたときにメールを開けば大丈夫です。

使い分けとして、転職サイトで見つけた求人について転職エージェントの担当者に質問したり、エージェント経由で進めることも可能です。

転職活動で最も重要な事は「経験に合った求人サイトやエージェントを利用する事」にあります。

8.代表的な暗号資産企業とは?

暗号資産業界で代表的な企業を紹介します。

8.1 株式会社bitFlyer

<役員>

代表取締役 林 邦良氏

※創業者:加納裕三氏

<設立年月>

2014 年 1 月

<所在地>

〒107-6233 東京都港区赤坂 9-7-1 ミッドタウン・タワー

<会社概要ページ>

https://bitflyer.com/ja-jp/company

8.2 コインチェック株式会社

<役員>

代表取締役 社長執行役員 蓮尾 聡氏

※創業者:和田 晃一良氏(取締役 副社長執行役員)

<設立年月>

2012年8月28日

<所在地>

〒150-0044 東京都渋谷区円山町3-6 E・スペースタワー12F

<会社概要ページ>

https://corporate.coincheck.com/about

8.3 GMOコイン株式会社

<役員>

代表取締役会長 高島秀行氏

代表取締役社長 石村富隆氏

<設立年月>

2016年10月

<所在地>

〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-2-3 渋谷フクラス

<会社概要ページ>

https://coin.z.com/jp/corp/about/company/

8.4 ビットバンク株式会社

<役員>

代表取締役社長 廣末紀之氏

取締役 林潔氏

<設立年月>

2014年5月

<所在地>

〒141-0031 東京都品川区西五反田7丁目20-9 KDX西五反田ビル7F

<会社概要ページ>

https://bitbank.cc/about/corporate/

9.暗号資産業界転職のまとめ

暗号資産業界はまだまだ可能性を秘めている業界です。

先行者利益を得るにはより早いタイミングで、より重要な役職に付いている必要があります。

まずは情報を集めるところから動き出していきましょう。

【保存版】コンサル業界転職におすすめの転職エージェントを「中の人」が徹底解説!
【コンサル業界希望者向け】コンサル業界で知っておくべき3つの事
【外資系企業で働きたい方へ】外資転職に強い転職エージェント3選
不動産業界で得られる3つのスキル、おすすめエージェント4選~転職エージェントが解説~
【意外と知らない】未経験者がコンサル業界で活躍する為の最低限の準備とは? ~専門家が解説~
コンサル業界で必要な業務スキルを身に着けるための書籍紹介~コンサル専門エージェントが解説~
【コンサル業界地図】領域別 主要コンサルティングファームを徹底図解(2022年10月更新)
【年収ランキング一覧】コンサルファームの年収ランキングを転職エージェントが解説
【徹底解説】金融業界に強い転職エージェントの評判を金融業界経験者が解説
【IT業界転職の裏話】IT業界に本当に強い転職支援サービスを徹底解説
転職で絶対に登録しておきたいエージェント
アージスジャパン
ミドル~ハイクラスのキャリアアップ転職に強い!
おすすめポイント!
  • 外資系企業・グローバル企業に強い!
  • ミドル~ハイクラス求人に強い!
  • キャリア面談~面接~入社後まで同じ担当者にフォローしてもらえる!
コトラ
金融・コンサルティング業界向けの転職支援を約20年以上行っており、業界トップクラスの実績とポジショニング
おすすめポイント!
  • 金融業界・コンサル業界に興味のある人向け!
  • 年収アップを実現できる求人多数あり!
  • 担当アドバイザーが丁寧にフォロー!
パソナ
各業界・職種毎に専門特化したキャリアアドバイザーが様々な角度からキャリアコンサルティングを実施
おすすめポイント!
  • 約6,000件の公開案件・約15,000件の非公開求人!
  • 業界大手の幅広いネットワークあり!
  • 業界・職種の専門家が専任サポート!ニッチな業界でも安心!
アクシスコンサルティング
コンサル転職には外せない!総合系コンサルティングファームの転職に強いエージェント!
おすすめポイント!
  • 総合系コンサルファームなど、コンサル業界の独自求人を多数保有!
  • 書類添削、面接対策などフォローが手厚い!
  • 年収アップ事例が多い!
エンワールドジャパン
多国籍企業と国際的な視点を持つグローバルな人材をつなぐ、日本でトップクラスの人材紹介!
おすすめポイント!
  • 外資系・グローバル企業の転職支援に強い!
  • 入社後も一年間フォローで安心!
  • 外資系企業とのパイプが強く非公開求人が多い!
■年代別おすすめ転職サイト
■地域別おすすめ転職サイト
■業界別おすすめ転職サイト
■年収別おすすめ転職サイト
人気の転職エージェント