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みなさん、こんにちは。転職イロハ運営のタカです。
化粧品、衣料品、食品、生活雑貨などの消費財業界において世の中に知名度のある商品を扱いながら専門性を磨き、キャリアアップを目指したいとお考えではありませんか?
消費財業界が人気のある理由は、
・親しみのある商品(ブランド)を扱う事が出来る
・対個人に対してのマーケティング視点を身に付ける事が出来る
・消費財業界で得た知識、スキルを他業界で活かしやすい
などがございます。
消費財業界の経験者が、コンサル業界、サービス業界等へ専門性を活かした転職を実現するケースも年々増えてきております。
また、消費財業界の選考プロセスは「スキルの専門性」「論理的思考力」「コミュニケーション力」を見られます。
そのため、消費財業界への転職を成功させるには、適切な転職活動パートナーと出会い、面接対策を入念に行う事が成功のカギになります。
「転職活動は検討はしているけどまだ本気ではない」といった方にもご安心いただきたいのは転職サイトの登録や転職エージェントの面談の際には「転職の本格稼働時期は1年以上先だけど転職マーケットの情報を知るために登録をして面談しておきたい」といった内容でも問題ありません。転職エージェントの経験上はよくありますし情報は早く多く取得される方の方が公開なく転職活動を終えられている方が多いのも事実です。
ただ、ご注意いただいたいのは「転職エージェントに登録だけしても面談していない人には非公開求人を教えてもらえない」事です。
転職エージェントとの面談自体は30分~60分程度、電話またはウェブ面談にて行われますので、現時点の思考整理をするための場として活用するで良いと思います。
それでは消費財業界の転職活動における前提知識、消費財業界に強い転職エージェント、失敗しないための転職活動方法について解説を進めてまいります。
消費財業界と聞くと、資生堂やファーストリテーリングなどの知名度の高いブランドイメージを持たれる方が多いようです。
他にも様々な領域がありますのでまずは全体を理解していきましょう。
■化粧品企業
資生堂、花王、コーセーを筆頭に女性(男性)向けの化粧品を製造、販売している企業です。
2020年に発生したコロナ渦にてインバウンド需要が蒸発し、外出自粛により国内売上も苦戦している状況です。一方で中国国内のリゾート地における需要見込みがあり拠点展開を視野にいれている企業が増えています。
購買行動の変化によるインバウンド戦略見直しは今後も進んでくると言えます。
主要職種としては、
・営業
・マーケテイング
・研究・開発
・生産技術
・生産管理
・品質管理
・品質保証
・工場長
等がございます。
■衣料品企業
国内ではファーストリテーリング、国外ではLVMH(ルイ・ヴィトン)を筆頭に衣料品やブランド品の製造、販売を行っている企業です。
店舗における販売のみではなく、ECおよびWEBを介した販売手法と物流の最適化が進んでおります。
主要職種としては、
・営業
・マーケテイング
・研究・開発
・生産技術
・生産管理
・品質管理
・品質保証
・工場長
等がございます。
■食料品企業
日本ハム、伊藤ハムを中心に食卓に並ぶ商品を製造、販売している企業です。
2020年発生したコロナ渦以降は巣ごもり需要で家庭用の需要は堅調になっております。
また、国内市場は人口減少が続き今後の伸びを期待しにくいため、海外展開に力を入れています。
主要職種としては、
・営業
・マーケテイング
・研究・開発
・生産技術
・生産管理
・品質管理
・品質保証
・工場長
等がございます。
■生活雑貨、日用品企業
無印良品、花王を中心に 日常生活の身の回りで必要になる商品を製造、販売しています。
生活スタイルの変化が如実に現れる業界でもあります。
2020年発生したコロナ渦以降は在宅需要の追い風を受けた商品需要が伸びたりしています。
主要職種としては、
・営業
・マーケテイング
・研究・開発
・生産技術
・生産管理
・品質管理
・品質保証
・工場長
等がございます。
消費財業界の中途採用は外部環境に合わせて恒常的に行われています。
・外部環境に合わせたマーケティングを行っていく必要がある
・新たなブランド商品の立ち上げを行い店舗スタッフが必要になる
・他業界の専門性を取り入れて事業運営に活かすケースが増えてきた
などの背景で採用数は増えてきております。
昨今ですと店舗を介さない商品の販売手法も進んできておりDX(デジタルトランスフォーメーション)の号令のもと、事業内容のデジタル変革、消費財変革を推し進めています。
そのような背景からも中途採用の採用枠を広げながら人員の拡充が必要になっています。
消費財業界を志望する方は「消費財業界の選考内容の特徴」も押さえておきましょう。
消費財業界の選考の特徴は主に2点です。
①競合他社との違いを正しく理解する必要がある
どこの消費財機関の面接でも「どうして弊社なのか?」「弊社で何がしたいのか?」は必ず聞かれます。
基本的に同じ業態であればビジネスモデルの違いはありませんので会社ホームページをしっかりと見て「強み」「弱み」を理解するようにしましょう。
特に新卒者向けの採用ページには会社の特色が書かれている事が多く、消費財機関であれば新卒採用ページを設けている会社がほとんどですので参考にするようにして下さい。
また、取り扱っている商品に関しても同様で「化粧品の●●は使ったことありますか?」「●●ブランドの洋服はどのようなイメージですか?」と商品を知っていないと回答できない質問もあります。
しっかり準備しましょう。
②業務に関する質問が多い
面接時に業務理解を問われる事が多いです。
消費財業界の採用の場合、業務の専門性が高いため、より厳選して採用する事になります。
そのため「●●業務はどんなイメージですか?」「現職の業務にて活かせるポイントはありますか?」など即戦力性に繋がる業務理解を確認されます。
未経験だと日々の業務の中で関連する関する経験を問われる事も多くあります。
求人票のみでは理解しきれない事もありますので、転職エージェントに確認したり、インターネットで調べたりして業務理解を深めた上で面接にのぞみましょう。
消費財業界に強い転職エージェントは、それ以外のエージェントと何が違うのかを知っておきましょう。
①選考プロセスの内容、面接官情報を熟知している
面接では過去に聞かれた質問内容の蓄積データから今回聞かれる質問内容を推察する事ができます。
消費財業界に強い転職エージェントでは同じ企業、求人の面接を受けた方からのフィードバック情報が社内にストックされており、質問内容やケース面接のテーマを中心に面接対策を行う事ができます。
また、面接官の経歴や人柄を知っておく事で安心して面接にのぞむこともできます。
②非公開求人を多く保有している
採用企業との強い繋がりから非公開求人を保有しています。
理由として、消費財業界は若い経営者の方が多くいらっしゃいます。
そのため、消費財業界に強い転職エージェントのコンサルタントは経営者や取締役クラスとの会食などを通して非公開求人を獲得しています。
もっと言えば、求人が無くても「このような方が御社に興味を持っていますが如何ですかね?」と気軽に相談できる関係性を構築しています。
採用活動は人が行っていますので「その他大勢の転職エージェント」ではなく「消費財業界に強い転職エージェント」の方が「●●さんが紹介してくるなら良い方なんだろうな」と書類や面接通過率も変わってきます。
③交渉するタイミング、交渉内容のコツを押さえている
消費財業界企業の取引数、実績数が多いことで、交渉においても優位的に進めることができます。
具体的には選考過程において「Aさん▲▲の実績をお持ちのため、B社では1000万でオファーが出るでしょう。そのため御社では1100万円でオファーを出す社内調整を進めてください」といった具合に転職者にとって優位になるように交渉を進めてくれます。
消費財業界で転職するメリット、デメリットを理解したうえで「消費財業界への転職活動を進めていく」のか「消費財業界以外も並行して転職活動を進めていく」のかを検討しましょう。
消費財業界で働くメリットは、
・好きなブランドに携われる
・何をしている人かを第三者に伝えやすい
・流行っている商品のトレンドを知る事ができる
になります。
転職する際には興味のある商品(ブランド)を選んで決める事をおすすめします。
自分の興味のあるブランドに関わる事で日常生活のクオリティも高まるとおっしゃる方が多いです。
また、ブランドが有名であれば「自分が何をしている人なのか」の説明がしやすく、
消費財業界で得たスキル(セールス、開発、マーケティング等)は他の業界でも重宝される事が多いため、キャリア形成にもポジティブに影響します。
また、トレンドに敏感な方が周りにも多いため、流行のトレンドを知る事も出来ます。
消費財業界で働くデメリットは、
・日系ブランドだと年収は低い
・必ずしも興味あるブランドに携われるとは限らない
・転職をする際には競合企業から声が掛かりやすいが心理的に転職しにくい
になります。
消費財の商品単価は外資系ブランド以外ですと高価な物は多くありません。
そのため、日系企業ですと他業界と比較しても年収は低い業界と言えます。
但し、マーケティング、事業企画等の専門職は高い報酬でも採用したいと考えている企業が多くございます。
また、配属によっては必ずしも今日もあるブランドに携われるとは限りません。
心配な方は入社前に配属予定を確認する事をおすすめ致します。
そして、転職先として競合サービスへ転職する心理的ハードルが高いとおっしゃる方が多くいらっしゃいます。
自社ブランドへのロイヤリティ(忠誠心)が高い方ほど競合他社へは転職をしにくくなります。
以上が消費財業界で働くことのメリット、デメリットとなります。
ご自身の考え方がどのように合うか悩まれる方は転職エージェントと会話をしながら思考整理される事をおすすめいたします。
それでは、どのような転職エージェントと付き合う事で、生涯のキャリア設計や、合格率の上がる転職活動ができるのかを紹介していきます。
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エンワールドは、APAC地域において多国籍企業と国際的な視点を持つグローバルな人材をつなぐ、日本でトップクラスの人材紹介会社です。
上場企業であるエン・ジャパン株式会社のグループで「入社後活躍」を理念に掲げてサービス支援しています。
コンサルタントが親身になって転職希望者の相談に乗ってくれますが、無理に転職先を薦めることはありません。
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転職支援サービス選びを間違えると転職活動はうまくいきません。
特に消費財業界は専門性の高い業界のため、対人で転職支援サービスを受けられる転職エージュエントの登録は必須になります。
書類の応募や面接情報取得におけるメインは転職エージェントを利用し、市場に出ている求人情報を漏れなく確認するためにサブとして転職サイトを利用する事をお勧めいたします。
転職成功のキーとなる転職エージェント選びのポイントは
・専門性の高い転職エージェント(例:エンワールド、アージスジャパン)を2社以上
・網羅性の高い転職エージェント(例:リクルート、JAC)を2社以上 と並行して付き合って行く事です。
並行して付き合う事で転職エージェント同士が競争しながら採用支援をしてくれますし、一社しか内定が出ていないような状況でも足元を見られる事はありません。
また、網羅性の高いエージェントも登録しておく事で、消費財業界以外の可能性も視野にいれながら、最大の機会の中で転職活動を行う事ができます。
転職エージェント側のメリットを理解して進める事で面談等を断られることなく支援してもらう事が可能です。転職エージェントも商売であり、企業経営の継続のためには売上を上げる必要があります。
転職エージェントの売上は転職支援をして入社をしてくれた「人数」と「単価」(年収×手数料率)の掛け算によって決まります。
そのため、
「転職する気はないですが情報収集だけ行いたい」と転職意向が低い旨を伝えるよりかは、
「3カ月以内の転職を検討していて、消費財業界を志向している」
と具体的な時期、業界を明記する事をおすすめします。
もちろん、実際の転職活動は時期が延びることもあれば、途中で気が変わる事もありますので、リップサービスに近いと理解いただいて問題ありません。
転職活動は情報戦ですので「求人の量と質」を確保できている状態を保つ事をおすすめします。
「質」・・・転職エージェントで確保する事が可能です。
「量」・・・転職サイトを登録しておく事をおすすめします。
転職サイトも転職エージェントも一度登録(面談)しておく事で、定期的に求人メールが届きますので気が向いたときにメールを開けば大丈夫です。
使い分けとして、転職サイトで見つけた求人について転職エージェントの担当者に質問したり、エージェント経由で進めることも可能です。
転職活動で最も重要な事は「経験に合った求人サイトやエージェントを利用する事」にあります。
今回ご紹介した求人サイト、エージェントに登録し適切なパートナー探しから始めていきましょう。
最後に、面接に不安のある方は下記記事もご参照ください。
【転職活動中の人向け】面接で合格する4つの準備