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三菱商事とNTTが2021年7月に新設したコンサルティングファームであるインダストリー・ワン株式会社について、
「設立された背景は?」
「タイトル別の年収レンジはどれくらい?」
「実際の働き方は激務?」
「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い?それとも悪い?」
「募集要件には学歴が必須になっている?」
といったご相談を頂くことがあります。
当記事をお読み頂く事で
・インダストリー・ワンの設立背景
・インダストリー・ワンの会社概要
・インダストリー・ワンの仕事イメージ
・インダストリー・ワンの募集要件、選考内容
・インダストリー・ワンの年収
・インダストリー・ワンの評判
・インダストリー・ワンの学歴基準
についてイメージし、面接合格に大きく近づくことができます。
特に、三菱商事が51%、NTTが49%の出資にて設立されたコンサルティングファームであり、大手資本×テクノロジーを強みとした組織の立ち上げメンバーとして業界横断で大手グローバル企業のPJT経験を積みたい方にはおすすめの会社です。
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それではインダストリー・ワンの合格方法を解説していきます。
※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。
<企業名>
株式会社インダストリー・ワン
(英語表記 Industry One, Inc.)
<代表者>
代表取締役社長
芹澤 亮氏
<事業開始日>
2021年7月1日
<所在地>
東京都千代田区丸の内2-6-1丸の内パークビルディング27F
<事業内容>
DXコンサルティング事業 及びDXプラットフォーム/ソリューション事業
コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。
総合系ファームとして全ての業界に対して全てのサービスを提供しています。
主要領域として「戦略」「IT」コンサルティングに力を入れています。
ホームページを見ると「DX」(デジタルトランスフォーメーション)を全面に出しておりIT領域がメインに見えますが実態としては商社ビジネスが強みとする事業構想、事業再編に関するプロジェクトも多いようです。
主にサービス軸でチーム組成されています。
多種多様且つ大型案件について、企画立案から実行支援までを一気通貫で関わることができ、幅広い知見・経験を得ることができる事は魅力です。
■サービス事業企画
三菱商事グループと連携しながら事業戦略立案、事業再編等、事業・サービスの企画をメインに担当しています。
グループ外のプロジェクト獲得も進めているようです。
■コンサルティング
三菱商事グループの課題に対して要件定義、プロジェクトリードを行っています。
インダストリー・ワンの年収はビッグ4と同等の水準と考えておくと良さそうです。
アナリスト・・・450-650万円
コンサルタント・・・600-850万円
シニアコンサルタント・・・800-1050万円
マネジャー・・・1000-1550万円
シニアマネジャー・・・1350-1850万円
ディレクター・・・1650-2450万円
面接では「なぜインダストリー・ワンに興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。
特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。
主な特徴としては、
①設立したばかりで組織の立ち上げに参画できる
②三菱商事、NTTのリソース活用をした大規模な社会課題の解決ができる
③サービス領域を限定せず未経験のスキル、経験を身に付ける事ができる
ことがあります。
立ち上げフェーズでもありコンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。
募集要項として、
・コンサル経験者採用の場合は、
大手コンサルコンサルティングファームにおけるプロジェクト経験が3年以上あり、社内外の企画や実行をリードできる方。
・未経験者の場合は、
事業会社にて企画系の業務経験をお持ちの方。
特に総合商社の事業領域と親和性のある製造業、エネルギー、物流業界の方は優遇されるようです。
採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。
特に、組織の立ち上げ期にあたりますので、学歴よりも経験を重視して採用しています。
学歴には自信が無いけど商社グループで働きたい方にとってはチャンスと言えます。
全ての選考がWEBで実施されています。
適性試験は無く、ポジションと経験によってケース有無が異なるようです。
ケース面接は口頭にて実施され「東京都内におけるベンチの数を推定してください」「四国地域の観光客を増やす施策を検討してください」などのお題があったようです。
面接官によってケース内容は異なりますが、基本的な準備をしておく事をおすすめ致します。
通常は書類選考後→面接2回を目安に選考が行われます。
一次:現場(ディレクタークラス)
最終:代表取締役
のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。
インダストリー・ワンで聞かれる質問について押さえておきましょう。
特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。
①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
②各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)
③コンサルファームへの志望動機
④インダストリー・ワンへの志望動機(間接的にインダストリー・ワンへの理解を確認されます)
⑤5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。
⑥インダストリー・ワンの強み、弱みは何だと理解されているか。
コンサルファームの中でもどうしてインダストリー・ワンなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。
※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。
改めてインダストリー・ワンの特徴を表現すると「総合商社発コンサルファームである」「NTTが持つテクノロジー知見のリソースがある」「組織立ち上げと共にキャリアを柔軟に構築していくことができる」点になります。
志望動機を参考になるように表現すると、
①総合商社が持つ様々な業種に対してプロジェクト経験を積みたい
②○○万人の一人ではなく、数十人の一人として組織づくりに関与していきたい
③過去の経験に縛られずに経営全般の広いプロジェクト経験を積みたい
などの内容であればインダストリー・ワン社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。
働き方は各個人の考え方を優先しているようです。自宅の方が働きやすい方は自宅、出社した方が働きやすい方は出社するイメージです。
立上げ期ではあるものの、親会社である三菱商事、NTTが上場企業としての働き方改革も推進しているため大手コンサルファームと比較して激務では無いようです。
ただ、タイトルや時期によっても異なりますので、気になる方は面接時に確認しておくと良いかも知れません。
三菱商事、NTTの資本が入りながらベンチャーの風土もあり大手とベンチャーの良さがあると評判です。
具体的には、三菱商事、NTTの雇用に関する考え方(終身雇用や福利厚生)についてはインダストリー・ワンにも踏襲されていく方針のようです。
また、立ち上がりの時期なので、興味のあるプロジェクトへアサインしてもらう事も出来るようです。
総合商社グループの新会社立上げの経験は非常に希少ですのでコンサル業界の中でも注目されています。
人気があります。特に「総合商社の新設会社」である事から、
大手企業で働きたいけど、ベンチャーの成長スピードも求めたいといった方と志向性が合うようです。
新設会社のため退職者の事例は無いようですが、仮に転職者が出たとすると、
①大手コンサルティングファーム、②大手事業会社企画職、③ベンチャーCXOのポジションが想定されます。
<参考リンク>
インダストリー・ワン 公式HP
https://www.industry-one.com/company