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みなさん、こんにちは。転職イロハ運営のタカです。
「やばい」と噂されているコンサルティングファームであるレイヤーズコンサルティング株式会社について、
「設立された背景は?」
「サービス領域は?」
「タイトル別の年収レンジはどれくらい?」
「実際の働き方は激務か?」
「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い?それとも悪い?」
「募集要件には学歴が必須になっている?」
といったご相談を頂くことがあります。
コンサルティング業界へ転職希望の方は、
がおすすめです。(もちろん登録、面談を含む全てのサービスが無料です)
当記事をお読み頂く事で
・レイヤーズコンサルティングの設立背景
・レイヤーズコンサルティングの会社概要
・レイヤーズコンサルティングの仕事イメージ
・レイヤーズコンサルティングの募集要件、選考内容
・レイヤーズコンサルティングの年収
・レイヤーズコンサルティングの評判
・レイヤーズコンサルティングの学歴基準
についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。
特に、非上場企業で小規模な総合ファームであり、独立運営可能な資本状態にあるため「真に顧客と伴奏しながら腰を据えてコンサルキャリアを積み上げて行きたい」とお考えの方には最適の会社です。
コンサル希望者の方は合わせて下記記事も読んでみてください。
【保存版】コンサル業界転職におすすめの転職エージェントを「中の人」が徹底解説!
それではレイヤーズコンサルティングの合格方法を解説していきます。
※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。
■会社特徴
レイヤーズ・コンサルティングは日本発の経営コンサルティングファームの一つと言われています。
戦略の企画・立案のみでは無く、実行まで、クライアント企業へ深くコミットしていくスタイルを得意としています。
また、大手企業のCXO向けの勉強会「賢人倶楽部」を運営し強固な信頼関係を構築しています。
そして、非上場企業であり、外部資本が少ないため、中長期的な企業運営を独立性を保ちながら進めている事も大きな特徴です。
真のユーザーファーストを実現できるコンサルティングファームと言えます。
<企業名>
株式会社レイヤーズ・コンサルティング
※社名の由来は「経営」を『戦略の階層(レイヤー)』、『マネジメントの階層』、『プロセスの階層』、『リソースの階層』に分けて、コンサルティングサービスを提供したいという思いが込められています。
<代表者>
代表取締役CEO 杉野 尚志氏(公認会計士。元アクセンチュア)
代表取締役会長 秋田 芳樹氏(公認会計士。元KPMG代表取締役)
代表取締役COO 中防 保氏(公認会計士。元新日本監査法人)
<事業開始日>
1983年12月
<所在地>
〒141-8214
東京都品川区上大崎3-1-1 目黒セントラルスクエア14階
<従業員数>
350名 (2021年4月現在)
<事業内容>
多様な業界に対する戦略から業務・IT・組織に至るまでの豊富なコンサルティングサービスを行っています。
総合ファームとしては小規模であるため、裁量権も大きく、社員の成長を全社で支援する組織文化があります。
具体的には下記領域における経営コンサルティングサービスを提供しています。
-新規事業開発・ビジネスモデル改革・M&A支援
-グループ・グローバル経営管理
-ガバナンス強化
-マーケティング戦略・営業改革
-業務改革
-サプライチェーンマネジメント
-ヒューマンリソースマネジメント
-デジタル戦略・ITマネジメント
<設立背景>
日本発の総合コンサルティングファームとして、東証一部上場企業を中心に政府や様々な業界を代表する企業の抱える課題を解決するために設立されました。
創業以来、ベストプラクティスの提示にとどまらず、クライアント固有の企業風土・価値観を共有して伴走する真のパートナーとして、戦略策定から企画・実行支援まで総合的に支援しています。
コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。
総合系ファームとして全ての業界に対して全てのサービスを提供しています。
主要領域として「経営戦略」「業務領域」コンサルティングに力を入れています。
東証一部上場企業を中心とした取引で100%プライム案件(1次受け)です。
<主なサービス事例>
・経営戦略立案支援
・ マーケティング戦略立案支援
・ 新規事業立上げ支援
・ IT戦略立案支援
・ M&A支援
※経営戦略系プロジェクト、SCM系プロジェクト、IT系プロジェクトが均等に分かれているイメージです。
ITの開発プロセスはパートナー企業と連携して進めますのでレイヤーズコンサルではPMOと言われる上流フェーズを担当します。
サービス軸を中心に組織が分かれています。
<組織区分>
・経営管理事業部・・・経営管理の構築・導入支援、間接部門業務改革、営業力強化、営業改革 etc
・SCM事業部・・・グローバルコストマネジメント、グローバルSCM構築、グローバル生産管理 etc
・事業戦略事業部・・・事業戦略、業務改革、営業強化、新規事業開発 etc
・DX事業部・・・IT戦略/デジタル戦略、PMO支援、RPA、SAP/ERP、情報セキュリティ etc
・HR事業部・・・チェンジマネジメント、組織戦略、人事制度変革 etc
※組織区分はありますがシニアコンサルタント職以下はプール制度(どのプロジェクトへの手を上げられる)のため柔軟なキャリア開発も可能です。
レイヤーズコンサルティングの年収はビッグ4よりも50~100万ほど低い水準と考えておくと良さそうです。
コンサルタント・・・500~600万円
シニアコンサルタント・・・600~800万円
マネジャー・・・900~1200万円
シニアマネージャー・・・1200~1400万円
ディレクター・・・1300~1800万円
マネージングディレクター・・・1700~2200万円
バイスマネージングディレクター・・・2000万円~
面接では「なぜレイヤーズコンサルティングに興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。
特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。
①小規模ファームに関わらず大手企業との取引が多く経験を積むチャンスが多い
②実力主義で大手ファームよりも短期間で昇格、昇給ができる
③個人の成長を支援する組織文化があり中途入社でも馴染みやすい
等があります。
コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。
大手ファームと比較すると採用要件は緩い印象です。
コンサル経験が1年以上あれば基本的に合格ライン、コンサル未経験でも事業会社における企画業務経験やSierなどのコンサルに準ずる経験などがあれば合格ラインとなります。
具体的な募集要項として、
・コンサル経験者採用の場合は、
同業他社での職務経験または準ずる経験のある方
・未経験者採用の場合は、
事業会社にて企画系の業務経験をお持ちの方。(但し35歳までは企画経験無しでも可)
親和性が高い経験は「製造業における生産管理、購買管理、物流経験」「経営企画・新規事業経験」「Sier、事業会社IT部門のシステム開発、PM経験」「人事企画経験」などのようです。
また、公認会計士、税理士資格取得者は優遇されます。
となっております。
採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。
学歴には自信が無いけどコンサルファームの立上げ経験を積みたい方にとってはチャンスと言えます。
但し、20代前半などの若い方についてはMARCH以上の合格者数が多いです。
対面、WEBにて実施されています。
適正検査(GAB)はございますが、ケース面接はありません。
ただ、面接官によっては口頭でのディスカッション(ケース面接に近い問答)を行う事もありますので
基本的なケース面接対策する事をおすすめします。
通常は書類選考後→面接2回を目安に選考が行われます。
一次:現場(MDクラス+人事)、最終:事業部長クラス のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。
※適性検査はGAB (係数・言語+性格診断:90分)です。
レイヤーズコンサルティングで聞かれる質問について押さえておきましょう。
特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。
① 今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
② 各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)
③ コンサルファームへの志望動機
④ レイヤーズコンサルティングへの志望動機(間接的にレイヤーズコンサルティングへの理解を確認されます)
⑤ 5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。
⑥ レイヤーズコンサルティングの強み、弱みは何だと理解されているか。
コンサルファームの中でもどうしてレイヤーズコンサルティングなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。
※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。
改めてレイヤーズコンサルティングの特徴を表現すると「日本発総合ファームである事」「非上場企業で内部資本である事」「実力主義で短期間で昇格、昇給が実現できる事」「小規模組織にも関わらず上場企業との取引が多く、全てプライム案件(1次受け)である事」などになります。
志望動機を参考になるように表現すると、
① 戦略企画・立案のみではなく実行フェーズまで関わり顧客の課題解決をしたい
② 現職では5年かかる予定の昇格を成果主義の貴社にて3年以内に実現したい
③ アップorアウトではなく長期的キャリア形成の視点でコンサルスキルを磨きたい
などの内容であればレイヤーズコンサルティング社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。
働き方は各個人の考え方を優先しているようです。
ただ、平均残業時間40時間を目安に総合的には残業時間の規制もしながら労働環境を守られていますのでコンサルファームの中では働きやすい環境と言えます。
所属組織によっても異なりますので、気になる方は面接時に確認する事をおすすめします。
「やばい」と評判もあるレイヤーズコンサルですが実態は「やばくない」会社です。
「短期的な年収ではなくコンサルスキルを身に着けたい」「未経験のコンサル領域経験を積みたい」などの志向性を持つ方には特に評判が良いです。
大手ファームと比較すると知名度は高く有りませんが根強い人気があります。
特に「地に足を付けてじっくりとコンサルタントとしての腕を磨きながら質の高い経験を積みたい」と考えている方にとっては相性が良いです。
レイヤーズコンサルティングは小規模な会社のため、転職先の傾向性が強いわけではありませんが、
①大手コンサルティングファーム、②大手事業会社企画職 のポジションが多くなっています。
ベンチャー企業よりかは大手企業に対して、大手企業の中でキャリア構築されています。
↓コンサルティング業界でキャリアアップを目指す方はお読みください。
【後悔したくない人へ】コンサル業界に強い転職エージェントの評判をエージェント経験者が解説
<参考リンク>
レイヤーズ・コンサルティング 公式HP