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みなさん、こんにちは。転職イロハ運営のタカです。
「顧客志向」を大切にするコンサルティングファームである株式会社エル・ティー・エスについて、
「サービス領域は?」
「タイトル別の年収レンジはどれくらい?」
「実際の働き方は激務か?」
「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い?それとも悪い?」
「募集要件には学歴が必須になっている?」
といったご相談を頂くことがあります。
当記事をお読み頂く事で
・エル・ティー・エスの会社概要
・エル・ティー・エスの仕事イメージ
・エル・ティー・エスの募集要件、選考内容
・エル・ティー・エスの年収
・エル・ティー・エスの評判
・エル・ティー・エスの学歴基準
についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。
特に、上場企業の安定資本企業にて「顧客側に立つ課題解決をしながらコンサルキャリアを積み上げて行きたい」とお考えの方には最適の会社です。
↓コンサル希望者の方は合わせて下記記事も読んでみてください。
【後悔したくない人へ】コンサル業界に強い転職エージェントの評判をエージェント経験者が解説
それではエル・ティー・エスの合格方法を解説していきます。
※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。
■会社特徴
エル・ティー・エスは、「世界を拡げるプロフェッショナルカンパニー」をビジョンに掲げるコンサルティングファームです。
顧客に本当の意味での変革をもたらすため、現場に飛び込み溶け込み一体となって行動し、真の成長に貢献するという特徴的なビジネスモデルを展開しています。
その事業内容は幅広く、業務プロセスの最適化から人材開発、サービスマネジメント、グローバルサポートまで。多くのファームが企業変革プロセスの一点に特化した強みを持つのに対し、エル・ティー・エスは幅広い課題解決力を最大の強みとしています。
<企業名>
株式会社エル・ティー・エス
<代表者>
樺島 弘明氏
※慶應義塾大学卒業後、ING生命保険株式会社(現エヌエヌ生命保険株式会社)入社。その後、株式会社IQ3を経て、株式会社ラーニング・テクノロジー・コンサルティングで営業担当ゼネラルマネジャー。2002年3月に同社設立に参画し取締役に就任。同年12月より代表取締役社長。
<事業開始日>
2002年3月
<所在地>
東京都新宿区新宿2-8-6 KDX新宿286ビル 2F
<従業員数>
315 名(2020年6月時点)
<事業内容>
・コンサルティングサービス
‐お客様サイドで戦略・事業を構想するインサイドサービス
‐戦略・業務・人・ITの基盤を作り上げ並走する実行型コンサルティング
・ビジネスプロセスマネジメントサービス
‐ビジネスプロセスの可視化
‐プロセス改善に最適な手法の立案
‐プロセス実行を直接支援
‐プロセス管理組織と人財の育成
・デジタル活用サービス
‐顧客事業に合わせたリサーチ・テクノロジー活用手法の策定
‐IoT、マーケティングデータ分析によるバリューチェーンの改善
‐AI・RPAなどの業務ロボット導入
コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。
総合系ファームとして全ての業界に対して全てのサービスを提供しています。
主要領域として「経営戦略」「業務領域」「IT領域」コンサルティングに力を入れています。
顧客に寄り添うコンサルティングサービスが特徴で80%以上がプライム案件(1次受け)です。
<主なサービス事例>
・経営戦略立案支援
・マーケティング戦略立案支援
・ 新規事業立上げ支援
・ IT戦略立案支援
・ M&A支援
※各プロジェクトは顧客サイドに立ち、ベンダー選定の意思決定~PJT企画~実行まで行います。
サービス軸を中心に組織が分かれています。
<組織区分>
・コンサルティングサービス
・ビジネスプロセスマネジメントサービス
・デジタル活用サービス
エル・ティー・エスの年収は大手ファームよりも50~100万ほど低い水準と考えておくと良さそうです。
コンサルタント・・・500~600万円
シニアコンサルタント・・・600~800万円
マネジャー・・・900~1200万円
シニアマネージャー・・・1200~1400万円
ディレクター・・・1300~1800万円
マネージングディレクター・・・1700~2200万円
バイスマネージングディレクター・・・2000万円~
面接では「なぜエル・ティー・エスに興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。
特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。
主な特徴としては、
①大手企業との取引が多く経験を積むチャンスが多い
②実力主義で大手ファームよりも短期間で昇格、昇給ができる
③個人の成長を支援する組織文化があり中途入社でも馴染みやすい
④顧客サイドに立つPJTが多いため事業会社経験を積むことが出来る
⑤プランニングだけではなく実行まで関与する事が出来る
等があります。
コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。
大手ファームと比較すると採用要件は緩い印象です。
コンサル経験が1年以上あれば基本的に合格ライン、コンサル未経験でも事業会社における企画業務経験やSierなどのコンサルに準ずる経験などがあれば合格ラインとなります。
具体的な募集要項として、
・コンサル経験者採用の場合は、
同業他社での職務経験または準ずる経験のある方
・未経験者の場合は、
事業会社にて企画系の業務経験をお持ちの方。(但し35歳までは企画経験無しでも可)
親和性が高い経験は「製造業における生産管理、購買管理、物流経験」「経営企画・新規事業経験」「Sier、事業会社IT部門のシステム開発、PM経験」「人事企画経験」などのようです。
また、公認会計士、税理士資格取得者は優遇されます。
採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。
学歴には自信が無いけどコンサルファームの立上げ経験を積みたい方にとってはチャンスと言えます。
但し、20代前半などの若い方についてはMARCH以上の合格者数が多いです。
対面、WEBにて実施されています。
適正検査はございますが、ケース面接はありません。
ただ、面接官によっては口頭でのディスカッション(ケース面接に近い問答)を行う事もありますので
基本的なケース面接対策する事をおすすめします。
通常は書類選考後→面接2~3回を目安に選考が行われます。
・webテスト(性格・学力)
・一次面接(現場マネジャークラス)
・二次面接(人事部長クラス)
・最終面接(取締役クラス)
と上位役職者が出てきます。
※Web適性検査:性格診断テスト(20分程)+学力テスト(30分…語学・電卓を用いての計算・統計・確率問題などがランダムに出題)
エル・ティー・エスで聞かれる質問について押さえておきましょう。
特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。
①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
②各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)
③コンサルファームへの志望動機
④エル・ティー・エスへの志望動機(間接的にエル・ティー・エスへの理解を確認されます)
⑤5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。
⑥エル・ティー・エスの強み、弱みは何だと理解されているか。
についてはしっかり準備しておきましょう。
コンサルファームの中でもどうしてエル・ティー・エスなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。
※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。
改めてエル・ティー・エスの特徴を表現すると
「日本発総合ファームである事」
「組織の拡大フェーズである事」
「顧客側に立つコンサルティングサービスを提供している事」
「実力主義で短期間で昇格、昇給が実現できる事」
「小規模組織にも関わらず上場企業との取引が多く、80%以上がプライム案件(1次受け)である事」
などになります。
志望動機を参考になるように表現すると、
①戦略企画・立案のみではなく実行フェーズまで関わり顧客の課題解決をしたい
②現職では5年かかる予定の昇格を成果主義の貴社にて3年以内に実現したい
③アップorアウトではなく長期的キャリア形成の視点でコンサルスキルを磨きたい
④顧客と同じ立場に立ちながら課題解決に取り組みたい
⑤コンサルタントとしての実行力を鍛えたい
などの内容であればエル・ティー・エス社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。
働き方は各個人の考え方を優先しているようです。
ただ、上場企業でもあり、残業時間の規制もしながら労働環境を守られていますのでコンサルファームの中では働きやすい環境と言えます。
所属組織によっても異なりますので、気になる方は面接時に確認する事をおすすめします。
「やばい」と評判もあるエル・ティー・エスコンサルティングですが実態は「やばくない」会社です。
「短期的な年収ではなくコンサルスキルを身に着けたい」「未経験のコンサル領域経験を積みたい」などの志向性を持つ方には特に評判が良いです。
大手ファーム比較で知名度は高く有りませんが人気があります。
特に「顧客側に立つコンサルティングサービスをしながら課題解決に取り組みたい」と考えている方にとっては相性が良いです。
エル・ティー・エスは小規模なコンサルファームのため、転職先の傾向性が強いわけではありませんが①大手コンサルティングファーム、②大手事業会社企画職 のポジションが多くなっています。
ベンチャー企業よりかは大手企業に対して、大手企業の中でキャリア構築されています。
<参考リンク>
エル・ティー・エス 公式HP