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みなさん、こんにちは。転職イロハ運営のタカです。
「激務」と噂されているコンサルティングファームである野村総合研究所株式会社について、
「サービス領域は?」
「タイトル別の年収レンジはどれくらい?」
「実際の働き方は激務か?」
「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い?それとも悪い?」
「募集要件には学歴が必須になっている?」
といったご相談を頂くことがあります。
当記事をお読み頂く事で
・野村総合研究所の会社概要
・野村総合研究所の仕事イメージ
・野村総合研究所の募集要件、選考内容
・野村総合研究所の年収
・野村総合研究所の評判
・野村総合研究所の学歴基準
についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。
特に、アジア最大手である野村グループのシンクタンク機能を持つコンサルファームである「金融業界に対して高いレベルで課題解決を行いたい」「働きやすさも重視して年収アップ、スキルアップをしていきたい」とお考えの方には最適の会社です。
コンサル希望者の方は合わせて下記記事も読んでみてください。
【後悔したくない人へ】コンサル業界に強い転職エージェントの評判をエージェント経験者が解説
それでは野村総合研究所の合格方法を解説していきます。
※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。
■会社特徴
日本初の本格的な民間シンクタンクとして、35年以上にわたって、経済・金融・産業・経営・地域社会などの幅広い分野で多くの企業、官公庁、地方自治体などに、調査・研究、経営コンサルティング、システムコンサルティングなどのサービスを提供してきました。
その範囲は、企業戦略の立案、経営革新の実行支援、政策提言・施策支援など多岐にわたり、幅広い専門領域に多数の研究員、コンサルタントを擁して、現実的かつ具体的な提言を行っています。
<企業名>
株式会社野村総合研究所 Nomura Research Institute, Ltd.
<代表者>
代表取締役会長兼社長 此本 臣吾氏
<事業開始日>
1965年4月1日
<所在地>
東京都千代田区大手町1-9-2 大手町フィナンシャルシティ グランキューブ
<従業員数>
6,507人(NRIグループ13,430人) 2021年3月31日現在
<事業内容>
コンサルティング、金融ITソリューション、産業ITソリューション、IT基盤サービス
コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。
野村グループのシンクタンクとして金融、流通業界をメインに全ての業界に対してコンサルティングサービスを提供しています。
<主なサービス事例>
調査研究活動からコンサルティング、延いてはシステム設計、構築、運用といった幅広い機能を活かして、あらゆる問題の解決策を導き出しています。具体的には
(1)社会・産業の予測と展望、
(2)市場分析・業務分析・経営診断、
(3)企業経営・政策立案に関する提言、
(4)経営・業務革新のソリューション提示、
(5)システム設計・ソリューション提供、
(6)アウトソーシング・システム運用、
(7)ビジネスの実行支援、
の7グループの各分野における専門家がコラボレートしながら、大きな相乗効果を生み出しています。
業界軸を中心に組織が分かれています。
<組織区分>
金融業界の中でも「証券」「保険」を中心とした金融業界、そして流通業界の組織が大規模に組成されております。
野村総合研究所の年収は大手ファームと同等の水準と考えておくと良さそうです。
金融グループという事もあり、年収水準は高く設定されています。
コンサルタント・・・500~600万円
シニアコンサルタント・・・600~800万円
マネジャー・・・900~1200万円
シニアマネージャー・・・1200~2000万円
マネージングディレクター・・・2000~3000万円
パートナー・・・3000万円~
※金融グループでもあり着実に年収アップする傾向にあります。
面接では「なぜ野村総合研究所に興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。
特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。
主な特徴としては、
①野村グループのシンクタンク機能を持つコンサルファームであり多様なキャリア構築が出来る
②金融業界を中心にプロジェクトシェア率が高い
③働きやすい環境のため、地に足のついたスキルを身に付ける事が可能
などがあります。
コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。
20代~40代まで幅広く募集をしています。
具体的な募集要項として、
・コンサル経験者採用の場合は、
同業他社での職務経験または準ずる経験のある方(特に金融業界、IT
領域経験者を優遇)
・未経験者の場合は、
事業会社にて企画系の業務経験をお持ちの方。
親和性が高い経験は「金融業界のIT職種経験」「経営企画・新規事業経験」「Sier、事業会社IT部門のシステム開発、PM経験」などのようです。
採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。
学歴には自信が無いけどコンサルファームの立上げ経験を積みたい方にとってはチャンスと言えます。
但し、20代前半などの若い方についてはMARCH以上の合格者数が多いです。
対面、WEBにて実施されています。
適正検査(玉手箱)はございますが、ケース面接はありません。
通常は書類選考後→面接3~5回を目安に選考が行われます。
一次:人事
二次:現場(マネジャークラス)※評価により複数回あり
最終:現場(取締役クラス)
のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。
※適性検査は玉手箱です。
野村総合研究所で聞かれる質問について押さえておきましょう。
特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。
①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
②各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)
③コンサルファームへの志望動機
④野村総合研究所への志望動機(間接的に野村総合研究所への理解を確認されます)
⑤5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。
⑥野村総合研究所の強み、弱みは何だと理解されているか。
についてはしっかり準備しておきましょう。
コンサルファームの中でもどうして野村総合研究所なのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。
※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。
改めて野村総合研究所の特徴を表現すると
「アジア最大手金融機関である野村グループのシンクタンク、コンサルファームである」
「50年以上の歴史があり、金融業界のプロジェクトシェア率やリピート率は非常に高い」
「基本的な年収水準が高いだけでなく、残業時間も少なく働きやすい」
などになります。
志望動機を参考になるように表現すると、
①経済の血流である金融業界に対するハイレベルの課題解決をしたい
②現職では5年かかる予定の昇格を成果主義の貴社にて3年以内に実現したい
③アップorアウトではなく長期的キャリア形成の視点でコンサルスキルを磨きたい
などの内容であれば野村総合研究所社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。
働き方は各個人の考え方を優先しているようです。
ただ、平均残業25時間を目安に総合的には残業時間の規制もしながら労働環境を守られていますのでコンサルファームの中では働きやすい環境と言えます。
所属組織によっても異なりますので、気になる方は面接時に確認する事をおすすめします。
「年収が高い」「働きやすい」と評判である野村総合研究所ですが、評判通りの働きやすい会社です。
「短期的な年収ではなくコンサルスキルを身に着けたい」「未経験のコンサル領域経験を積みたい」などの志向性を持つ方には特に評判が良いです。
知名度も高く人気があります。
特に「金融業界の課題解決にたずさわりたい」と考えている方にとっては相性が良いです。
野村総合研究所離職率が低く(3%代)転職先の傾向性があるわけではありませんが、
①大手コンサルティングファーム
②大手事業会社企画職 のポジションが多くなっています。
ベンチャー企業よりかは大手企業に対して、大手企業の中でキャリア構築されています。
<参考リンク>
野村総合研究所 公式HP