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みなさん、こんにちは。転職イロハ運営のタカです。
世界有数のコンサルティンググループ日本法人であるパクテラ・コンサルティング・ジャパンについて、
「設立された背景は?」
「サービス領域は?」
「タイトル別の年収レンジはどれくらい?」
「実際の働き方は激務か?」
「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い?それとも悪い?」
「募集要件には学歴が必須になっている?」
といったご相談を頂くことがあります。
当記事をお読み頂く事で
・パクテラコンサルティングの設立背景
・パクテラコンサルティングの会社概要
・パクテラコンサルティングの仕事イメージ
・パクテラコンサルティングの募集要件、選考内容
・パクテラコンサルティングの年収
・パクテラコンサルティングの評判
・パクテラコンサルティングの学歴基準
についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。
特に、大資本企業の日本法人にて「事業拡大フェーズにて組織づくりに貢献したい」「戦略領域、新規事業領域のスキルを身に着けたい」「教育投資が潤沢な会社で働きたい」と考えている方には最適な会社です。
↓コンサル希望者の方は合わせて下記記事も読んでみてください。
【後悔したくない人へ】コンサル業界に強い転職エージェントの評判をエージェント経験者が解説
それではパクテラ・コンサルティング・ジャパンの合格方法を解説していきます。
※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。
■会社特徴
パクテラ・コンサルティング・ジャパンは世界有数のグローバルファームであるパクテラグループの日本法人として設立されコンサルティングサービスに特化しています。
強みとしては金融(保険)・製造・通信業界に対して、深い業界知識と高い洞察力を有し、戦略・業務・IT(戦略策定・導入支援)の各領域においてコンサルティングサービスを提供しています。
コンサルティングサービスの特徴として、クライアントと協働して「クライアントの課題解決策の提案~具体的なソリューション導入、その後の保守・運用」までをワンストップで実現します。
また、AIやFintechなどの先進技術を活用しながら業界革新を目指し、積極的なR&Dおよびサービス開発も進めております。
<企業名>
パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社
Pactera Consulting Japan Co., Ltd.
<代表者>
代表取締役会長 李 勁松氏
代表取締役社長 杉山 周平氏
<事業開始日>
2015年9月1日
<所在地>
東京都港区虎ノ門1丁目3-1 東京虎ノ門グローバルスクエア 10F
<従業員数>
84名(2019年12月時点)
<事業内容>
・ビジネスコンサルティング
- 事業計画策定、マーケティング戦略立案、業務分析/ 診断、BPR 支援、FinTechアドバイザリー等
・IT コンサルティング
- IT 戦略立案、プロジェクトマネジメント支援、セキュリティ脆弱性診断、ソリューション導入支援、システム保守等
・新規事業開発
- AI 研究&開発事業、M&A アドバイザリー事業、ソフトウェア/ ハードウェア販売事業、保険代理店事業等
<設立背景>
中国を拠点とする最大のITサービスカンパニーであるパクテラグループは従業員29,000名以上北米、ヨーロッパ、アジア・パシフィックおよび中華圏に拠点があります。
ビジネス/ITコンサルティング、ソリューション、アウトソーシングサービスを、幅広くグローバルなクライアントに提供している中で、日本においてもコンサルティングサービスを拡大するためにパクテラ・コンサルティング・ジャパンが設立されました。
コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。
全ての業界に対してコンサルティングサービスを提供しています。
特に、金融(保険)・製造・通信業界に対する戦略・業務・ITコンサルティングが強みです。
<主なサービス事例>
・経営戦略立案支援
・マーケティング戦略立案支援
・ 新規事業立上げ支援
・ IT戦略立案支援
・ M&A支援
※戦略立案等のプランニングのみではなく具体的な実行支援まで行います。
業界軸を中心に業界×サービスにて組織が分かれています。
<業界区分>
保険業界
証券業界
銀行・リース業界
エレクトロニクス業界
自動車業界
医療機器業界
小売・流通業界
通信業界
※保険業界のコンサルタントが多く在籍しています。
<サービス区分>
ビジネスコンサルティング
ITコンサルティング
Odooコンサルティング(パートナー企業のサービス)
※ITコンサルサービスのコンサルタントが多く在籍しています。
パクテラコンサルティングの年収は大手コンサルファームと同等の水準と考えておくと良さそうです。
コンサルタント・・・500~600万円
シニアコンサルタント・・・600~900万円
マネジャー・・・1000~1300万円
シニアマネージャー・・・1350~1750万円
マネージングディレクター・・・2000万円~
面接では「なぜパクテラコンサルティングに興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。
特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。
主な特徴としては、
①成長フェーズのファームであり戦略部門立ち上げなど希少な経験を積むチャンスが多い
②実力主義で大手ファームよりも短期間で昇格、昇給ができる
③研修制度が充実しており個人の成長を支援する組織文化があり中途入社でも馴染みやすい
等があります。
コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。
大手ファームと比較すると採用要件は緩い印象です。
コンサル経験が1年以上あれば基本的に合格ライン、コンサル未経験でも事業会社における企画業務経験やSierなどのコンサルに準ずる経験などがあれば合格ラインとなります。
具体的な募集要項として、
・コンサル経験者採用の場合は、
同業他社での職務経験または準ずる経験のある方。(特に大手ファーム出身者が多く在籍されています)
・未経験者の場合は、
事業会社にて企画系の業務経験をお持ちの方。
親和性が高い経験は「製造業における生産管理、購買管理、物流経験」「経営企画・新規事業経験」「Sier、事業会社IT部門のシステム開発、PM経験」などのようです。
外資系企業ですので英語力がある方は優遇されます。
採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。
学歴には自信が無いけどコンサルファームの立上げ経験を積みたい方にとってはチャンスと言えます。
対面、WEBにて実施されています。
適性検査、ケース面接ともにありません。
ただ、面接官によっては口頭でのディスカッション(ケース面接に近い問答)を行う事もありますので
基本的なケース面接対策する事をおすすめします。
通常は書類選考後→面接3回を目安に選考が行われます。
一次:電話面談(人事)
二次:面接(マネジャークラス)
最終:事業部長クラス
のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。
パクテラコンサルティングで聞かれる質問について押さえておきましょう。
特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。
① 今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
② 各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)
③ コンサルファームへの志望動機
④ パクテラコンサルティングへの志望動機(間接的にパクテラコンサルティングへの理解を確認されます)
⑤ 5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。
⑥ パクテラコンサルティングの強み、弱みは何だと理解されているか。
あたりはしっかりと準備しておきましょう。
コンサルファームの中でもどうしてパクテラコンサルティングなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。
※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。
改めてパクテラコンサルティングの特徴を表現すると
「総従業員数29,000名のグローバルファームである事」
「戦略領域など、上流の機能を強化するフェーズである事」
「自社PL、BSも共有され経営視点を身につけられる環境である事」
「実力主義で短期間で昇格、昇給が実現できる事」
「研修予算も潤沢でコンサルタントとしての育成に力を入れている事」
「保険業界を中心とした金融業界に強いパイプがある事」
などになります。
志望動機を参考になるように表現すると、
①戦略企画・立案のみではなく実行フェーズまで関わり顧客の課題解決をしたい
②現職では5年かかる予定の昇格を成果主義の貴社にて3年以内に実現したい
③長期的キャリア形成の視点でコンサルスキルを磨きたい
④保険業界をはじめ金融業界の変革に携わりたい
⑤拡大フェーズの同社にて組織づくりに関わりたい
⑥英語力を活かしてコンサルティングサービスを行いたい
などの内容であればパクテラコンサルティング社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。
働き方は各個人の考え方を優先しているようです。
外資系企業のため生産性を重視した働き方になっているため、コンサルファームの中では働きやすい環境と言えます。
所属組織によっても異なりますので、気になる方は面接時に確認する事をおすすめします。
「年収が低い」と評判もあるパクテラコンサルですが実態は「年収も高く個人の成長を支援する風土のある会社」です。
特に「事業拡大フェーズにおいて組織づくりに関わりたい」「未経験のコンサル領域経験を積みたい」などの志向性を持つ方には特に評判が良いです。
大手ファーム比較で知名度は高く有りませんが人気があります。
特に、
「これから拡大するフェーズのコンサルファームにて組織づくりに関わりたい」
「コンサルタントとして教育投資をしてもらえる環境で働きたい」
「ITコンサルの経験を活かしつつ戦略コンサルの経験を積んでいきたい」
と考えている方にとっては相性が良いです。
パクテラコンサルティングは小規模な会社のため、転職先の傾向性が強いわけではありませんが①大手コンサルティングファーム、②大手事業会社企画職 のポジションが多くなっています。
ベンチャー企業よりかは大手企業に対して、大手企業の中でキャリア構築されています。
<参考リンク>
パクテラコンサルティング 公式HP