「年収低い」「激務」と評判のクニエに転職すべき人とは？~採用・会社の実態を徹底解説~

NTTグループのコンサルティングファームであるクニエ株式会社について、

「設立された背景は？」

「サービス領域は？」

「タイトル別の年収レンジはどれくらい？」

「実際の働き方は激務か？」

「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い？それとも悪い？」

「募集要件には学歴が必須になっている？」

といったご相談を頂くことがあります。

コンサルティング業界への転職成功率を上げたい方は、

アージスジャパン（無料登録）

エンワールド・ジャパン（無料登録）

JACリクルートメント（無料登録）

を利用する事をおすすめします。（もちろん登録、相談すべて無料です）

当記事をお読み頂く事で

・クニエの設立背景

・クニエの会社概要

・クニエの仕事イメージ

・クニエの募集要件、選考内容

・クニエの年収

・クニエの評判

・クニエの学歴基準

についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。

クニエはNTTグループの中でグローバル企業向けコンサルティングを強みにしているため「大企業に対して上流コンサルティングの経験を積みたい」とお考えの方には最適の会社です。

↓コンサル希望者の方は合わせて下記記事も読んでみてください。

【保存版】コンサル業界転職におすすめの転職エージェントを「中の人」が徹底解説！

それではクニエの合格方法を解説していきます。

※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。 

1.クニエってどんな会社？

■会社特徴

NTTデータグループの戦略コンサルティング会社として「品質」「熱意」「融合」を社名の由来とし、世界35カ国118000名余りのグローバルネットワークを用いて国内外のクライアントのコンサルティングサービスをサポートしています。

案件の65％がグローバル企業向けで、70％以上がプライム案件（直接取引）です。

特に製造業領域の上流コンサルに強みを持っています。

1.1 クニエ概要

 ＜企業名＞

株式会社クニエ QUNIE CORPORATION

＜代表者＞

代表取締役社長　土橋 謙氏

※1987年 4月日本電信電話株式会社入社、NTTデータ執行役員を経て現職 

＜事業開始日＞

2009年 7月 1日 

＜所在地＞

〒100-8101 東京都千代田区大手町2-3-2 大手町プレイスイーストタワー11F

＜従業員数＞

900名 

＜事業内容＞

NTTグループのリサースを活用し、日系グローバル企業を中心に戦略・業務・IT・組織に至るまでの総合的なコンサルティングサービスを行っています。 

＜設立背景＞

製造業を中心としたお客様のIT投資による企業価値向上を実現させる為のコンサルティングサービスを行なう為、2004年に株式会社NTTデータの100％出資により設立。NTTデータの法人分野の事業拡大を担う。

2.クニエの組織はどうなっている？

コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。 

2.1 総合系or専門系？

総合系ファームとして全ての業界に対して全てのサービスを提供する総合系コンサルティング会社です。

プロジェクトのメインはグローバル製造業に対する戦略・業務・ITコンサルティングとなります。

＜主なサービス事例＞

・経営戦略立案支援

・ マーケティング戦略立案支援

・ 新規事業立上げ支援

・ IT戦略立案支援

・ M&A支援

2.2 業界×サービスの組織区分は？

業界軸、サービス軸にて組織が分かれています。 

＜業界区分＞

・製造業界

・消費財業界

・小売、流通業界

・通信、メディア業界

・ヘルスケア業界

・金融業界

・サービス、公益業界

・公共

＜サービス区分＞

・経営戦略、事業戦略

クライアントが置かれている業界の未来構想策定、各事業の中長期経営計画立案支援、実行支援などを行います。

・ファイナンス領域

会計を軸に、業務改善、システム改善支援を行います。

・DX領域

デジタル、AI、IoT、ビックデータ、ロボティクスなどのトレンドを押さえ、デジタル変革支援を行います。

・IT領域

基幹システムの刷新、導入プロジェクト支援を行います。

・CRM領域

クライアントの顧客コミュニケーション支援を行います。

・マーケティング領域

マーケティングのトレンドに対応し、サービス認知、価値向上を目指したマーケティング施策・実行支援を行います。

・SCM・ロジスティクス領域

SCMのグローバル化支援、ロジスティクス戦略立案・実行支援を行います。

・組織、人事領域

組織のグランドデザイン策定支援、組織・人事変革実行支援を行います。

※上記以外にも少単位でチームが別れていますので、専門性を磨きながらキャリア構築が可能です。

3.クニエの年収はどれくらい？

クニエの年収は大手コンサルファームと同等の年収水準と考えておくと良さそうです。

3.1 タイトル別年収イメージ

コンサルタント・・・500～750万円

シニアコンサルタント・・・700～950万円

マネジャー・・・1000～1400万円

シニアマネージャー・・・1400～1800万円

パートナーー・・・2000万円～

※上記とは別で固定給の10～20％を目安に業績賞与が支払われます。

4.クニエと他ファームとの違いは？

面接では「なぜクニエに興味を持ったのか？」と聞かれる事が多くあります。

特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。

主な特徴としては、

①グローバル企業の上流案件に携わる事が多い

②研修制度も整備されており、着実にスキルアップ、昇格、昇給ができる

③NTTグループのため労働環境が整っている

等があります。

5.クニエの募集要項は？

コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。

5.1 募集要項詳細

 大手ファームと比較すると採用要件は緩い印象です。

コンサル経験が2年以上あれば基本的に合格ライン、コンサル未経験でも事業会社における企画業務経験やSierなどのコンサルに準ずる経験などがあれば合格ラインとなります。

具体的な募集要項として、

・コンサル経験者採用の場合は、

同業他社での職務経験または準ずる経験のある方

・未経験者の場合は、

事業会社にて企画系の業務経験をお持ちの方。

親和性が高い経験は「製造業における生産管理、購買管理、物流経験」「経営企画・新規事業経験」「Sier、事業会社IT部門のシステム開発、PM経験」「人事企画経験」などのようです。 

5.2 学歴基準詳細

採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きはしておりません。

学歴には自信が無いけど実務経験を活かして大手コンサルファームで経験を積みたい方にとってはチャンスと言えます。

但し、20代前半の若い方についてはMARCH以上の合格者数が多いです。 

6.クニエの選考プロセスはどうなっている？

対面、WEBにて実施されています。 

6.1 適性検査、ケース有無

適正検査、ケース面接ともにございます。 

6.2 選考プロセス

通常は書類選考後→面接3回＋適性検査2回を目安に選考が行われます。

一次：マネージャークラス

二次：シニアマネジャー・パートナークラス

三次：事業責任者クラス

のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。

※二次面接以降に進むと、WEB適性検査と合わせて性格適性検査（TAL）がございます。

7.クニエの面接で聞かれることは？

クニエで聞かれる質問について押さえておきましょう。

特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。

①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介

②各経歴の深堀り（なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか）

③コンサルファームへの志望動機

④クニエへの志望動機（間接的にクニエへの理解を確認されます）

⑤5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。

⑥クニエの強み、弱みは何だと理解されているか。

についてはしっかり準備しておきましょう。

8.クニエへの志望動機の伝え方は？

コンサルファームの中でもどうしてクニエなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。

※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。

改めてクニエの特徴を表現すると

「NTTグループ100％子会社でグループリソースが使える事」

「65％以上がグローバル企業のプロジェクトである事」

「上場企業との取引が多く、70％以上がプライム案件（1次受け）である事」

「外資系ファームの出身者が多く在籍しており成長環境である事」

「研修制度も整っており、成長ステップが明確になっている事」

「実力主義で短期間で昇格、昇給が実現でる事」

などになります。

志望動機を参考になるように表現すると、

①グローバル企業だからこそ発生する課題解決に携わりたい

②日本企業が世界で活躍するための成長支援を行いたい

③アップorアウトではなく長期的キャリア形成の視点でコンサルスキルを磨きたい

といった内容であればクニエ社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。

9.クニエは激務なのか？

働き方は各個人の考え方を優先しているようです。

ただ、NTTグループ企業として休日・休暇や残業時間など労務管理されていますのでコンサルファームの中では働きやすい環境と言えます。

ただ、プロジェクトの種類や所属組織によっても異なりますので、気になる方は面接時に確認する事をおすすめします。 

10.クニエの評判は？

「激務」「年収低い」と評判もあるクニエコンサルですが実態は「年収も高く働きやすい」会社です。

「日本企業の社風で着実にコンサルスキルを身に着けたい」「未経験のコンサル領域経験を積みたい」などの志向性を持つ方には特に評判が良いです。

11.クニエは人気のある会社なのか？

クニエは知名度の高いコンサルティングファームであり人気があります

特に「地にグローバルな環境に関わりながらじっくりとコンサルタントとしての腕を磨きたい」と考えている方にとっては相性が良いです。 

12.クニエからの転職先は？

クニエはグローバル企業、製造業界に特に強いファームのため、

①大手コンサルティングファーム、②グローバル企業企画職、③製造業企画職への転職が多くなっています。

ベンチャー企業よりかは大手企業に対して、大手企業の中でキャリア構築されています。

↓コンサル業界への転職希望の方は下記をお読み下さい。

 【後悔したくない人へ】コンサル業界に強い転職エージェントの評判をエージェント経験者が解説 

＜参考リンク＞

クニエ　公式HP

https://www.qunie.com/