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みなさん、こんにちは。転職イロハ運営のタカです。
金融業界特化型№1コンサルティングファームであるシンプレクス株式会社について、
「設立された背景は?」
「サービス領域は?」
「タイトル別の年収レンジはどれくらい?」
「実際の働き方は激務か?」
「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い?それとも悪い?」
「募集要件には学歴が必須になっている?」
といったご相談を頂くことがあります。
当記事をお読み頂く事で
・シンプレクスの設立背景
・シンプレクスの会社概要
・シンプレクスの仕事イメージ
・シンプレクスの募集要件、選考内容
・シンプレクスの年収
・シンプレクスの評判
・シンプレクスの学歴基準
についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。
シンプレクスは、
「金融業界の最先端テクノロジーに関与しながらコンサルスキル、PM(プロジェクトマネジャー)スキルを身に付けて大幅な報酬アップも叶えたい」とお考えの方には人気のある企業です。
コンサル希望者の方は合わせて下記記事も読んでみてください。
【後悔したくない人へ】コンサル業界に強い転職エージェントの評判をエージェント経験者が解説
それではシンプレクスの合格方法を解説していきます。
※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。
シンプレクス株式会社は、金融機関の収益業務に関わるシステムのコンサルティング業務、システム開発業務等行う企業です。
金融業界にのみ特化しており、銀行・証券・資産運用・FX・保険会社等の市場系業務、特に株式等のディーリングシステム、債券等のトレーディングシステム、デリバティブのリスク管理システム等の「フロント」と呼ばれる業務領域のシステム開発、運用に圧倒的な強みを持っており、この分野では圧倒的な№1のポジショニングを獲得しています。
<企業名>
シンプレクス株式会社(Simplex Inc.)
<代表者>
代表取締役社長(CEO)金子 英樹氏
※一橋大学を卒業後、大前研一氏の影響でコンサルタントを志してアーサー・アンダーセン入社。金融機関向けプロジェクトに参画した後に、外資系金融企画のIT部門責任者を経てシンプレクスを創業。
<事業開始日>
1997年9月16日
<所在地>
〒105-6319
東京都港区虎ノ門1-23-1 虎ノ門ヒルズ森タワー19階
<従業員数>
865名(2021年4月1日現在)
<事業内容>
コンサルティングサービス、システム開発、運用保守
<設立背景>
外資系金融機関のハイテクノロジーを最先端でリードしてきたメンバーにより設立されました。高度なIT(情報技術)と知的ノウハウをナレッジとして蓄積しています。
1997年の創設から約8年での東証一部上場を果たした実績もあります。(現在はMBO※により非上場企業)
※MBO・・・マネジメントバイアウトはM&Aの手法の一つである。
会社経営陣が株主から自社株式を譲り受けたり、事業部門統括者が当該事業部門を事業譲渡されたりすることで、オーナー経営者として独立する行為である。MBO手法を用いて非上場化し自由度の高い経営へ切り替えるケースが多い。
コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。
金融業界に特化したデジタル領域のコンサルティングサービス支援、システム開発支援を行っております。
数多あるコンサルティングファームの中で金融業界向けコンサルでは業界№1のポジショニングを誇っています。
<主なサービス事例>
・生命保険会社システム刷新プロジェクト
・ 証券会社マーケティング戦略立案支援
・ メガバンク新規事業立上げ支援
・ 外資系損害保険会社IT戦略立案支援
・ 日系リース企業M&A支援
※シンプレクスではコンサルティング~実行まで全ての工程に携わる事が可能です。
サービス軸を中心に組織が分かれています。
<サービス区分>
■プロジェクトマネジャー・・・顧客ビジネスを成功に導くために「あるべき姿」の提案からシステム構築まで一気通貫に推進します。
■ソフトウェアディベロップメント・・・顧客の要求・期待を上回るための技術を追求しています。
■UI/UXデザインコンサルタント・・・常にユーザー目線でサービス構築、改善活動に取り組みます。
■インフラ/クラウドエンジニア・・・システム基盤構築、安定稼働実現とクラウドサービス活用構築支援を行います。
■数理工学エンジニア・・・金融工学、統計学、機械学習などを組み合わせながら社会課題解決に取り組みます。
■戦略コンサルタント・・・グループ会社のクロスピアコンサルティングと連携しながらAI・ブロックチェーン・クラウドなどの最先端テクノロジーを活用した戦略策定から実行支援までを一気通貫で行います。
↓グループ会社のクロスピアコンサルティングについては下記記事をお読み下さい。
クロスピアコンサルティングへの転職~年収、評判、選考内容をエージェント経験者が解説~
シンプレクスの年収は大手ファームと同等の水準と考えておくと良さそうです。
アナリスト:550~700万円
コンサルタント:650~800万円
シニアコンサルタント:750~1000万円
マネージャー:900~1400万円
シニアマネージャー:1300~1750万円
プリンシパル:1800~2000万円
エグゼクティブプリンシパル:2000~2600万円
※平均して年間50~100万円ペースで年収アップします。
年収1000万円を超える社員が30%を超えており、高年収な企業としても有名です。
面接では「なぜシンプレクスに興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。
特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。
主な特徴としては、
①金融業界のハイテク開発にコンサル、PMとして携わる事ができる
②コンサルティング~要件定義~システム開発~運用保守~改善提案まで全フェーズを一気通貫で対応できる
③個人の成長を支援する組織文化があり中途入社でも馴染みやすい
等があります。
コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。
大手ファームと比較すると採用要件は緩い印象です。
コンサル経験、Sier経験、PM経験、システム開発経験が1年以上あれば基本的に合格ライン。コンサル未経験でも事業会社における企画業務経験があれば合格ラインとなります。
具体的な募集要項として、
・コンサル、Sier、PM、システム開発経験者採用の場合は、
同業他社での職務経験または準ずる経験のある方
・未経験者の場合は、
事業会社にて企画系の業務経験をお持ちの方。
親和性が高い経験は「金融業界における専門職経験」「事業会社における経営企画・新規事業経験」などのようです。
採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。
学歴には自信が無いけどコンサルファームの立上げ経験を積みたい方にとってはチャンスと言えます。
実際に専門学校卒、短大卒の学歴の方も多く本当の意味で実力主義の会社と言えます。
全ての選考をWEBにて実施されています。
適正検査(GABイメージ)はございますが、ケース面接はありません。
ただ、面接官によっては口頭でのディスカッション(ケース面接に近い問答)を行う事もありますので
基本的なケース面接対策する事をおすすめします。
書類選考後、一次:人事or部門面接 二次: 部門面接+適性検査(GABのようなもの) 三次: 部門面接
通常は書類選考後→面接3回を目安に選考が行われます。
一次:現場(マネジャークラス+人事)
二次:現場(マネジャークラス+適性検査)
最終:パートナークラス
のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。
※適性検査はシンプレクス社が独自に使用している形式(GABに近いイメージ)です。
シンプレクスで聞かれる質問について押さえておきましょう。
特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。
① 今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
② 各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)
③ コンサル業界、金融業界への興味・関心
④ シンプレクスへの志望動機(間接的にシンプレクスへの理解を確認されます)
⑤ 5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか
⑥ シンプレクスの強み、弱みは何だと理解されているか
については事前準備をしっかり行いましょう。
コンサルファームの中でもどうしてシンプレクスなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。
※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。
改めてシンプレクスの特徴を表現すると]
「金融業界向けコンサルティングサービスで圧倒的№1である事」
「テクノロジー・デジタルに強みを持ち質の高い開発力を保持する事」
「安定的に年収アップできる事」
などになります。
志望動機を参考になるように表現すると、
① ヒト・モノ・カネの「カネ」を牛耳る金融業界の課題解決に携わり世の中を変えたい
②戦略企画・立案のみではなく実行・開発フェーズまで関わりたい
③アップorアウトではなく長期的キャリア形成の視点でコンサル、PMスキルを磨きたい
④質の高いテクノロジー開発、システム開発の業務スキルを磨きたい
などの内容であればシンプレクス社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。
働き方は各個人の考え方を優先しているようです。
ただ、実力主義な社風と残業時間60時間超の社員も散見される事から、ある程度ハードワークする覚悟は必要です。
所属組織によっても異なりますので、気になる方は面接時に確認する事をおすすめします。
実力主義のシンプレクスでは仕事の成果が報酬に反映されます。
そのため「公平な環境でコンサル、PMスキルを身に付けたい」と考えている方には評判が良いです。
また、金融業界向けに特化したナレッジが蓄積されるため、金融業界で汎用的なスキルを身に付けたいと考えている方にも人気があります。
金融業界、暗号資産業界、ブロックチェーン業界に興味のある方からは圧倒的№1の人気です。
特に「着実に報酬アップしながら金融業界に対する課題解決、未来構想に携わりたい」と考えている方にとっては相性が良いです。
シンプレクスは社員の定着率も高く、転職先の傾向性が強いわけではありませんが、
①大手コンサルティングファーム、
②大手金融機関企画職、情報システム部門 のポジションが多くなっています。
ベンチャー企業よりかは大手企業に対して、大手企業の中でキャリア構築されています。
↓コンサルティングファーム転職で年収アップしたい方は下記記事もご参照ください。
【後悔したくない人へ】コンサル業界に強い転職エージェントの評判をエージェント経験者が解説
<参考リンク>
シンプレクス 公式HP