フロンティア･マネジメント の年収・評判・残業・採用難易度とは？~専門エージェントが解説~

多様なバックグラウンドをもった専門家集団であるフロンティア･マネジメント について、

「サービス領域は？」

「タイトル別の年収レンジはどれくらい？」

「実際の働き方は激務か？」

「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い？それとも悪い？」

「募集要件には学歴が必須になっている？」

といったご相談を頂くことがあります。

当記事をお読み頂く事で

・フロンティア･マネジメントの会社概要

・フロンティア･マネジメントの仕事イメージ

・フロンティア･マネジメントの募集要件、選考内容

・フロンティア･マネジメントの年収

・フロンティア･マネジメントの評判

・フロンティア･マネジメントの学歴基準

 についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。

特に、M＆Aのアドバイザリーで終わらず、買収実行後の戦略立案支援、常駐しながらの実行支援まで関わる事が特徴です。

経営者の視点から企業価値を高める事にこだわり、ビジネス・金融・会計・法律など、各分野のエキスパートで１つのチームを組成して事業成長・事業再生支援をしていきます。

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それではフロンティア･マネジメントの合格方法を解説していきます。

※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。

1.フロンティア･マネジメントってどんな会社？

■会社特徴

経営者の視点から企業価値を高める総合的なコンサルティングファームとして「経営コンサルティング」「M＆Aアドバイザリー」をワンストップでサービス支援しています。

「経営コンサルティング」または「M＆Aアドバイザリー」のいずれかに特化したファームが多い中でワンストップでサービス支援できる事が特徴です。

社内には会計、法律を中心とした専門家も在籍しており、協業しながら顧客支援を進めていきます。 

1.1 フロンティア･マネジメント概要

＜企業名＞

フロンティア･マネジメント株式会社

（英語表記：Frontier Management Inc.）

＜代表者＞

・大西 正一郎氏

※弁護士。2003年に再生ファンドである産業再生機構に入社し、マネージングディレクターに就任。2007年にフロンティア･マネジメントを設立。

・松岡 真宏氏

※野村総合研究所、バークレイズ証券、UBS証券を経て2003年に再生ファンドである産業再生機構に入社し、マネージングディレクターに就任。2007年にフロンティア･マネジメントを設立。

＜事業開始日＞

2007年1月4日

＜所在地＞

〒106-6241

東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー41階

＜従業員数＞

285名（グループ連結）(2022年3月末日現在)

＜事業内容＞

経営コンサルティング事業

ファイナンシャル・アドバイザリー事業

再生支援事業

制度関連助言業務

教育研修事業

資金支援業務

2.フロンティア･マネジメントの組織はどうなっている？

コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×機能の組織区分」を知る事が重要です。

2.1 総合系or専門系？

戦略領域、M＆A領域に強みを持つ総合系コンサルティングファームです。業界は広く対応しています。

＜主なサービス事例＞

・経営コンサルティング事業

・ファイナンシャル・アドバイザリー事業

・再生支援事業

2.2 業界×機能の組織区分は？

サービス軸で分かれています。

※HP上で組織図が公開されています。

https://www.frontier-mgmt.com/wp-content/uploads/2022/02/organization_20220210.pdf

 ＜サービス軸＞

・コーポレート戦略部門

・マネジメントコンサルティング部門

・経営執行支援部門

・ファイナンシャルアドバイザリー部門

3.フロンティア･マネジメントの年収はどれくらい？

フロンティア･マネジメントの年収は大手ファームよりも高い水準と考えておくと良さそうです。

3.1 タイトル別年収イメージ

アソシエイト・・・500～950万円

アソシエイトディレクター・・・800～1,150万円

ディレクター・・・1,000～1,550万円

シニアディレクター・・・1,300～1,950万円

マネージングディレクター・・・1,800～2,400万円

※成果に対する評価が明確なので短期間で昇給・昇格が可能です。 

4.フロンティア･マネジメントと他ファームとの違いは？

面接では「なぜフロンティア･マネジメントに興味を持ったのか？」と聞かれる事が多くあります。特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。

主な特徴としては、

①「コンサルティング」と「M＆Aアドバイザリー」をワンストップ支援している

②企画提案のみのコンサルでは無く顧客に経営側で常駐し実行に関わる

③事業再生支援の実績、ナレッジが豊富にある

④実力主義で大手ファームよりも短期間で昇格、昇給ができる

等があります。

5.フロンティア･マネジメントの募集要項は？

コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。

ただ、比較的採用難易度の高いファームです。 

5.1 募集要項詳細

 大手ファームと比較すると採用要件は厳しい印象です。

 公認会計士 ・米国公認会計士 ・税理士などの資格があると優遇されます。

具体的な募集要項として、

・コンサル経験者採用の場合は、

M＆Aアドバイザリーや大手ファームでの職務経験または準ずる経験のある方

・未経験者の場合は、

大手事業会社にて戦略立案・事業開発、M＆Aに携わった経験のある方

となっております。

5.2 学歴基準詳細

採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。

但し、実際に合格している方は「GMARCH以上」が多いです。

6.フロンティア･マネジメントの選考プロセスはどうなっている？

WEB、対面にて実施されています。 

6.1 適性検査、ケース有無

適正検査はありますがケース面接はありません。

ただ、口頭による受け答えの中で論理的思考力を測られます。

6.2選考プロセス

通常は書類選考後→面接2～3回を目安に選考が行われます。

適性試験：WEBテスト（SPI）

一次：シニアディレクタークラス

二次：シニアディレクタークラス

最終：マネージングディレクタークラス

のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。 

7.フロンティア･マネジメントの面接で聞かれることは？

フロンティア･マネジメントで聞かれる質問について押さえておきましょう。

特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。

①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介

②各経歴の深堀り（なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか）

③事業再生業務、M＆Aファームへの志望動機

④フロンティア･マネジメントへの志望動機（間接的にフロンティア･マネジメントへの理解を確認されます）

⑤5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。

⑥フロンティア･マネジメントの強み、弱みは何だと理解されているか。

準備を入念に行うのもコンサルタントに求められるスキルの一つですのでしっかり準備しておきましょう。 

8.フロンティア･マネジメントへの志望動機の伝え方は？

コンサルファームの中でもどうしてフロンティア･マネジメントなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。

※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。 

改めてフロンティア･マネジメントの特徴を表現すると

「コンサル、M＆Aをワンストップで経験できる事」

「事業再生という希少価値の高い経験が積める事」

「経営者に近い責任、報酬体系で働ける事」

「実力主義で短期間で昇給・昇格が可能である事」

などになります。 

志望動機を参考になるように表現すると、

①事業再生を通して日本の国力増強に貢献したい

②将来的に経営者を目指したい

③現職では5年かかる成長曲線を１年以内に達成したい

④戦略企画・立案のみではなく実行に関わりたい

などの内容であればフロンティア･マネジメントが求めている人材像にも合ってくるでしょう。

9.フロンティア･マネジメントは激務なのか？

規模の大きな案件が多く激務ですが基本的に土日は休みです。

平日も徹夜などはありませんので、労務環境は守られていますがビジネスパートナーのレベルも高くクイックな対応を求められるケースが多くあります。

ただ、報酬還元率も高く、経営者に近い経験も積めるため総合的に満足して働いている方が多いです。

10.フロンティア･マネジメントの評判は？

事業再生に対して社会意義を感じる方も多く評判は良いです。

さらに「コンサルティング支援」と「M＆Aアドバイザリー支援」の両方を一気通貫で提供する企業は少ないため「短期間で密度の濃い経験を積んで市場価値を高めたい」と考える方には非常に評判が良いです。

11.フロンティア･マネジメントは人気のある会社なのか？

事業再生機能を持つファームとしては非常に人気があります。

特に顧客に常駐して実行支援も行うため「将来的に経営者として大成したい」と考えている方にとっては相性が良いです。

12.フロンティア･マネジメントからの転職先は？

フロンティア･マネジメントに入ればキャリアに困る事はありません。

①大手事業会社CXO職、

②大手コンサルティングファーム（戦略、業務）

③大手アドバイザリーファーム（M＆A）

への転職が多くなっています。 

＜参考リンク＞

フロンティア･マネジメント　公式HP

https://www.frontier-mgmt.com/