「やばい」と噂されているコンサルティングファームであるビジョンコンサルティング株式会社について、
「サービス領域は?」
「タイトル別の年収レンジはどれくらい?」
「実際の働き方は激務か?」
「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い?それとも悪い?」
「募集要件には学歴が必須になっている?」
「具体的な数値から実態を知りたいのですが?」
といったご相談を頂くことがあります。
結論からお伝えすると
①エンジニアとしての開発経験、
②プロジェクトマネジメント、
のいずれかの経験がありコンサルティング業界を目指す方は選考を受ける事をおすすめします。
残業時間も20時間以内に抑えられており、離職率も10%を下回る働きやすい企業です。
従業員は900名と大規模ですが、まだまだベンチャー気質のある成長環境と言えます。
2024年には従業員1000名/売上100億を超える見通しです。
特に学歴に自信のない方(例えば高卒の方)でもITエンジニア、プロジェクトマネジメント経験があれば高い合格率が期待できます。
コンサルティング業界への転職成功率を上げたい方は、
を利用する事をおすすめします。(もちろん登録、相談すべて無料です)
当記事をお読み頂く事で
・ビジョンコンサルティングの会社概要
・ビジョンコンサルティングの仕事イメージ
・ビジョンコンサルティングの募集要件、選考内容
・ビジョンコンサルティングの年収
・ビジョンコンサルティングの評判
・ビジョンコンサルティングの学歴基準
についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。
特に、非上場企業で大規模なファームであり、独立運営可能な資本状態にあるため「拡大成長期の日系ファームにて新規事業とコンサルティングキャリアを積み上げて行きたい」とお考えの方には最適の会社です。
非上場企業で小規模なファームであり、独立運営可能な資本状態にあるため「拡大成長期の日系ファームにて新規事業とコンサルティングキャリアを積み上げて行きたい」とお考えの方には最適の会社です。
↓コンサル希望者の方は合わせて下記記事も読んでみてください。
【保存版】コンサル業界転職におすすめの転職エージェントを「中の人」が徹底解説!
転職失敗しないためにコンサルタントについて正しく解説~現役転職エージェントが徹底解説~
【コンサル転職】おすすめ転職エージェント20選|得意領域別にご紹介
それではビジョンコンサルティングの合格方法を解説していきます。
※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。
■会社特徴
ビジョンコンサルティングは「新規事業」「コンサルティング」の2軸で事業を展開しています。
非上場企業であり、外部資本が少ないため、中長期的な企業運営を独立性を保ちながら進めている事も大きな特徴です。
退職を推奨するような風土はなく、高い昇給率も期待できる会社です。
コンサル組織とは別に営業組織も持っているため、新規のプロジェクト獲得力が高く、コンサルタントはプロジェクトのデリバリーに専念できる環境です。
言い方を変えると真のユーザーファーストを実現できるコンサルティングファームと言えます。
<企業名>
株式会社ビジョン・コンサルティング
<代表者>
代表取締役 佐藤 大介氏
取締役 三浦 大輝氏
島田 恵麻氏
<事業開始日>
2014年2月
<所在地>
東京本社
〒106-0032 東京都港区六本木6丁目10-1 六本木ヒルズ森タワー39階
西日本支社
〒545-6031 大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1丁目1-43 あべのハルカス
中部支社
〒460-0008 名古屋市中区栄3-15-33 名古屋栄ガスビルディング
ロサンゼルス支社
California, Los Angeles – Union Bank Plaza, 445 S. Figueroa, 31st Floor,
Los Angeles, 90071, USA
シンガポール支社
Level 17, Frasers Tower, 182 Cecil Street, Singapore, 069547, Singapore
<従業員数>
668名(2022年3月1日時点)
896名(2023年9月1日時点)
<事業内容>
多様な業界に対する戦略から業務・IT・に至るまでの豊富なコンサルティングサービスを行っています。
総合ファームとしては小規模であるため、裁量権も大きく、社員の成長を全社で支援する組織文化があります。
製造業界、通信業界、金融業界と特に強い関係構築をしていますが、他業界も含めて拡大をしていく予定です。
具体的には下記領域における経営コンサルティングサービスを提供しています。
・戦略コンサルティング
・業務コンサルティング
・ITコンサルティング
・システムインテグレーション
・新規事業開発
<取引企業規模>
東証プライム市場、ニューヨーク証券取引所、NASDAQ上場企業etc
コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。
<他社との違い>
①スピード感のある規模拡大をしている
創業から黒字経営を継続し業界トップクラスの急速な成長を遂げています。
2024年には売上100億円、従業員数 1,000名を超える見込みです。
②適正な評価制度
「本人・上司・人事・顧客による360度評価」を運用し明瞭性かつ公平性ある評価制度を実現しています。
③コンサル未経験でも十分な育成環境
・入社前研修
教育担当により『キャリア』『スキル』の棚卸を実施しコンサルタントとして成果を出すために大切な『マインド』や『コミュニケーションスキル』等の研修を実施します。
・コンサルティング研修
入社オリエンテーション時に様々なテーマの研修を実施しています。 講師陣はいずれも、顧客より高評価を得ている現役コンサルタントです。 第一線で活躍するために必要な『活きたノウハウ』を体系的に学びます。
・カウンセラー制度
入社後、コンサルタントがマンツーマンでカウンセラーとして相談に乗ります。プロジェクト上の相談はもちろん、自身の課題やキャリア相談など、抱える悩みも相談可能です。
・ナレッジ共有
過去のコンサルティング事例をナレッジ情報として一元管理し、他プロジェクトに活用できる仕組みを用意しています。
総合系ファームとして全ての業界に対して全てのサービスを提供しています。
主要領域として「新規事業支援」「IT領域」コンサルティングに力を入れています。
<主なサービス事例>
・経営戦略立案支援
・ マーケティング戦略立案支援
・ 新規事業立上げ支援
・ IT戦略立案支援
・ M&A支援
サービス軸を中心に組織が分かれています。
ただ、実態としてはワンプール組織のようになっておりキャリア構築の柔軟性が高い企業です。
<組織区分>
・コンサルティング部
・テクノロジー部
・シンクタンク部
・ビジネス推進部(営業G、アサインG、パートナーG)
ビジョンコンサルティングの年収は大手ファームよりも100万ほど低い水準と考えておくと良さそうです。
ただ、実力主義の要素が強いため実績次第では大手ファームを上回る年収を得る事ができます。
3.1タイトル別年収イメージ
アソシエイト・・・500~600万円
シニアアソシエイト・・・600~800万円
マネジャー・・・800~1200万円
アソシエイトプリンシパル・・・1200~1500万円
パートナー・・・1500~3000万円
※実力次第で2000万以上の報酬を得る事が可能です。
平均昇給率も10%を超えているため、昇給ペースは早いと言えます。
面接では「なぜビジョンコンサルティングに興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。
特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。
主な特徴としては、
①コンサルティングのみではなく新規事業支援にも力を入れている
②小規模ファームに関わらず大手企業との取引が多く経験を積むチャンスが多い
③実力主義で大手ファームよりも短期間で昇格、昇給ができる
等があります。
コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。
大手ファームと比較すると採用要件は緩い印象です。
コンサル経験が1年以上あれば基本的に合格ライン、コンサル未経験でも事業会社における企画業務経験やSierなどのコンサルに準ずる経験などがあれば合格ラインとなります。
具体的な募集要項として、
・コンサル経験者採用の場合は、
同業他社での職務経験または準ずる経験のある方
・未経験者の場合は、
事業会社にて企画系の業務経験をお持ちの方
親和性が高い経験は
「経営企画・新規事業経験」
「Sier、事業会社IT部門のシステム開発、PM経験」
などです。
採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。
学歴には自信が無いけどコンサルファームの立上げ経験を積みたい方にとってはチャンスと言えます。
対面、WEBにて実施されています。
適性検査、ケース面接ともにありません。
ただ、面接官によっては口頭でのディスカッション(ケース面接に近い問答)を行う事もありますので
基本的なケース面接対策する事をおすすめします。
通常は書類選考後→面接2回を目安に選考が行われます。
一次:マネジャークラス+人事
最終:取締役クラス
のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。
ビジョンコンサルティングで聞かれる質問について押さえておきましょう。
特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。
①今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
②各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)
③コンサルファーム業界への志望動機
④ビジョンコンサルティングへの志望動機(間接的にビジョンコンサルティングへの理解を確認されます)
⑤5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。
⑥ビジョンコンサルティングの強み、弱みは何だと理解されているか。
⑦過去の経験で活かせる強みは何か、苦境を乗り越えたエピソードはあるか。
については準備しておきましょう。
コンサルファームの中でもどうしてビジョンコンサルティングなのか、は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。
※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。
改めてビジョンコンサルティングの特徴を表現すると
「コンサルサービスと新規事業支援を経験できる事」
「非上場企業で内部資本である事」
「実力主義で短期間で昇格、昇給が実現できる事」
「小規模組織にも関わらず上場企業との取引が多い事」
などになります。
志望動機を参考になるように表現すると、
①戦略企画・立案のみではなく実行フェーズまで関わり顧客の課題解決をしたい
②現職では5年かかる予定の昇格を成果主義の貴社にて3年以内に実現したい
③自由度の高い働き方をしながらコンサルスキルを磨きたい
などの内容であればビジョンコンサルティング社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。
働き方はメリハリもあり各個人の考え方を優先しているようです。
ただ、平均残業時間は20時間以内に収まっている事が多いようですのでコンサルファームの中では働きやすい環境と言えます。所属組織によっても異なりますので、気になる方は面接時に確認する事をおすすめします。
「やばい」と評判もあるビジョンコンサルティングコンサルですが実態は「やばくない」会社です。
「アグレッシブに働いて短期間で昇給昇格をしたい」
「未経験のコンサル領域経験を積みたい」
などの志向性を持つ方には特に評判が良いです。
本当に「やばい」会社でしたら10年で900名まで拡大する事はないでしょう。
大手ファーム比較で知名度は高く有りませんが人気は上昇しています。
特に「ベンチャー規模のコンサルファームにて裁量を持ちながらキャリアを築いていきたい」と考えている方にとっては相性が良いです。
ビジョンコンサルティングから転職する先は
①大手コンサルティングファーム
②事業会社企画職
③事業会社新規事業開発室
のポジションが多くなっています。
ITエンジニア、プロジェクトマネジメント経験がありコンサル業界にどうしても入りたい方は選考を受ける事をおすすめします。
また、ベンチャー企業よりかは大手企業へ転職するケースが多いです。
<参考リンク>
ビジョン・コンサルティング 公式HP