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コンサルティングファームのうち数少ない上場企業であり「日経株価指数 300」構成銘柄に選定されたベイカレントコンサルティング社について徹底解説致します。
先に結論をお伝えすると、
①どうしても年収アップしたい
②どうしても未経験でコンサル業界に入りたい
③どうしてもキャリアの幅を広げたい
と考える方は最後までお読みください。
学歴に自信があり、大手企業に在籍している方は合格率が高いため是非チャレンジ下さい。
長い歴史の中で「年収が高い」「営業しなくて良い」「やばい」と噂されているコンサルティングファームであるベイカレントコンサルティング株式会社について、
「設立された背景は?」
「サービス領域は?」
「タイトル別の年収レンジはどれくらい?」
「実際の働き方は激務?」
「入社された方からの評判や転職市場での評価は良い?それとも悪い?」
「募集要件には学歴が必須になっている?」
といったご相談を頂くことがあります。
当記事をお読み頂く事で
・ベイカレントコンサルティングの設立背景
・ベイカレントコンサルティングの会社概要
・ベイカレントコンサルティングの仕事イメージ
・ベイカレントコンサルティングの募集要件、選考内容
・ベイカレントコンサルティングの年収
・ベイカレントコンサルティングの評判
・ベイカレントコンサルティングの学歴基準
についての実態を理解し、面接合格に大きく近づくことができます。
結論としてプライム上場企業であり「日経株価指数 300」構成銘柄にも選定されるだけあり、やばい会社ではありません。
特に、
・ワンプール制度(アサインにあたり業界、職種の組織区分を設けない制度)にてキャリア構築の柔軟性を持ちやすく
・コンサルティング業界においてトップクラスの年収レンジを持つコンサルティングファームですので、
キャリアの方向性を変えながら年収を大幅にアップしたい方にはおすすめの会社です。
コンサル希望者の方は合わせて下記記事も読んでみてください。
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それではベイカレントコンサルティングの合格方法を解説していきます。
※実際に入社されている方やホームページ情報を元に解説を進めていきます。
コンサルタント約3,000名をかかえながら高稼働率(約90%)を担保しています。
ベイカレント・コンサルティングは中堅Sierとして設立、事業運営されておりましたが大手ファームから移籍してきたメンバーを中心にコンサルティングファームとして上場するほどまでに事業基盤を拡大してきました。
その成長要因は、優れた事業戦略と社員の優秀さにあります。
昨今のIT投資拡大の流れで、各総合コンサルファームが「IT投資ありきの提案」をする事が多い中で、ベイカレントは経営課題ニーズを汲み取ったソリューション提供をしています。
クライアントファーストの姿勢を重要視しており、クライアントから評価され、高いリピート率を誇っています。
<企業名>
株式会社ベイカレントコンサルティング
<代表者>
代表取締役社長 阿部 義之氏
※元野村総合研究所
取締役 関口 諭氏
※元マッキンゼー
ハイテク・通信を中心に新規事業計画立案、デューデリジェンス、オペレーションコストの最適化等に従事している。
執行役員 北風 大輔氏
※元外資系ITベンダー、大手PEファンド
金融、消費財を中心に、戦略立案から実行支援まで多くのテーマに従事。特に、業務プロセス改革、リスク管理、IT戦略、経営統合を強みとしている。
執行役員 則武 譲二氏
※元ボストン コンサルティンググループ
全社・事業戦略の策定、新規事業の立上げ、マーケティング・営業改革等のテーマに従事。
特に、マーケティング・営業改革を始めとする攻めの戦略策定・実行を強みとしている。
<事業開始日>
1998年3月25日
<所在地>
東京都港区虎ノ門1-23-1虎ノ門ヒルズ森タワー9階
<事業内容>
多様な業界に対する戦略から業務・ITに至るまでの豊富なコンサルティングサービスを行っています。
総合ファームとしては日本発であり、長年にわたる経験で培った知見・洞察やネットワークを最大限に活かし、あらゆる側面から総合的にクライアント企業の変革をサポートしています。
<設立背景>
日本発の総合コンサルティングファームとして、政府や様々な業界を代表する企業の抱える課題を解決するために設立されました。
創業以来、ベストプラクティスの提示にとどまらず、クライアント固有の企業風土・価値観を共有して伴走する真のパートナーとして、戦略策定から企画・実行支援まで総合的に支援しております。
・1998年3月
経営・業務とITに関するコンサルティング、システムインテグレーション及びアウトソーシングを事業目的とした、有限会社ピーシーワークスを設立(神奈川県藤沢市)。
・2000年6月
有限会社ピーシーワークスが株式会社ピーシーワークスに組織変更。
・2002年3月
本社を東京都新宿区に移転。
・2006年12月
株式会社ピーシーワークスから株式会社ベイカレント・コンサルティングへと商号変更。
・2014年4月
バイロン・ホールディングス株式会社を設立(東京都港区)。
・2014年6月
旧株式会社ベイカレント・コンサルティングの全株式を取得して、同社を完全子会社とする。
・2014年6月
バイロン・ホールディングス株式会社がベイカレント・コンサルティング株式を全部取得して、ベイカレント・コンサルティングはバイロン・ホールディングス株式会社の完全子会社となる。
・2014年8月
本社を東京都港区に移転。
・2014年10月
旧株式会社ベイカレント・コンサルティングを吸収合併し、同日、株式会社ベイカレント・コンサルティングに商号変更。
・2014年10月
バイロン・ホールディングス株式会社がベイカレント・コンサルティングを吸収合併し、消滅会社となる。
・2016年9月
東京証券取引所マザーズ(現グロース市場)に株式を上場。
・2018年12月
東京証券取引所市場第一部(現プライム市場)へ市場変更。
コンサルファームの組織を理解するためには「総合系or専門系」と「業界×サービスの組織区分」を知る事が重要です。
総合系ファームとして全ての業界に対して全てのサービスを提供しています。
主要領域として「戦略」「IT」コンサルティングに力を入れています。
プロジェクト獲得専門の組織もあり、強い営業力で案件獲得をしています。
<主なサービス事例>
・経営戦略立案支援
・ マーケティング戦略立案支援
・ 新規事業立上げ支援
・ IT戦略立案支援
・ M&A支援
コンサルティングサービス組織は業界×職種の区分は設けられておりません。
「ワンプール制度」を採用しており、「ITのプロジェクト経験が無くても戦略案件でアサインされたり」とキャリアの方向性をコントロールしやすい制度になります。
また、コンサルティングサービス組織以外にはプロジェクト獲得を担うセールス部門がございます。
そのためコンサルティングサービス組織は営業活動をしなくても良い魅力もございます。
ベイカレントコンサルティングの年収はビッグ4よりも100~300万ほど高い水準と考えておくと良さそうです。
コンサルタント・・・年収550~800万円
シニアコンサルタント・・・750~1100万円
マネジャー・・・1000~1500万円
シニアマネジャー・・・1400~2000万円
パートナー・・・2000万円~
エグゼクティブパートナー・・・3000万~
※特に内定通知のタイミングでサインオンボーナス(一時金)を積極的に出す事で有名です。
ベイカレントは大手ファームと比較してもアグレッシブに年収アップを提示する会社です。
入社時のみではなく、入社後も成果に応じた報酬が支払われるため、生涯年収を高めたいと考える人は相性が良いと言えます。
面接では「なぜベイカレントコンサルティングに興味を持ったのか?」と聞かれる事が多くあります。
特徴を押さえながらご自身のお考えに合う回答を持っておきましょう。
主な特徴としては、
① ワンプール制によりキャリア構築の柔軟性がある
② 実力主義で大手ファームよりも短期間で昇格、昇給ができる
③ 営業組織が別にある事で先々のキャリアを考えても、プロジェクトマネジメントに専念する事ができる
等があります。
コンサル経験のある方のみならず未経験の方も積極的に採用しています。
大手ファームと比較すると採用要件は緩い印象です。
コンサル経験が1年以上あれば基本的に合格ライン、コンサル未経験でもSierなどの準ずる経験や事業会社における企画業務経験などがあれば合格ラインとなります。
具体的な募集要項として、
・コンサル経験者採用の場合は、
同業他社での職務経験または準ずる経験のある方
・未経験者の場合は、
事業会社にて企画系の業務経験をお持ちの方。(但し20代の方は企画経験無しでも可)
となっております。
採用基準として、明確に「○○以上の学歴」と線引きしている訳では無いようです。
学歴には自信が無いけどコンサルファームの立上げ経験を積みたい方にとってはチャンスと言えます。
但し、20代前半などの若い方についてはMARCH以上の合格者数が多いと聞きます。
全ての選考がWEBで実施されています。
適性試験は一次面接と同じタイミングで実施され、面接の中でケースが行われる事があります。
テーマ例として「グローバル企業の代表からIOTを用いた収益改善策を出してほしい」と言われた際の施策について15分考えて、15分で回答を行うといったイメージです。
※ケース面接については基本的な準備をしておく事をおすすめ致します。
通常は書類選考後→面接2~3回を目安に選考が行われます。
一次:現場(マネジャークラス)、二次:人事、三次:執行役員クラス のように選考プロセスが進む中でタイトルの高い社員が出てきます。
※適性検査はGAB のようです。
※25歳以下の方は論述問題もあります。(5分で考えて、5分で回答する簡易なケース内容)
ベイカレントコンサルティングで聞かれる質問について押さえておきましょう。
特に志望動機は重要ですので項目を分けて「8」で解説致します。
① 今までの経歴、現在の仕事を含めた自己紹介
② 各経歴の深堀り(なぜその会社を選び、どのような業界、顧客を担当していたのか)
③ コンサルファームへの志望動機
④ ベイカレントコンサルティングへの志望動機(間接的にベイカレントコンサルティングへの理解を確認されます)
⑤ 5年後どうなっていたいか。何を実現していたいか。
⑥ ベイカレントコンサルティングの強み、弱みは何だと理解されているか。
は準備をしておきましょう。
コンサルファームの中でも「どうしてベイカレントコンサルティングなのか?」は必ず聞かれますので答えられるように整理しておきましょう。
※ホームページは一通り確認し、「どこに興味を持ったのか」は自身の言葉で話せるようにしておきましょう。
改めてベイカレントコンサルティングの特徴を表現すると「日本発総合ファームで上場企業である事」「ワンプール制度でキャリア構築の柔軟性がある事」「実力主義で短期間で昇格、昇給が実現できる事」「プロジェクト組織と営業組織が分かれており役割が明確な事」などになります。
志望動機を参考になるように表現すると、
① 今までは○○の経験がメインだが、今後は△△の経験を積みたい
② 現職では5年かかる予定の昇格(昇給)を成果主義の貴社にて3年以内に実現したい
③ プロジェクトに専念して、営業活動は役割から外したい
などの内容であればベイカレントコンサルティング社が求めている人材像にも合ってくるでしょう。
平均残業時間は20時間程度です。
働き方は各個人の考え方を優先しているようです。自宅の方が働きやすい方は自宅、出社した方が働きやすい方は出社するイメージです。
ただ、タイトルや時期によっても異なりますので、気になる方は面接時に確認しておくと良いかも知れません。
※有給休暇以外にもシックリーブ(病気休暇)、産休・育休制度、介護休暇制度、時短勤務制度など長期就業をしやすい制度が整っています。
「やばい」と評判のベイカレントですが「短期で昇格、昇給を目指したい」「未経験のコンサル領域経験を積みたい」などの志向性を持つ方には評判が良いです。
急成長企業によくある話ですが「売上急拡大による人員急増」にて一人ひとりのケアは少し弱くなる事業フェーズでもありますので、その点を理解しつつ、志向性(キャリア方針、実力主義)が本当に合うようでしたらキャリアハイに繋がるファームとなります。
人気があります。特に「上場企業かつ年収水準の高い企業」である事から、
市場価値=年収と考えている方にとっては相性が良さそうです。
また、ベイカレントにて5年ほど在籍する事で【大幅に年収アップ】して、その後のキャリア構築をしていく方もいらっしゃいます。
戦略、ITを主軸に置いたコンサルファームですので、
①大手コンサルティングファーム、②大手事業会社企画職 のポジションが多いようです。
※ベイカレントと比較して年収水準の高い会社はあまり有りませんのでご留意ください。
面接に自信の無い方は下記もご参照ください。
【転職活動中の人向け】面接で合格する4つの準備
<参考リンク>
ベイカレントコンサルティング 公式HP